BMWのデザインアイコンといえば、楕円が2つならんだキドニー・グリル
1933年から使用されているデザインの歴史が、1本の動画にまとめられた
定番のグリルも80年前は縦長だった!
動画の最初に登場するのは、初めてキドニーグリルが採用されたBMW 303
この時はエンジンルームがかなり大きかったこともあって、今とはまるで違う形状をしている
それがどんどん横にのびていき、高さもなくなり…現在に
最近では横長の形を当たり前と感じていたけれど、一時期はグリルのセンター部分に細長く残るだけで、今ほどフロント全体のデザインを決めていたわけではなかった
このままの流れで進化をしていくと、いずれものすごく平たいキドニーグリルが普通になる時もくるのかな
現在でもグリルにシステムで制御するシャッターを取り付け、暖気時間を短くする装置がみられるから、エンジンの熱効率があがり冷却が不要になれば、グリルがいらない…なんてことも可能性としてはあるかも
その時BMWははたして、キドニーグリルを残すのか、なくすのか
歴史を守るなら維持し続けたほうがいいと思うけれど、進化の過程で必要がなくなったというのも、伝統あるメーカーの1つのゴールな気がするな