燃費を売りに販売台数を増やしてきたトヨタ アクアがフィットに追い越されたのが9月
しかし、わずか2ヶ月ほどで逆襲が始まるかもしれない
AQUA G SPORTS Concept - YouTube
【発表記事はこちら】
燃費で勝つ アクアの存在意義
アクアの燃費35.4km/Lに対して、フィットハイブリッドの燃費は36.4km/Lと1km/L差
車自体の魅力で考えると、燃費スペシャルとして開発されたアクアの室内は、フィットに比べて狭く少し分が悪い・・・
現在はプリウスと並んでランキングのトップを走っているものの、このまま「燃費もフィット」という印象がついてしまえば、アクアの位置はかなり危ない
そんな中、東京モーターショーでアクアのマイナーチェンジが発表されるのではないかと言われている
その根拠とも言える大きな存在が、トヨタがスポーツ好きのために用意するアクアの「G’s」
こちらはすでにコンセプトモデルの動画も公開されて、発売間近
今までのモデルを見ると、車体剛性のUPやスポーツサスペンション、かなり攻めたデザインのエアロなど、スポーツの基本部分を徹底的に煮詰めたモデルになるはずで、プリウスに続いてトヨタのハイブリッドスポーツとなれば盛り上がるはず
そこで、アクア自体のマイナーチェンジも発表してフィットを超えれば、形勢が悪くなっている今の状況を一気にひっくり返すのも想像できなくないよね
実際にそうなったとするとホンダは、フィット発売の時かなりはっきりとトヨタをライバル視したコメントをしていたから、巻き返したい気持ちもあるだろうけど、現在の受注残を捌ききらないうちにはそれも難しいんじゃないかな
フィットが次の策を出してくるころには、「燃費のアクア」がユーザーにまた浸透していることも考えられるけど、これは先を走り、手を準備できるトヨタの余裕とも考えられそう
ホンダがN-WGN、S660で東京モーターショーの軽自動車ユーザーを狙っているのだとすれば、トヨタは普通乗用車ユーザーをかっさらう
あちらを立てればこちらが立たず
東京モーターショーはモデルごとの話題争いに注意してみるのも面白いんじゃないかな