ホンダがコンパクトミニバン「フリード」「フリード プラス」のフルモデルチェンジを発表
「ちょうどいい」サイズのクルマが、とびきりの性能に
フリードスパイク は フリード プラスに!ハイブリッド4WDもラインナップ ホンダ 2016フルモデルチェンジ 新型 フリード / フリード+
▼ホンダ フリード / フリード プラス ガソリンモデル エクステリア 画像
▼ホンダ フリード / フリード プラス ハイブリッドモデル エクステリア 画像
ホンダ 新型 フリード / フリード+(プラス)概要・スペック・価格
- フルモデルチェンジする5ナンバーサイズのミニバン
- 通常の3列シートのほか、これまで「フリードスパイク」として販売されていた2列シート5人乗りモデルを、軽自動車「N-BOX+」と同じく「フリード+」いう名称でラインナップ
スペック
- 全長×全幅×全高:4265×1695×1710mm
4WD車は全高+25mm、フリード+のFF車は全長+30mm - ホイールベース:2740mm
- パワートレイン(2種)
ハイブリッド:直列4気筒 1.5L + 電気モーター ハイブリッド「SPORT HYBIRD i-DCD」
ガソリン:直列4気筒 1.5L - トランスミッション
ハイブリッド:7速DCT
ガソリン:CVT
7速DCTは7人乗車に対応するため、ギヤ比を低くセッティングしている - 駆動:FF or 4WD
- 燃費:27.2km/L(ガソリンモデル19.0km/L)
その他 性能
- ボディは、ハイテン材の使用率を30%から40%に高め、全体の剛性を22%、リアバンパーまわりのねじり剛性を28%向上
- フロントスタビライザーの剛性を20%高め、リアサスペンションのトーションビーム形状を見直し単体でのねじり剛性を2倍に高めた
- リアサスペンションは、動きの支点となるコンプライアンスブッシュに液封タイプを採用。
力がかかり変形する際、ブッシュ内オイルが移動することにより減衰力が発生、乗り心地を改善 - ステアリングギヤレシオを10%クイック化、ロールするときの重心高を8mm低減
- ハイブリッド車はブレーキペダルにリンク機構を追加し、ブレーキ操作時の感覚的なずれを緩和
- 2列目キャプテンシートは前後スライドを従来型の240mmから360mmに。
シート間隔が1列目で50mm、2列目で20mm拡大 - フリード+はラゲッジスペースを2WD車で185mm低床化し、荷室容量を拡大
ラゲッジスペースを上下に2分割するユーティリティボードを全車標準装備 - インテリアでは、フロントウィンドウの上側を広げ、ドライバー席からの見上げ角を拡大。最前列での信号待ちで信号機が確認しやすく
- メーターパネルとヒーターコントロールパネルの照明色を6色から選択できるように。
エアコンは温度設定を高める操作をしたときに赤く発光、温度を下げる操作をしたときに青く発光するアンサーバック機能を採用 - オプション設定されるホンダ インターナビはApple「CarPlay」に対応
- 安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を設定。
また、道路に設置された複数の信号予定情報などを使い、「信号通過支援」「赤信号減速支援」「発進遅れ防止支援」といった情報を画面表示する「信号情報活用運転支援システム」を、ホンダ インターナビの追加機能として用意
ホンダ フリード / フリード+ 価格
- フリード:188万円~272万8200円
- フリード+:190万円~274万8200円
▼ホンダ フリード 公式サイト
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1.5Lハイブリッドシステムも同様のものになり、燃費の最高値は、発売後「プリウス」「アクア」と一緒に販売台数ランキング上位を守り続けるライバル、トヨタ「シエンタ」の27.2km/Lと同じになった
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前型では外観のデザインが違ったフリードとフリードプラスは、基本統一に
少ない違いは、リアゲートにバンパーが一体化され、大きく開くようになっているのがフリードプラスだ
フリードは、3列目シートの収納に左右への跳ね上げ式を採用し、ラゲッジスペースを広く
3列目シートがないフリードプラスでは、リアゲートが広く開くことで、ラゲッジスペースが縦にも大きく
2列目シートを収納すれば、人気になっている車中泊もこなせるようになっている
インテリアには、このサイズでは珍しい木目調パネルを大胆につかうなど、バリエーションを用意
エアコンは、手探りで操作したときの確認が色合いの変化ででき、純正のホンダインターナビはAppleの「CarPlay」に対応、スマホとの連携もしやすくなっている
安全システムは、パッケージ化されているホンダセンシングのほか、道路システムの信号情報も利用でき、一歩進んだ内容になった
ホンダのコンパクトカーを盛り上げるため、気合の入ったモデルになったフリードとフリードプラス
ディーラーでの販売にもかなりちからが入っているとのことなので、ライバルであるトヨタ シエンタと比較すると、お得に手に入れられることが多くなりそう