ジープが以前より話題の、ガラリと変わった新型チェロキーの日本導入を発表
どれを選ぶかで、イメージが変わってきそう
どれもワイルド けれどニーズによって、駆動が違う3グレード
▼新型ジープ チェロキー Trailhawk 試乗動画
▲チェロキー Longitude
▲チェロキー Trailhawk
▲チェロキー Limited
ジープ チェロキー グレード・価格・グレード別スペック
グレード・価格
- Longitude:379万0800円
- Trailhawk:429万8400円
- Limited:461万1600円
Longitude スペック
- エンジン:直列4気筒 2.4L
- 最高出力:177ps/6400rpm
- 最大トルク:23.4kgm/3900rpm
- ミッション:9速AT
- 駆動:FF
- 車重:1730kg
- 燃費:10.4km/L
Trailhawk スペック
- エンジン:V型6気筒 3.2L
- ミッション:9速AT
- 最高出力:272ps/6500rpm
- 最大トルク:32.1kgm/4300rpm
- 駆動:4WD
- 4WDシステム:リアロッキングディファレンシャル、斜面での速度を一定に保つ「セレクスピードコントロール」装備
- 車重:1990kg
- 燃費:8.8km/L
Limited スペック
- エンジン・ミッション・駆動は、Trailhawkを参照
- 4WDシステム:2速パワートランスファーによりトルクマネジメント。「4Lowモード」選択により、前後プロペラシャフトをロック
- 車重:1880kg(サンルーフ付1900kg)
- 燃費:8.9km/L
共通 スペック(一部スペックの括弧内はTrailhawk)
- 全長×全幅×全高:4630 × 1860(1905) × 1700(1740)mm
- ホイールベース:2700(2720)mm
- 最低地上高:180(220)mm
- 4WDモデルは、状況に応じて四駆と二駆を自動切替え、低燃費に
- 4WD制御モードは、Limitedがオート、スノー、スポーツ、サンド/マッドの4モード。Trailhawkはロックをプラスした5モード
- 衝突軽減ブレーキ「アダプティブクルーズコントロール」
- LaneSense車線逸脱警報プラス
- ParkSense縦列/並列パークアシスト
- 8.4インチタッチスクリーンナビ、音声ガイダンス、Bluetooth対応ハンズフリー通話、SMS送受信装備
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前型から大きくエクステリアが変わって、世界中で賛否がわかれている新型チェロキー
だけど、前型とは比較は以前の記事を見てもらうことにして、今回はそれ以外
【前型との比較はこちら】
とすると、次に気になってくるのは、3グレード展開なのに違いがありすぎるスペック
▲直列4気筒 2.4L タイガーシャーク マルチエア2 エンジン
▲V型6気筒 3.2L ペンタスターエンジン
▲ZF社製 9速AT
ミッションこそ全車共通の9速ATだけど、エンジンは2つ
これはFF、4WDのモデルでわけることができるけれど、どちらも高評価のエンジン
FFモデルに積まれる2.4Lマルチエア採用エンジンは、親会社FIATで好評の吸気量制御技術を使い、燃費とフィーリングを向上
▼FIAT マルチエア 解説動画
4WDに積まれる3.2L ペンタスターエンジンは、アメリカワーズ社「10ベストエンジン」を3年連続受賞する、3.6L ペンタスターのボア縮小バージョン
どちらも今チェロキーに採用するのに、ベストなエンジンだね
そして走行性能こそジープ、というブランドイメージどおりに、駆動方式もこだわりの3種類
FF、4WDという違いだけではなく、4WDもグレードによってシステムが違う
それに、4WDモデルのTrailhawkとLimitedでは、ボディサイズやホイールベース、最低地上高に、走行モード数まで違ってくるので注意が必要
この差は、新開発でブレーキ制御なども盛り込んだシステムを採用するLimitedが上級車的乗り味、リアデフロックなどオフローダーには定評があるシステムを採用するTrailhawkが走行性能重視とわけることができそう
どちらの4WDシステムも、4輪から2輪駆動への自動切り替えを採用し、燃費性能はあがっているので、ここはドライビングステージをしっかり考えて選びたいね
最後にインテリアを見ると、エクステリアと違い、落ち着きがある
思わず手応えを確かめたくなるようなステアリングは、ジープ伝統の雰囲気
ドライブしながらの感触にも、満足感がありそう
駆動方法、インテリア、そしてエクステリアまで、現在のジープの考えがバシバシ伝わってくる新型チェロキー
これを見たユーザーは、総合的にどんな判断をするかな
売れ行きが楽しみだね