トヨタが2015年に市販することを発表している、燃料電池車のコンセプトモデルが東京モーターショーに登場!
この車見逃したら、きっと時代に乗り遅れる
ここまで進んでいたんだ…「TOYOTA FCV CONCEPT」
【今後の開発計画についてはこちら】
コンセプトと言いながら、市販にかなり近いスタイルになっていると思うけど、この車で見なければならないのは中身!
TOYOTA FCV CONCEPT スペック
- 全長4870×全幅1810×全高1535mm。ホイールベース2780mm
- 定員4人
- 新型FCスタックの容積出力密度は、現行の実験車の2倍以上
- 高効率の昇圧コンバータを搭載し、モーターの小型化やFCスタックのセル数を削減
- 航続距離500km以上
- 水素ガスの充填にかかる時間は3分
- 外部給電能力があり、水素ガスが満タンであれば、一般家庭1週間分の電力を賄うことができる
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注目部分は太字にした、FCスタック
燃料電池車の構造については下の動画がわかりやすいので見て欲しいんだけど、つまりはエネルギーを今までの半分のサイズの発電設備で取り出せるようになったということ
これによって車内の居住空間を犠牲にせず、車を小さく、軽くすることができるようになる
そうなれば、出来上がる車の価格も抑えられるし、航続距離も伸びて、ガソリン車などと同じ感覚でユーザーが手に入れられる日も近づくよね
実際に車体寸法を見ても、以前よりかなり小さくなっているし、使い勝手に問題がありそうなところは見当たらない
それに加え、一般家庭一週間分の電力をこの車は供給可能
これは今後の生活を変える可能性もあると思う
東日本大震災があってから、外部給電機能がある電気自動車を三菱などが出しているけど、あくまでそれは緊急用で容量が少なかった
しかし、この車なら発電所と一緒に出かけるようなもの
電気がない場所に2、3日出かけ、帰ってくることも可能そうだし、活用方法は今後のアイディア次第でかなり広がるんじゃないかな
水素は石油燃料のように、持ち運びやすくないのが欠点ではあるけど、この車からは燃料電池を使った新しい生活も考えられそう
【燃料電池の仕組みをしりたい人はこの動画】