トヨタGazooレーシング南アフリカは、ダカールラリー2017に参戦する新マシン「ハイラックス エボ」を公開
同コンセプトで王者に挑む
ダカールラリーマシンは後輪駆動に!トヨタ Gazooレーシング ハイラックス エボ
▼トヨタ Gazooレーシング ダカールラリー2017マシン「ハイラックス エボ」画像
トヨタ Gazooレーシング ダカールラリー2017マシン「ハイラックス エボ」概要・スペック
- トヨタGazooレーシング 南アフリカが、2017年の1月2日から開始する「2017 ダカールラリー」参戦のために開発したマシン
- 駆動方式をこれまでのマシンが採用していた4WDから、ミッドシップレイアウトの後輪駆動に変更
- 615kgの大幅軽量化を実現
スペック
- エンジン:V型8気筒 5L
(38mmのリストラクターが装着される) - 車重:1300kg(615kg軽量化)
- 駆動:MR
- タイヤサイズを805mmから大幅にアップし、940mmに
- 重量配分を最適化、低重心に
- 拡大したサスペンションストロークにより運動性能を向上
道無き道を走るダカールラリーなのに、4WDではなく、ミッドシップレイアウトの後輪駆動を採用したトヨタGazooレーシングの新マシン「ハイラックス エボ」
このコンセプトは、2015年大会から復活参戦、2016年には優勝をはたしたプジョー「2008 DKR」が採用していたアイディア
プジョー2008DKR:プジョー2008DKR スペック/走行動画!異質な動き
※追記 プジョー新マシン:優勝マシンが進化!プジョー ダカールラリー2017 3008DKR 発表
4WDシステムを取り除くことで、車体を615kgも軽く、大きなタイヤをはいて悪路への対応も充分、サスペンションストロークも拡大
最適化される重量配分と低重心で、足を取られるような場面でも余裕ができる
トヨタ ハイラックスエボがプジョー2008DKRと大きく違うのはエンジン
ハイラックスエボがV型8気筒5Lなのに対し、プジョーはV型6気筒3Lディーゼルターボを採用するところ
ダカールラリーではさまざまな状況があるのでどちらが有利とは言えないけれど、エンジンの総合力が結果に響いてきそう
最新のコンセプトでマシンを作り直し、王者に挑むトヨタGazooレーシング ハイラックスエボ
MRマシンがさらにダカールラリーで結果を出せば、ダカールラリーにはMRマシン、となってきそうだね