伝統を重んじるクルマづくりをしているイギリスの”モーガン”が、新設された特注部門によるモデル「SP1」を公開!
木だからこそできる綺麗なクルマ
「変わらない」が美しさ クルマづくりは手作業が基本のモーガン
モーガン スペシャルプロジェクト1 概要
- 英国で家族経営をするスポーツカーメーカー”モーガン”に新設された特注部門がが作成したワンオフモデル
- モーガンの伝統どおり、木材を使ったシャシーを採用
- 木製フレームに、トネリコ、アフリカブビンガ材を使用
- 手作業で制作したアルミボディ
- エンジン:フォード製 V型6気筒 3.7L
- 専用ECU
- スポーツマフラー
- 専用サスペンション
- オーナーの要望により、ダッシュボードに手縫いのiPadステーション
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100年以上の歴史をもつそのクルマづくりは、今も昔も変わらず、クルマでは珍しい木を主な素材とするもの
安全のため金属も使うようになったけれど、それはあくまで補助する素材
現代の自動車メーカーでは珍しい家族経営で、150人ほどのスタッフしかいないクルマづくりは、受け継ぎ、変わらないが基本
木を知りつくした職人が、部分ごとに選ぶ最適な素材は、理にかなった強度を出す滑らかな曲線を作る
そしてなにより、クルマを優しく感じさせる温もりがあるよね
オーナーのために描かれたスケッチは、宇宙船を思わせるほど、未来的なデザインに見える
けれど、そこに木を当てはめれば、家の中にいるような安心感
小さくても、世界に名を知られるモーガンのクルマだね
手作業で裁断される皮、叩きだされるアルミボディにも、モーガンの歴史を感じる
特注部門はまだ新しいけれど、この雰囲気に惹かれる人は多そう