BMWが、クロスオーバーSUV「X4」の新モデルと発表しました。
新モデルにより魅力をアップする新型X4のデザインやスペック、価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最上位!BMW新型X4Mを日本発売!
- BMW新型X4の【主な変更点】
- BMW新型X4の外装(エクステリア)デザイン
- 高スペック!BMW新型X4MとX4Mコンペティション設定!
- BMW新型X4のボディサイズは?
- BMW新型X4の内装(インテリア)デザイン
- BMW新型X4のパワートレインとスペックは?
- BMW新型X4のオフロード性能は?
- BMW新型X4の走りを試乗動画でチェック!
- BMW新型X4にはプラグインハイブリッドモデルも!
- BMW新型X4の燃費は?
- BMW新型X4の安全装備は?
- BMW新型X4の価格は?
- BMW新型X4の日本発売日は?
- BMW・X4を「おさらい」
【最新情報】最上位!BMW新型X4Mを日本発売!
▼BMW新型X4Mの画像
BMWが、クロスオーバーSUVとして販売しているX4の新モデル「X4M」の日本発売を発表しました。
BMW X4は、リアをクーペスタイルとし、スポーティなデザインが人気になっているミドルクラスSUVです。
現行モデルは2018年9月に日本でもフルモデルチェンジし、新世代になっていました。
新設定された新型X4Mは、これまで設定されていたX4 M40iを超える最上位スポーツモデルとなり、ハイパフォーマンスなエンジンや駆動システムを搭載。
さらなる上位モデルとして「X4Mコンペティション」も用意されています。
▼BMW新型X4Mの動画
▼BMW X3
【BMW新型X3最新情報】X3M設定!サイズやスペック、価格、燃費は?
BMW新型X4の【主な変更点】
▼BMW新型X4の変更点
- 最新のBMWデザインを採用し、グリルを大型化
- リアスタイルを見直し、さらにスポーティなスタイルに
- 車体サイズを拡大し、クーペSUVの実用性を向上
- アルミ素材の使用部位を増加し、車体剛性を効率的に向上
- 480馬力を出力するハイパフォーマンスモデル「X4M」を設定。
上位モデルとして510馬力の「X4Mコンペティション」をラインナップ
新型X4では、クーペSUVの特徴的なリアスタイルがさらにスポーティなものに変化しました。
フルモデルチェンジしているX3に準じた改良も行われ、グリルはブランドデザインの変化にあわせてより大きくなり、力強く。
車体はホイールベースを延長することで室内空間が拡大されています。
▼BMW新型X4の動画
BMW新型X4の外装(エクステリア)デザイン
BMW新型X4の外装には、グリルを大型化し迫力を増した最新のBMWのSUVデザインが採用されています。
あわせて、ラゲッジドアが車体の後端から直線的にルーフにつながるスタイルに変化。
これにより、ラゲッジドアに向かって絞り込まれたサイドラインとワイドタイヤを覆うフェンダーとのボリュームの違いがさらに強調され、タフなリアスタイルになっています。
▼BMW新型X4の動画
BMW新型X4を前モデルと比較!
▼BMW X4(前型)
BMW新型X4を前モデルと比較すると、デザインの変更がわかりやすくなります。
新型X4のリアはトランクを意識した現行モデルのデザインから変更され、よりボリューム感あるスタイルとされています。
高スペック!BMW新型X4MとX4Mコンペティション設定!
