マツダのアイデンティティとも言えるロータリーエンジンがなくなってから1年ちょっと
業績を回復したマツダは、やっぱりロータリーを作ってた！
マツダの関係者を直撃！ 「次世代ロータリーは2年以内に未発表モデルに搭載する」 - Autoblog 日本版
ロータリーエンジンのロングストローク化
―13B-MSPからの改良点は？
「トルクの増大と燃費の向上を目指して、エンジンのロングストローク化を行う」
―おにぎり状のローターが回転するロータリーエンジンにおいて、「ロングストローク化」とはどういうことなのか？
「レシプロエンジンにおけるストロークという概念は、ロータリーエンジンにはないが、作動室のトコロイド半径と偏心量を拡大することを指して、社内の技術部門がそう呼んでいる」
最近のエンジン改良のトレンド、ロングストローク化は低回転域のトルクと、燃料の燃焼を効率良く運動エネルギーに変えられるのがメリット
スバルも長年使っていたボクサーエンジンを少し前にロングストローク化したし、燃費と低回転トルクに難があったロータリーの改良に、マツダがロングストローク化を取り入れるのは自然じゃないかな
ただ、レシプロエンジンだとロングストロークにすることで高回転は難しくなっていくけど、ロータリーだとどの程度影響がでるんだろう
ロータリー独特の滑らかな回転上昇をできるだけ長く体験できるように、ある程度の回転数には対応して欲しいよね
未発表の新型車？
ロータリーエンジンは改良しても、一般的な車に向くようなエンジンではないと思うし、マツダも積むならスポーツだと思っていると思う
新型ロータリーでスポーツを作るなら、ロータリー搭載車らしく小さくまとめた車体に、トルクのあがったエンジンの小気味よさをあわせて、ひらひらと舞うような走りがいいんじゃないかな
そうすれば、マツダ車で評価が高い、車体と足回りの良さを活かすことができるし、ブランドイメージを牽引するスポーツになりそうだよね
具体的な発売時期を公表せずに2年以内ってしているあたり、まだまだ煮詰めていく必要があると思うけど、マツダの今後のロータリースポーツの方向性を決める車種になるだろうから仕上がりには期待しちゃうな
