1917万円するBMWのハイブリッドスポーツ「i8」で、名コース「ラグナ・セカ」を攻めた映像
意外にクセがない
排気量1.5Lターボにハイパワーモーター 新世代PHVスポーツの乗り味
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BMW i8は、フロントをモーター、リアをエンジンで駆動する4WDなので、サーキットでタイムを出そうとすると、不自然な動きが出るかも…と思っていたけれど、違和感はなさそうだね
スペック:BMW i8 詳細/試乗動画 静かさの違和感に驚く…
BMWでは珍しくアンダーステアが見えているけれど、ブレーキングでしっかり減速し、直線的に立ち上がる4WDの基本的な走りを心がけると、フロントモーターのパワーをタイムにいかすことができそう
逆にスポーツ走行時、常に可動しているリアのエンジンを頼りに帳尻をあわせようとしても、向きが変わる前にフロントモーターが姿勢を保とうとしてしまい、アグレッシブな走りは難しそうに見える
燃費がいいプラグインハイブリッドらしく、4輪のグリップに気を使いながら、紳士的な走りを心がけるのがいいのかも
ストレートスピードは、1900万円超えの他のマシンだと、500psオーバーが珍しくないから、エンジンとモーターをあわせて362psのi8は分が悪く、遅く感じる
これ以上の走りを目指すなら、直列3気筒1.5Lターボの出力は231psと排気量からするとハイスペックなので、驚きを感じるほどの加速を見せるためには排気量アップかな
けれど走りのバランスとしては、現状とても素直だから、パワーにこだわり全体をチューニングし直すのはもったいない気もするね
2016年のBMW100周年にあわせて開発されているという、直列6気筒3Lエンジンをつむ「i9」の走りを、i8と同じく素直にするため各部を見直すのか、ちょっと過激にあえてバランスを崩す方向にするのか
この走りを見ると気になるね