フォードの中型セダン「フュージョン」を、1Lターボエンジン「エコブースト」で走らせ、超エコにするコンセプトカー
本来なら3.5Lクラスのパワートレイン、これは乗ってみたいな!
上級セダンを超軽量化!小型車フィエスタもたじたじ(笑)
フォード 軽量コンセプトカー 概要・スペック
- ベース:中型セダン フュージョン
(本来のパワートレインは、2Lターボ、240ps/37.3kgm) - ライバル車:トヨタ カムリ、ホンダ アコードなど
- 車体構造材の多くにアルミを採用
- シート、ダッシュボードの構造材に、カーボンファイバー、マグネシウム素材採用
- 窓ガラスをポリカーボネート樹脂に変更。
これによって、ガラス製と比較して35%、3.4kg軽量化。
この樹脂は、対傷性能UP、熱伝導率1/5 - エンジン:直列3気筒 1Lターボ「エコブースト」
- 結果、車重を約25%軽量化し、小型車フィエスタなみ(1160kg)なみに
(ベース車の重量は1599kg) - フォードはこれらの軽量化技術を今後市販車に導入していく予定
※参考 フォード フィエスタ記事:世界一のフィエスタ投入でフォードは変わる?
やろうと思うと、ここまでできちゃうものなんだね!
一番上の画像をみてもらうとわかるけれど、タイヤもとても細く、妥協なし
安全性は…と気になるところだけど、車重が軽ければタイヤの負荷も減るし、もうちょっと太くすれば実用性も問題ないのかも
カラフルなデザインになっているコンセプトモデル
けれどその一つ一つは、採用されている技術や素材を表したもので、ただ目立つためだけのものじゃない
ボンネットに誇らしげに刻まれた、「1.0L ECOBOOST 3-CYLINDER」の文字は、このクルマの性能を表しているね
本来なら最大トルク37.3kgmを出す、3.5Lクラスのダウンサイジングエンジンを積んでいるフュージョン
それを、インターナショナルエンジンオブザイヤー2年連続受賞の1Lターボといえど、トルク17.3kgmのエンジンで走らせてしまうのはすごい!
車重的には問題ないし、重量による動じない乗り味は消えてしまうと思うけれど、最近のエコの流れならこれもありなのかも
ダウンサイジングも珍しくなくなったけれど、本当のエンジン小型化はこれからなのかもしれないね
使用されている高級素材を現実的なものにおきかえて、市販化を目指してほしいな