スズキが「スペーシア」と「スペーシアカスタム」の一部改良を発表
軽自動車にステレオカメラを積んじゃうの!?
「デュアルカメラブレーキサポート」に新型「S-エネチャージ」までついた、新型 スペーシア/スペーシアカスタム、フレアワゴン
▼スズキ スペーシア 新色「フレンチミントパールメタリック」エクステリア 画像
▼スズキ スペーシア カスタム エクステリア 画像
▼マツダ フレアワゴン 画像
▼マツダ フレアワゴン カスタムスタイル 画像
スズキ スペーシア / スペーシアカスタム
マツダ フレアワゴン / フレアワゴン カスタムスタイル 改良ポイント・価格
走行改良
- 自然吸気エンジン車に、モーターアシストする時間と頻度を増やした「S-エネチャージ」を搭載
(S-エネチャージ搭載ターボモデルも8月に発売予定) - 「R06A」型エンジンの燃焼効率を改善
- 燃費を29km/Lから32.0km/Lとし、NA全車がエコカー減税の免税対象車に
安全・快適・デザイン改良
- これまでの安全システム「レーダーブレーキサポート」にかえ、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を軽自動車として初搭載(オプション価格:7万5600円)
▽デュアルカメラブレーキサポート機能
・約5km/hから約100km/hの速度域で車両や歩行者を検知
・警報、自動ブレーキで衝突を回避、衝突時の被害を軽減
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能 - 真上から見ているような視点で周囲を確認できる「全方位モニター」を採用
- 「ナノイー搭載フルオートエアコン」、「プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)」を採用
- スペーシアのフロントグリルにメッキのアクセントを設定。
ボディーカラーに新色「フレンチミントパールメタリック」を追加
インテリア色をベージュとグレーの2色に - スペーシア カスタムのフロントグリルメッキ使用部位を増加
シートに赤のアクセントカラーを採用
スズキ スペーシア / スペーシアカスタム、マツダ フレアワゴン / フレアワゴンカスタムスタイル 価格(NAモデル)
- スズキ スペーシア:127万4400円~150万3360円
- スズキ スペーシア カスタム:152万8200円~176万2560円
- マツダ フレアワゴン:136万800円~158万9760円
- マツダ フレアワゴン カスタムスタイル:161万4600円~184万8960円
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ここまで改良が入ると、マイナーチェンジより小規模なはずの「一部改良」ってなんだろう?となるね(笑)
新型スペーシアは、先日「ハスラー」に積まれた、パワーアップしたモーターアシストシステム「S-エネチャージ」を搭載
ハスラー スペック・価格:燃費UPに価格も!マイチェン新型 スズキ ハスラー/マツダ フレアクロスオーバー
おかげで、ハスラーよりもともと0.2km/L低かった燃費は同じ32.0km/Lとなり、前型から3km/Lもアップ!
これによって、ホンダN-BOXの25.6km/L、ダイハツ タントの28.0km/L、日産と三菱のデイズルークス、eKスペースの30km/Lより大幅に上の燃費になった
夏にはS-エネチャージを搭載したターボモデルも発売予定とのことなので、そちらの燃費にも期待だね
※追記 ターボモデル改良:ターボにもSエネチャージ!スズキ 新型 ワゴンR / スペーシア
そして新型スペーシアには、すごさは燃費以上!な新システム「デュアルカメラブレーキサポート」も搭載
このシステムは、レクサスのフラッグシップモデル「LS」や、スバルの「アイサイト」と同じく、人間の目のように2つのカメラで障害物を捉えることで、現在トップクラスの安全性能を実現するシステム
▼スズキ デュアルカメラブレーキサポート 画像・作動イメージ
コストももちろんかかるので、デュアルカメラブレーキサポートはオプションで7万5600円という価格設定になっている
けれど、スバルでは「アイサイトがないクルマは売れない」とも言えるくらいの状況らしいので、人気になりそう
ライバルのダイハツ タントも先日、カメラを積んだ最新安全装備「スマートアシスト2」を搭載し、安全装備の”機能”を競う構えだけど、スズキは思い切って2台カメラを積むシステムを作ったことで、一歩前に出たと言えるんじゃないかな
ダイハツ タント:スマートアシスト2に!ダイハツ2015改良新型 ムーヴ/タント
デュアルカメラブレーキサポートにプラスして、日産で「アラウンドビューモニター」として人気の「全方位モニター」もつけるという人が多くなりそうだ
▼スズキ スペーシア インテリア 画像
▼スズキ スペーシア カスタム インテリア 画像
ダイハツ タントのミラクルオープンドアや、ホンダ N-BOXのセンタータンクレイアウトのような、目を引く機能がなかったことでこれまで苦戦してきたスズキ スペーシア
けれど今回の改良によって、大きなセールスポイントができたので、強敵の中でも販売は少し楽になりそう
「軽自動車でも最大級の安全を作るスズキ」のイメージをアピールしていくと、今後のモデルにもプラスになるんじゃないかな