トヨタのコンパクトモデルとなる新型カローラハッチバックが、発売に向けて開発されています。
オーリスの後継モデルとして登場する新型カローラハッチバックについて、最新情報からスペックや発売日などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】トヨタ新型カローラハッチバックが開発中!オーリス後継モデルのスクープ画像登場!
- トヨタ新型カローラハッチバックがオーリスから車名を変更する理由は?
- トヨタ新型カローラハッチバックの【主な変更点】
- トヨタ新型カローラハッチバックの外装(エクステリア)デザインは
- トヨタ新型カローラハッチバックの内装(インテリア)デザインは
- トヨタ新型カローラハッチバックのエンジンとスペックは?
- トヨタ新型カローラハッチバックのボディサイズは?
- トヨタ新型カローラハッチバックの安全装備
- トヨタ新型カローラハッチバックの燃費は?
- トヨタ新型カローラハッチバックの価格は?
- トヨタ新型カローラハッチバックの発売日は?
- オーリスとカローラハッチバックを「おさらい」
【最新情報】トヨタ新型カローラハッチバックが開発中!オーリス後継モデルのスクープ画像登場!
▼新型オーリスのテスト車
トヨタ新型カローラハッチバックのテスト車の画像がスクープされました。
新型カローラハッチバックは、現在オーリスとして販売されているトヨタのコンパクトハッチバックの新たな車名になると見られています。
トヨタの主力コンパクトハッチバックとなる新型カローラハッチバックは、そのスタイルや性能を進化し、世界的に販売されるモデルになります。
トヨタ新型カローラハッチバックがオーリスから車名を変更する理由は?
▼オーリス(現行モデル)
モデル名にトヨタの伝統的「カローラ」の名前が採用され、新型カローラハッチバックになることが確実視されている、トヨタの次期コンパクトハッチバック。
オーリスはもともとカローラのハッチバックモデルとして販売されていたカローラランクスの兄弟モデルだったアレックスの後継として登場。フォルクスワーゲンのゴルフやプジョーの308などの強豪に対抗するブランド力を獲得するためにオーリスという独自のモデル名が採用されました。
しかし、次期型カローラシリーズはグローバルモデルに近く3ナンバーボディになることで、差別化の必要がなくなります。
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そのため、世界的に高い知名度を持つカローラで再出発し、位置づけもわかりやすくなります。
トヨタ新型カローラハッチバックの【主な変更点】
▼新型カローラハッチバックの主な変更点
- トヨタの新世代プラットフォームTNGAを使用
- オーリスから進化したスポーティなエクステリアデザインを採用
- 260馬力を出力するフォルクスワーゲンゴルフGTI対抗モデルを設定
- カローラツーリングスポーツ(ステーションワゴン)をラインナップ
新型カローラハッチバックでは、新世代プラットフォームのTNGAを基礎とすることで、高いボディ剛性を持ち、最新のパワートレインが使用できるようになります。
スタイルは、モデル名が変更されても他メーカーの主力ハッチバックに負けないスポーティなデザインに。
260馬力を出力するハイスペックモデルも設定され、スポーツ走行もより楽しめるようになると見られています。
トヨタ新型カローラハッチバックの外装(エクステリア)デザインは
▼新型カローラハッチバックのスパイショット
新型カローラハッチバックの外装は、市販バージョンと思われるパーツを装着した車両のスパイショットから、現行モデルのオーリスよりワイドなヘッドライトデザインになっていることがわかります。
対して、テールライトはコンパクトになりリアビューがスマートに。
また、リアウィンドウがかなり傾斜したスタイルとすることで、リアクォーターガラスが除去されています。
バンパーの下部はメッシュで覆われており、ターボ用のインタークーラーが配置されていると見られています。
▼トヨタ新型カローラハッチバックのスクープ動画
トヨタ新型カローラハッチバックの内装(インテリア)デザインは
▼トヨタ新型カローラハッチバックのスクープ画像
▼現行モデルのオーリス
新型カローラハッチバックの内装は、最新のスパイショットによりデザインが判明しています。
センターコンソールはドライバーが操作しやすいように角度がつけられ、メーター内には高精細の大型7インチカラー液晶画面を搭載。
シフトノブは現行モデルより下部へ移動し大型化することで、設定されるスポーツモデルでも操作がしやすくなっています。
トヨタ新型カローラハッチバックのエンジンとスペックは?
