スズキが新型コンパクトカー「バレーノ」の日本導入を発表
新技術てんこ盛り、スズキ理想のコンパクトカー!
大きめサイズに、1Lダウンサイジングエンジン「ブースタージェット」&新型プラットフォーム!スズキ 新型 バレーノ 最大燃費 24.6km/L
▼スズキ バレーノ エクステリア 画像
スズキ Baleno(バレーノ)概要・スペック
- 2015年3月に公開されていたコンセプトカー「iK-2」を量産
- 車名のバレーノは、イタリア語で「閃光」を意味する
- スタイリッシュなデザインと広い室内空間、新技術を調和させ、「スズキが考える理想のコンパクトカー」として仕上げた
- 軽量、高剛性な新プラットフォームを採用
スペック
- 全長×全幅×全高:3995×1745×1470mm
- ホイールベース:2520mm
- ラゲッジスペース容量:320L
- 駆動:FF(4WDなし)
- サスペンション:F マクファーソンストラット、R トーションビーム
サスペンションフレームと車体メンバーの締結箇所を増やし、フロント側にベアリングとハブを一体化させたハブユニットを採用、軽量化と高剛性化を両立
前後スタビライザーにより、しなやかな足まわりを実現 - 空力性能も進化させ、フロント側はAピラー形状とフロントウィンドウの傾斜角度、リアはルーフエンドスポイラーの装着とリアコンビネーションランプの形状、アンダーフロアはエンジンアンダーカバーで床下を整流。
タイヤハウスに走行風が入り込みにくいように工夫 - 安全装備として、衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII」を全車標準装備
- 約40km/h~約100km/hの設定速度内で追従走行を行なう「アダプティブクルーズコントロール」も全車で採用
グレード・パワートレイン ラインナップ
- バレーノ XG
エンジン:直列4気筒 1.2L「デュアルジェット」
最高出力:91ps/6000rpm
最大トルク:12.0kgm/4400rpm
ミッション: CVT
車重:910kg
燃費:24.6km/L - バレーノ XT
エンジン:直列3気筒 1L ターボ「BOOSTERJET」
最高出力:111ps/5500rpm
最大トルク:16.3kgm/1500-4000rpm
ミッション:6速AT
車重:950kg
燃費:20.0km/L
日本未導入 パワートレイン(海外ではトランスミッションにMTも設定)
- 直列4気筒 1.2L「デュアルジェット」+マイルドハイブリッド「SHVS」
- 直列4気筒 1.3L ディーゼルターボ
スズキ バレーノ 価格
- XG(1.2L):141万4800円
- XT(1Lターボ):161万7840円
▼スズキ バレーノ 公式サイト
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海外で2015年中頃に発表されていた、スズキの世界戦略車「バレーノ」
日本では、「ソリオ」「エスクード」「イグニス」と、次々に新型が発表されて勢いがある他モデルと一緒に、スズキが目標にしている乗用車販売拡大を達成するための重要な一台になる
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バレーノは、スズキの主力「スイフト」より全長+145mm、全幅+50mm大きいサイズながら、採用が進んでいるスズキの新型プラットフォームにより、車重は全車1トン以下と軽量
(スイフトの最軽量モデルより、イグニスの最重量モデルは10kg軽い)
搭載エンジンには、ソリオにも採用されている1.2Lエンジン「デュアルジェット」が用意されるものの、マイルドハイブリッドはなし
スズキの上位モデルとなるバレーノで売りになるのは、直列3気筒1Lターボと小さな、ダウンサイジングターボエンジン「ブースタージェット」
ターボによる大パワーに対応するためピストン、コンロッド、クランクシャフト、エンジンブロックなどの強度を高めてある1Lターボエンジンは、最大トルク16.3kgmを1500rpmの低回転から出力
6速ATと組み合わせられていることで、走りの質もアップしている
▼スズキ バレーノ 搭載 直列3気筒 1L ターボ「BOOSTERJET」エンジン 画像
室内は、大きめのサイズを使い、後席にも充分な余裕
▼スズキ バレーノ インテリア 画像
メーターは、幅広い地域の速度域に対応するために速度表示220km/h
カラー表示のセットオプションを選択することで、走行中のGを表示させることも可能になっているのが、このクラスでは珍しいね
ラゲッジスペースは、他のスズキ車と同じく工夫があり、使い勝手も良くなっている
「スズキが考える理想のコンパクトカー」として開発されたバレーノ
1Lブースタージェットエンジンは、今後他モデルへの展開も楽しみ
▼スズキ バレーノ 試乗動画