▼BMW新型X4Mコンペティションの画像
BMWは、新型X4に設定するハイパフォーマンスモデル「X4 M」と「X4 Mコンペティション」を発表しました。
新型X4 Mは、BMW Mが手がける他モデルでも人気の最上級スポーツグレードとなりますが、前モデルでは用意されておらずトップグレードは「X4 M40i」となっていました。
新型X4Mでは、X4 M40iにも搭載された直列6気筒3Lターボエンジンのチューニングをさらにすすめ、最高出力を360psから480psにまであげて搭載。
さらなるパフォーマンスを持つモデルとして、510psのエンジンを搭載するX4Mコンペティションも用意されました。
X4Mは走行性能をアップするパーツとして、専用のサスペンションやハードなアンチロールバーを採用。
ボディは、フロントストラットタワーブレースとリアブレース、専用のリアアクスルコントロールアームにより、剛性がアップされています。
駆動システムには、アクティブMディファレンシャル、アダプティブMサスペンション、可変比率のMサーボトロニックステアリングシステムを搭載。
ブレーキには、フロント395mm、リア370mmの大容量システムが採用されています。
エクステリアには、専用ブラックグリルや大型のエアインテークを装備。
エアロダイナミックミラーキャップ、リアディフューザー、4テールパイプエキゾーストやスポイラー、オービットグレー仕上げの20インチホイールも採用されます。
上位グレードとなるX4M Competitionではベースモデルに加え、高光沢ブラックのアクセント、21インチホイール、ブラッククロームテールパイプを装備。
2019年の後半には、カーボン製リアディフューザーやミラーキャップなどと含む、オプションのMカーボンエクステリアパッケージも設定される予定です。
X4Mの室内には、Vernascaレザースポーツシートやレザースポーツステアリングホイール、専用のインストルメントクラスターやシフトレバーが採用され、より走りを楽しむことができるようになっています。
BMW新型X4のボディサイズは?
▼BMW新型X4のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4760×1920×1620mm
(M40iの全幅は1940mm) - ホイールベース:2865mm
- 参考
・BMW X4(前モデル)
全長×全幅×全高:4680×1880×1625mm
ホイールベース:2810mm
BMW新型X4のボディサイズは、クーペSUVスタイルながら高い実用性を確保するため、前モデルから全長+80mmと拡大されています。
車体剛性は最新プラットフォームにより強化され、走りは軽快に仕上げられています。
BMW新型X4の内装(インテリア)デザイン
BMW新型X4の内装は運転席周りの設計が見直され、インストルメントパネルを低く、座席の位置を高くすることで前方の視界が広くなっています。
インフォテインメントシステムには10.25インチのタッチスクリーンを採用し、75%表示面積を拡大したヘッドアップディスプレイも設定。
操作はジェスチャーとボイスコントロールに対応し、機能を快適に使用することができるようになっています。
車体サイズの拡大により後席のレッグルームは27mm拡大され、より自然な体勢をとれるように。
ラゲッジスペース容量も前モデルから25L大きくなり、クーペSUVである新型X4の実用性を向上しました。
▼BMW新型X4の室内サイズ
- トランク容量(通常時):525L
- トランク容量(リアシート収納時):1430L
BMW新型X4のパワートレインとスペックは?
▼BMW直列4気筒2Lターボエンジン
▼BMW新型X4のパワートレインラインナップとスペック
- 【X4 xDrive30i】
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:252ps/35.7kgm - 【X4 M40i】
エンジン:直列6気筒3Lガソリンターボ
出力:360ps/51.0kgm
0-100km/h加速:4.8秒 - 【X4M】
エンジン:直列6気筒3Lガソリンターボ
出力:480ps/61.0kgm
0-100km/h加速:4.1秒 - 【X4Mコンペティション】
エンジン:直列6気筒3Lガソリンターボ
出力:510ps/61.0kgm
0-100km/h加速:4.0秒 - トランスミッション:パドルシフト付き8速AT
- 駆動:4WD「xDrive」
BMW新型X4には、直列4気筒2Lと直列6気筒3Lのガソリンターボエンジンがラインナップされています。
これらのエンジンに、パドルシフトによりスポーティな走りを楽しむことができる8速ATを組み合わせ。
ハイスペックなM40iでは51.0kgmの大トルクを発揮し、0-100km/h加速を4.8秒まで短縮。
新設定された最上位モデルのX4Mではさらなるチューニングを行い、ベースモデルで480ps、X4Mコンペティションでは510psを出力。
0-100km/h加速は4.0秒と、SUVトップクラスの性能に仕上げられています。
BMW新型X4のオフロード性能は?
