マツダが開催した「新型デミオ プロトタイプ」の試乗会映像
コンパクトでもスポーティ!
幅そのままに高級感もプラス
マツダ 次期デミオ 試乗会スペック(括弧内は現行型との比較)
- 全長×全幅×全高:4060(+160)×1695(±0)×1500(+25)mm
- ホイールベース:2570(+80)mm
- エンジン:直列4気筒 1.5L
- 最高出力:75 ps
- 最大トルク:13.8 kgm
- ミッション:6速マニュアル
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はっきりとしたエクステリアデザインはわからないけれど、インテリアはバッチリ!
マツダの他モデルにも共通するインテリアは、コンパクトなデミオの雰囲気を、一回り上に感じさせてくれるんじゃないかな
リアシートの色合いは、もう少しはっきりさせたほうが質感があがりそうだから、このあたりは市販型に期待だね
室内空間は、大幅に大きくなった全長とホイールベースによって、現行型とは別物に
ホイールベースをライバルのホンダ フィット、トヨタ ヴィッツと比較してみると、かなりの余裕
ホイールベース比較
- 新型マツダ デミオ:2570mm
- ホンダ フィット:2530mm
- トヨタ ヴィッツ:2550mm
この差は、リアの膝周りの空間拡大につながるから、これまでのデミオを知っているユーザーは驚くことになりそう
でも、ホイールベースが拡大することでデメリットも考えられる
前後輪の間が広くなることで、ステアリングを切り込んだ時の気持ちよさは薄くなりやすい
そのあたりを考えつつ走行シーンを見てみると…
心配は不要だったね(笑)
ロールは大きいけれど、その走りはしなやかで軽い
むしろこれまでより走行安定性に余裕が出ることで、なかなかにハードな走りにも柔軟に対応できているように見える
このあたり、生産するすべてのクルマに「人馬一体」の乗り味を求める、マツダらしい味付けなんじゃないかな
試乗車はガソリンモデルだったけれど、先日搭載することが発表された小排気量ディーゼルエンジンとの組み合わせでは、どんな走りを見せてくれるだろう
仕上がりによっては、日本のダウンサイズ化を加速させる魅力ある一台にもなりそう