光岡自動車は、ミディアムクラスのセダン「リューギ」とワゴン「リューギワゴン」をマイナーチェンジして発売しました。
この記事ではクラシカルスタイルで人気の新型リューギの改良内容やスペック、価格などについてご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)発売!
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の【主な変更点まとめ】
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)のベース車は?
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の外装(エクステリア)デザイン
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の内装(インテリア)デザイン
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)のエンジンとハイブリッドのスペック
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の燃費は
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の安全装備は?
- 光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の価格は?
- 光岡自動車とリューギ(Ryugi)を「おさらい」
【最新情報】光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)発売!
光岡自動車は、ミディアムクラス「Ryugi」(リューギ)と「Ryugi WAGON」(リューギ ワゴン)のマイナーチェンジを2017年11月9日に発表し、11月10日から発売しました。
「Ryugi」(リューギ)は、コンパクトセダン「ビュート」と、フルサイズセダン「ガリュー」の中間に位置するミディアムクラスセダンとして誕生し、「クラシカル、ハイブリッド」という他にないジャンルで独自の路線のモデルとして販売されています。
改良された新型では安全装備が充実されるなど、より魅力あるモデルに仕上げられました。
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光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の【主な変更点まとめ】
▼光岡自動車 新型リューギの主な変更点
- 駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を新設定
- 全車に予防安全装備をパッケージ化した「Toyota Safety Sense C」を標準装備
- アクセルペダルを踏まずに定速走行ができるクルーズコントロールを新設定
- 新しいボディーカラーを設定
- シートのカラーと生地を変更し、質感を向上
光岡自動車リューギでは、トヨタ製の「Toyota Safety Sense C」などの最新システムが採用され、安全性能が強化されました。
あわせて、深い味わいのある新しいボディカラーやインテリアが設定され、より特徴的なデザインを楽しむことができるようになっています。
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)のベース車は?
▼トヨタカローラアクシオ
▼トヨタカローラフィールダー
光岡リューギのベース車になっているのは、トヨタが製造するセダンのカローラアクシオと、ワゴンのカローラフィールダーです。
リューギを1台生産するのには約40日間をかけ、光岡自動車の職人がすべての工程を手作業で行っています。
新型リューギへのマイナーチェンジはカローラシリーズが2017年10月に改良されたのにあわせて実施され、ベース車同様に安全装備が追加されています。
▼トヨタカローラ
トヨタ 新型 カローラフィールダー / カローラアクシオ マイナーチェンジ2017発売!燃費UP、“W×B”も設定
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の外装(エクステリア)デザイン
▼光岡自動車リューギ
▼光岡自動車リューギワゴン
光岡自動車リューギの外装は、ブランドのアイデンティティーの縦型ラジエターグリルに丸型ヘッドランプを配置し、メッキ加工を施した前後のバンパー部に厚みを持たせる事で、堂々たる存在感に仕上げられています。
また、ディテールにも拘ったラジエターグリル上面に貼付するエンブレムの素材には、伝統工芸のひとつである「七宝焼き」が採用されています。
新型リューギには新しいボディーカラーが設定され、リューギのセダンには全6色中2色(クールボルドーガラスフレークとアバンギャルドブロンズメタリック)、リューギ ワゴンには全7色中1色(クールボルドーガラスフレーク)がラインナップされました。
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の内装(インテリア)デザイン