▼BMW新型X4の悪路走破性能
- 最低地上高:204mm
- 渡河水深:500mm
- アプローチアングル:25.7°
- ランプブレークオーバーアングル:19.4°
- ディパーチャーアングル: 25.7°
BMW新型X4はオンロードでの走行をメインターゲットとし開発されていますが、オフロード性能も高い数値が確保されています。
渡河水深は500mmとされ、対障害角度も車体前後が25.7度、車体中心からタイヤへの角度を表すランプブレークオーバーアングルも19.4度と、オフロードで障害物を越える際にも余裕がある設計になっています。
BMW新型X4の走りを試乗動画でチェック!
BMW新型X4は試乗動画が公開されています。
高い走行パフォーマンスが高評価を受けています。
▼BMW新型X4Mの試乗動画
BMW新型X4にはプラグインハイブリッドモデルも!
BMW新型X4には、BMWが設定を拡大しているプラグインハイブリッドモデルがラインナップされる予定です。
プラグインハイブリッドモデルは、先に新世代になっているX3にも設定が予告されており、小排気量ガソリンエンジンに電気モーターが組み合わせられることになります。
発売は2019年が予定されています。
BMW新型X4の燃費は?
▼BMW新型X4の燃費
- xDrive30i(2Lガソリン):13.4km/L
- M40i(3Lガソリン):10.9km/L
BMW新型X4の燃費は、2Lガソリンモデルで13.4km/Lとなっています。
前モデルの日本仕様では2Lガソリンエンジン搭載モデルが13.7km/Lとなっていましたが、ボディサイズを大型化しながら燃費の低下が抑えられています。
BMW新型X4の安全装備は?
BMW新型X4の安全装備には、ルームミラー内にステレオカメラを内蔵し、ミリ波レーダーセンサーを前方に3基、後方に2基装備する先進システムが採用されています。
安全システムは、日常走行域での急停止や飛び出しなどを瞬時に判断して警告するとともに、夜間や悪天候下の性能も確保。
「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」「レーン・チェンジ・ウォーニング」など、高速走行時や渋滞時に走行をサポートする機能を備え、安全性と利便性が向上しています。
BMW新型X4の価格は?
▼BMW新型X4の価格
- X4 xDrive30i:7,640,000円
- X4 xDrive30i M Sport:8,140,000円
- X4 M40i:9,770,000円
- X4M:13,240,000円
- X4Mコンペティション:14,250,000円
BMW新型X4の価格は、日本で764万円からに設定されています。
前モデルのX4は742万円からに設定されていましたが、上級化しながら価格アップが小さくなっています。
新設定されたX4Mは最上級モデルとなり、1324万円からに設定されました。
BMW新型X4の日本発売日は?
BMW X4に新設定されたハイパフォーマンスモデルのX4Mは、2019年6月23日に日本で発売されました。
BMWはX4に新モデルをラインナップすることで、ミドルクラスSUVのブランド力をアップしていきたい考えです。
BMW・X4を「おさらい」
▼BMW・X4(初代)
BMW X4(エックスフォー)は、BMWが製造しているクロスオーバーSUVです。
上位のX5がX6に派生したのと同じくX3をベースに製作され、米国で大人気になった特徴的なクーペSUVスタイルが採用されています。
初代となる前モデルは、コンセプトを2013年の上海モーターショーで公開。2014年4月のニューヨーク国際オートショーで市販型を発表。
当初は、2Lのガソリンとディーゼルを中心にしたベースラインのみが販売されていましたが、2016年1月のデトロイトモーターショーにて「M Performance」モデルで360馬力の出力を持つ「M40i」を披露し、日本でも間を置かず発売しました。
新型BMW X4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!