日産とニスモは、スーパーGT500クラス用2017年シーズンマシン「Nissan GT-R NISMO GT500」を公開
もっとタフに
「深化」日産 スーパーGT500 GT-R NISMO
▼日産・ニスモ 2017 スーパーGT500マシン「Nissan GT-R NISMO GT500」画像
日産・ニスモ 2017 スーパーGT500マシン「Nissan GT-R NISMO GT500」概要
- 日産とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)が2017年規則に合わせて開発したマシン
- 日産は2017年規則の中でも特に「安全性の確保」のもつ意義に賛同し、技術的な挑戦に取り組んだ
- 改良されている市販型GT-Rの新デザインを導入
- 開発ポイント
・“トータルダウンフォース25%削減”という新規則への対応と空力性能の進化
・エンジンの使用基数制限に対応した、エンジン耐久信頼性と出力性能の向上
・車両低重心化と重量配分の最適化による運動性能の向上 - ニスモの社長兼CEOの片桐隆夫氏 コメント
「日産ブランドの“Excitement”を担っているGT-Rで、最高峰のGTレースであり、3メーカーが全力でぶつかり合う競争の激しいスーパーGTを戦うことは、我々にとって大きな意味があります。そして、そこでいい結果を出すことは技術的にもマーケティング的にも大変大事なことだと考えていますので、引き続き全力で戦っていきたいと思います。シーズンオフには、17年仕様のNissan GT-R NISMO GT500の開発をさらに進めます。レクサス勢、ホンダ勢と競い合いながら、これまで以上にファンの皆さんにワクワクしていただけるような、より魅力的で速いGT-Rを開幕戦のグリッドには、並べたいと考えています」 - 2017年仕様のマシンは、12月11日(日)に富士スピードウェイで開催されるファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL」で展示される
市販型の2017年モデルが発表されている日産「GT-R NISMO」
2017 GT-R NISMO:史上最大ダウンフォース!日産 2017 新型 GT-R NISMO 日本発売 価格1870万200円 試乗動画
スーパーGTのGT500クラスに参戦する新マシンも、グリル部分にV字を取り入れた新デザインを採用
先に公開されていたホンダ「NSX GT」と同様に、「ダウンフォースの25%削減」の2017年レギュレーションに対応
ホンダ NSX GT:50馬力アップ!ホンダ スーパーGT500 2017マシン NSX GT 公開
追加して、エンジンの耐久性と出力を改善、低重心化と重量配分の見直しにより運動性能をアップした
2016年シーズンも、トップ争いを繰り広げてきた日産GT-R NISMO GT500
2017年シーズンはライバルのホンダ、レクサス共に日本でも市販が開始されるマシンを投入し、いつも以上に気合が入ったシーズンになるので、GT-Rがどのような走りで迎えうつのか楽しみだね