▼トヨタ直列4気筒1.2L ターボ「8NR-FTS」
▼新型カローラハッチバック搭載パワートレインとスペック
- 直列4気筒1.2Lターボ
最高出力:116ps/5200-5600rpm
最大トルク:18.9kgm/1500-4000rpm - 直列4気筒1.8L+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:99ps/14.5kgm
モーター出力:82ps/21.1kgm - 直列4気筒1.6Lターボ
最高出力:250ps
最大トルク:24.0kgm
トランスミッション:6速MT
新型カローラハッチバックのパワートレインには、現行モデルのオーリスにも搭載される1.2Lダウンサイジングターボエンジンが搭載されると考えられています。
カローラハッチバックハイブリッドでは、オーリス搭載のシステムから新世代の1.8Lハイブリッドシステムに変更。
その他、VW「ゴルフGTI」をライバルに設定した1.6Lターボエンジンが用意され、20馬力出力が大きい250馬力が発揮され、4WDが組み合わせられるとみられています。
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トヨタ新型カローラハッチバックのボディサイズは?
▼トヨタTNGAプラットフォーム
新型カローラハッチバックのボディサイズは、現行モデルのオーリスでも3ナンバーサイズとグローバル向けの設定になっていたため、大幅な変更はないと考えられます。
しかし、最新のTNGAプラットフォームによりホイールベースが延長され、室内空間が拡大されることになるとみられています。
▼参考:現行オーリスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4330×1760×1480mm
- ホイールベース:2600mm
- 車両重量:1515kg
トヨタ新型カローラハッチバックの安全装備
新型カローラハッチバックの安全装備には、トヨタの上位パッケージ安全システムのトヨタセーフティセンスPが装備されます。
前モデルとなるオーリスには、コンパクトカー向けにパッケージ化されたトヨタセーフティセンスCが搭載されていましたが、安全機能の充実はニーズが大きいことからコンパクトSUVのC-HRにも装備されているトヨタセーフティセンスPを採用。
オートワイパー(雨滴感応式)や自動防眩インナーミラーなどにも対応します。
トヨタ新型カローラハッチバックの燃費は?
新型カローラハッチバックの予想される燃費は以下の通りです。
- 1.2Lターボエンジン:20.4km/L
- 1.8Lハイブリッド:37.0km/L
- 1.6Lターボエンジン:15.0km/L
現行型オーリスの燃費値は、ハイブリッド車で30.4km/L、1.2Lターボエンジンで19.4km/Lになっています。
新型カローラハッチバックでは、現行型のプリウスと同じ新型のハイブリッドシステムが利用可能となることから燃費値は37.0km/Lまで伸びると考えられています。
また、1.2Lガソリンターボモデルでも、TNGAプラットフォームにより効率がアップすることで、1.0km/L燃費アップが可能になると予想されます。
ハイスペックな1.6Lターボエンジン搭載モデルは、ライバルのゴルフGTIより高い最高出力を持ちながら、燃費値も同等の15.0km/Lが目標になります。
トヨタ新型カローラハッチバックの価格は?
新型カローラハッチバックの価格は、現行モデルのオーリスに安全装備を追加する分5~10万円の価格アップになると考えられます。
▼新型カローラハッチバックの価格(予想)
- 1.2Lターボ:270万円
- 1.8Lハイブリッド:280万円
- 1.6Lターボ:350万円
現行モデルのオーリスの価格は、1.2Lターボエンジンモデルで259万円、1.8Lハイブリッドモデルで262万円からとなっています。
1.6Lターボエンジン搭載モデルは他モデルより高価格になりますが、国内メーカーのメリットを活かし、390万円から販売されているフォルクスワーゲンゴルフGTIより高いコストパフォーマンスが実現されると考えられます。
トヨタ新型カローラハッチバックの発売日は?
新型カローラハッチバックは、2018年秋のワールドプレミアが予定されています。
ハイスペックな1.6Lターボエンジン搭載車は新型カローラハッチバックの登場に遅れて追加されると予想されており、早くても2019年初旬になる予定です。
オーリスとカローラハッチバックを「おさらい」
▼ オーリスハイブリッド(現行モデル)
新型カローラハッチバックの前モデルになるオーリスは、初代が2006年から生産・販売されているしているCセグメントモデルです。
ボディタイプは、日本でも販売されているハッチバック型のほか、欧州専用モデルになっているステーションワゴン型があります。
▼アレックス
製造経緯は、ネッツトヨタ店向けに用意されていたカローラランクスの姉妹車アレックスの後継車種として用意され、欧州販売ではトヨタの主力車種に設定されました。
▼シャア専用オーリス2コンプリートカー
2代目は2012年に登場し日本では、アニメ機動戦士ガンダムとコラボレーションしたシャア専用オーリスも販売されて話題に。
北米ではトヨタの若い世代をターゲットにしたブランドのサイオン・iMとして発売後、2016年9月のブランド廃止により、カローラiMとして販売されています。
車名のオーリスは、ラテン語で「金」を意味する「Aurum」と「Aura(オーラ)」からの造語で、「独特のオーラを持つ存在感のある車となって欲しい」という思いから命名されました。
新型カローラハッチバックについては今後も最新情報があり次第、更新していきますのでお楽しみに!