フォルクスワーゲンが、燃費111km/Lの超低燃費車”XL1”をベースに、バイクメーカー”ドゥカティ”のエンジンを積んだスポーツカー「XL スポーツ」を公開
一気に変わるな
L型2気筒は1万1000回転まで!グループ会社コラボのXLスポーツ
フォルクスワーゲン XL Sport 概要・スペック
- 昨年東京モーターショーに出展していた、燃料1Lで111kmを走る少量市販プラグインハイブリッド車「XL1」をベースに、イタリアのバイクメーカー「ドゥカティ」のエンジンを積んだスポーツカーコンセプト
- 積まれているエンジンはドゥカティ「1199 Superleggera」と同じ2気筒「V-Twin」
スペック
- 全長×全幅×全高:4290×1847×1153mm
(ダウンフォースを獲得するためXL1より全長+400、全幅+183mm) - ホイールベース:2423mm
(XL1から+198mm) - エンジン:L型2気筒 1.2L
エンジンは4輪車用に若干変更し、高回転時のバルブタイミングの正確性を確保 - 最高出力:200ps
- 最大トルク:13.7kgm
- レブリミット:1万1000rpm
- ミッション:7速デュアルクラッチ
- 車重:890kg
- 0-100km/h加速:5.7秒
- 最高速:270km/h
- 18インチマグネシウムホイール
- ボディはXL1と同じカーボン製
- 空気抵抗係数(Cd値):0.258
- XL1と同じく、エンジン冷却用の空気はリアフェンダー吸気口から取り入れ
- XL1のボディはフロントが広かったが、XL Sportは前後ほぼ同じ
- ドアミラーがなく、フェンダー内のカメラで代用する
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宇宙船みたいで未来的だった「XL1」のデザインも残っているけれど、速度に対応したダウンフォース得るために改良されたエクステリアデザインはアウディR8にも似ていて、フォルクスワーゲンのエンブレムがついているのが不思議に感じるね
アウディR8:アウディ R8 LMXがi8より早くレーザーライトを採用!
フォルクスワーゲングループのアウディ、その子会社のバイクメーカー「ドゥカティ」のエンジンを使ったXLスポーツは、ベースモデルXL1の最高速160km/hから110km/hも速く!
890kgしか車重がない、超軽量スポーツカーに生まれ変わった
▼XLスポーツ パワートレイン
インテリアもスポーツカーそのもので、大型のメーターディスプレイは、レーシングカーみたい
できればこのまま一般販売してほしいけれど、どうやらドゥカティとフォルクスワーゲンの関係をアピールすることがこのXLスポーツの一番の目的のようなので、難しいかも…
フォルクスワーゲンの小型車ポロよりも車体が小さく、空気抵抗係数も低いので、バイクと同じく気持ちいい風を感じながら走れそうなXLスポーツ
走りが見てみたいな