光岡自動車リューギの内装も、外観のデザインにあわせ、質感が高められた専用の仕上げになっています。
新型リューギのマイナーチェンジではシートのカラーと生地が変更され、リューギ15STのシート色をブラックに変更し、質感が向上されました。
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)のエンジンとハイブリッドのスペック
▼光岡自動車リューギのボディサイズ
- リューギ(セダン)
全長×全幅×全高:4510×1695×1460mm - リューギワゴン
全長×全幅×全高:4510×1695×1475mm - ホイールベース:2600mm
- 車重
リューギ(セダン):1080kg
リューギワゴン:1140kg
▼光岡自動車リューギのパワートレインとスペック
- リューギ(ガソリン)
エンジン:トヨタ製直列4気筒 1.5L
最高出力:109ps/6000rpm
最大トルク:14.1kgm/4400rpm
トランスミッション:5速MT or CVT(4WDはCVTのみ)
駆動方式:FF or 4WD - リューギハイブリッド
パワートレイン:トヨタ製直列4気筒1.5L+モーター
エンジン出力:74ps/11.3kgm
モーター出力:61ps/17.2kgm
トランスミッション:電気式無段変速
駆動方式:FF
光岡自動車リューギには、ベースになっているトヨタ・カローラと同じ1.5Lガソリンエンジンと、トヨタ製1.5Lハイブリッドシステムが搭載されています。
リューギは、クラシカルなスタイルながらハイブリッドモデルも選択できる点が評判になっています。
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の燃費は
光岡自動車リューギの燃費は、少量生産モデルのため公式な数値が発表されていません。
しかし、ベース車になっているトヨタカローラと変わらない車重となっているため、外装の違いが空気抵抗に影響しやすい高速道路での走行以外は、ベース車と近い数値になると考えられます。
▼参考:光岡自動車リューギのベース車トヨタ・カローラの燃費
- 1.5Lガソリン:23.4km/L
- ハイブリッド:34.4km/L
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の安全装備は?
▼Toyota Safety Sense C
▼Toyota Safety Sense C 解説動画
光岡新型リューギには、ベース車のトヨタ・カローラに搭載された予防安全装備パッケージ「Toyota Safety Sense C」が全車に標準装備されました。
▼インテリジェントクリアランスソナー
加えて、駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を新設定。
機能的装備では、スマートエントリー&スタートシステムの設定を拡大。
アクセルペダルを踏まずに定速走行ができるクルーズコントロールが、リューギハイブリッドに標準装備されました。
光岡自動車 新型リューギ(Ryugi)の価格は?
光岡自動車リューギとリューギワゴンの価格は以下の通りです。
▼光岡自動車リューギ(セダン)の価格
- 15ST
FF&5速MT:2,411,640円
FF&CVT:2,627,640円
4WD&CVT:2,741,040円 - 15DX
FF&5速MT:2,720,520円
FF&CVT:2,943,000円
4WD&CVT:2,830,000円 - ハイブリッド
FF&電気式無段変速:3,391,200円
▼光岡自動車リューギワゴンの価格
- 15ST
FF&5速MT:2,530,440円
FF&CVT:2,784,240 円
4WD&CVT:3,001,320円 - 15DX
FF&5速MT:2,878,200円
FF&CVT:3,019,680円
4WD&CVT:3,170,880円 - ハイブリッド
FF&電気式無段変速:3,450,600円
光岡自動車とリューギ(Ryugi)を「おさらい」
光岡自動車は、1968年に創業した自動車メーカーです。
創業当初は板金塗装や整備を行っていましたが、中古車を低価格な他地域から仕入れて販売するという、現在の中古車販売業のさきがけとなるビジネスモデルを展開し事業を拡大。
1994年にはロータス・スーパーセブンのレプリカ車「ゼロワン」を発表し、組立車として認可されたことにより、光岡自動車は10番目の国産自動車メーカーになりました。
現在は他メーカーのクルマを分解したあと、独自のカスタマイズを施したモデルをメインに販売していますが、過去には自社製のフレームにアグレッシブな外観をあわせた光岡自動車オロチも販売。
▼光岡自動車オロチ
リューギは、日産マーチをベース車とするコンパクトセダン「ビュート」と日産ティアナをベースにするフルサイズセダン「ガリュー」の中間に位置するミディアムクラスモデルとして、2014年に登場しました。
ベース車をトヨタ・カローラアクシオとすることで、光岡初のハイブリッド車が用意され、車名の由来「流儀」は、「ある物事に対するその人なりの、やり方、スタイル」を意味し、クラシカルな造形と職人技術の練磨が生み出す光岡自動車の流儀を表現。
2016年にはトヨタ・カローラフィールダーをベース車とするリューギワゴンも追加されました。