【新マシン公開】
トヨタ GAZOOレーシングが、2017年の世界ラリー選手権参戦マシン「ヤリス(日本名:ヴィッツ)WRC」の公式映像を公開
2台体制で、全力開発!
砂塵をあげ、爆走するヤリス WRC!開発順調をアピール!
トヨタ GAZOOレーシング ヤリス(日本名:ヴィッツ)WRC 概要
- 2017年のWRC参戦に向け「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」をベースに開発しているマシン
- フィンランドを拠点に、5月にシェイクダウン。その後テストで5000kmを走行
- チーム代表を務めるトミ・マキネンの他、ユホ・ハンニネン、ヤルコ・ニカラの3名がステアリングを握りテストを実施
- 開発を最も効率よく行うため、2台目を早い段階で投入。
チーフエンジニアのトム・フォウラーは、
「2台体制を敷いた理由は、開発を2つのパートに分けたかったからである。1号車のチームはフィンランド国内で活動し、エンジンとギアボックスに焦点を当て、車両の信頼性と耐久性向上に注力している。2号車のチームはサスペンションに焦点を当て、スペインやポルトガルといったフィンランド以外の欧州をベースに活動している」
「ターマックでのテストはまだ始めていないが、車両のパフォーマンスレベルはとても高いと言える。これまでのところ大きな問題もなく進められており、チームの励みになっている」と語っている
2014年に存在がスクープされ、2015年のモータースポーツ活動発表会で正式にWRC参戦が発表された「ヤリス WRC」
2014年テスト:トヨタ WRC復活マシン ヤリス(ヴィッツ)テスト動画がきた!
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参戦が来年になった今年は、現在の開発状況を報告
ヤリスWRCには、新規マシンとして高いポテンシャルが期待されるけれど、トヨタは久しぶりのWRC参戦となることで2台のテスト車を用意
走りのほか、ラリーで最重要とも言える耐久性をチェックしているとのこと
世界のさまざまなコースを走るので総合力が重要になるが、現在の様子では期待できそうなヤリスWRC
好成績を獲得して、気合の入った4WDマシン「ヴィッツWRC」のような面白い市販車もつくってもらいたいね