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2018年次RJCカーオブザイヤー発表!注目の受賞車は?

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日本の2大カー・オブ・ザ・イヤーの1つ、日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)による「2018年次RJCカーオブザイヤー」の最終選考結果が発表されました。

 

この記事では、選出によりさらに注目される受賞車や受賞技術などをご紹介します。

 

▼この記事の目次

 

RJCカーオブザイヤーとは?歴代受賞車は

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RJCカー・オブ・ザ・イヤーは、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)と並び、日本における二大カー・オブ・ザ・イヤーの1つです。

 

1980年(昭和55年)から始まった日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)に対抗する賞として、1992年次(1991 - 1992年)から開始されました。

 

▼COTYの結果はこちら

日本カーオブザイヤー2017−2018最終選考結果発表!注目の受賞車は?

 

特徴は、選考委員に自動車メーカー出身者が多いことから、レーサー出身者が多く走りが高評価になりやすい日本カー・オブ・ザ・イヤーより、技術や使いやすさが評価されやすいと言われています。

 

歴代受賞車は、昨年が日産セレナ、その前がスズキの2年連続となっておりアルト、ハスラーが選出されていました。

 

▼RJCカーオブザイヤー歴代受賞車

2017年次RJCカーオブザイヤー発表!日産 セレナ 2部門受賞

2016年次 RJCカーオブザイヤー発表!2年連続のスズキ アルト受賞

2015年次RJCカーオブザイヤーはハスラーとCクラス!

 

2018年次RJCカーオブザイヤー「国産車」部門トップはスズキ新型スイフト!

▼スズキスイフト

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▼2018年次RJCカーオブザイヤー国産車部門の選考結果

  • 1位:スズキ / スイフト:258点
  • 2位:本田技研工業 / N-BOX:210点
  • 3位:マツダ / CX-5:193点
  • 4位:ダイハツ工業 / ミラ イース:142点
  • 5位:トヨタ自動車 / カムリ:125点
  • 6位:トヨタ自動車 / C-HR:122点

2018年次RJCカーオブザイヤーの国産車部門では、スズキ新型スイフトシリーズが選ばれました。

 

スイフトシリーズはスポーツやハイブリッドもバリエーションにそろえ、幅広いユーザーに対応したことが評価され、特に6速MTのスイフトスポーツは、動力性能、操縦性も優れ、高いスポーツ性を持っています。

 

スイフトハイブリッドは、5速マニュアルトランスミッションをベースに自動で変速する5AGS(オートギヤシフト)とマッチングしたもので、利点の多いハイブリッドを廉価に提供したことが高評価になったと発表されています。

 

▼スズキスイフト(ベースモデル)

超軽量840kg!スズキ スイフト フルモデルチェンジ新型 発表 ハイブリッド&1Lターボも搭載 試乗動画

▼スズキスイフトハイブリッド

燃費32.0km/L 専用チューン!スズキ 新型 スイフトハイブリッド 価格166万8600円~

▼スズキスイフトスポーツ

140馬力 1.4ターボ搭載!スズキ 新型 スイフトスポーツ フルモデルチェンジ2017 価格183万6000円~

 

2018年次RJCカーオブザイヤー・インポート(輸入車)部門トップはボルボV90&V90クロスカントリー!

▼ボルボV90

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▼ボルボV90クロスカントリー

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▼2018年次RJCカーオブザイヤー・インポートの選考結果

  • 1位:ボルボ・カー・ジャパン / ボルボ V90/V90 Cross Country:256点
  • 2位:ビー・エム・ダブリュー / MINI クロスカントリー:238点
  • 3位:アウディ ジャパン / アウディ Q2:229点
  • 4位:FCAジャパン / アルファロメオ・ジュリア:118点
  • 5位:プジョー・シトロエン・ジャポン / プジョー 3008:110点
  • 6位:プジョー・シトロエン・ジャポン / シトロエン C3:99点

輸入車から選出される2018年次RJCカーオブザイヤー・インポートでは、ボルボのフラッグシップワゴンとして発売されたV90とそのクロスオーバーモデルのV90クロスカントリーが選ばれました。

 

ボルボV90シリーズは、共通の基本構造を用いながらとボディバリエーションとサイズの違いにより多様なクルマづくりを可能とする新世代ボルボの第2弾。

 

メカニズムは第1弾でSUVのXC90と同じですが、モデルを重ねるごとに練成度を増していることが評価され、同時に基本構造の有用性が確認されたと発表されています。

 

▼ボルボ90シリーズ

IntelliSafe充実!ボルボ新型「V90」「XC90」「V90クロスカントリー」価格669万円~

 

2018年次RJCテクノロジーオブザイヤー部門トップはホンダN-BOXの軽量化技術!

▼ホンダN-BOX&N-BOXカスタム

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▼2018年次RJCテクノロジーオブザイヤーの選考結果

  • 1位:新型N-BOXの軽量化技術 ホンダ N-BOX:217点
  • 2位:新開発ハイブリッドシステム スズキ スイフト HYBRID:198点
  • 3位:ステアリングアシスト機能BLIS (後方衝突回避支援機能) ボルボ V90:183点
  • 4位:新開発 1.4L直噴ターボエンジン スズキ スイフトスポーツ:160点
  • 5位:ダイナミックフォースエンジン2.5 トヨタ カムリ:137点
  • 6位:新しいquattroシステム アウディ Q5:134点

新型車の採用技術から選出される2018年次RJCテクノロジーオブザイヤーでは、ホンダN-BOXに採用された軽量化技術が選ばれました。

 

N-BOXは、車体骨格の47%と従来から大幅に増やした高張力鋼板の採用とともに、Bピラーの外板に1180MPaの超高張力鋼板を世界で初めて使うなどしてプラットフォームを旧型より80kg軽量化。

 

またスポットでなく連続したシーム溶接、フロア回りは高粘度接着剤を併用した面接合技術により軽量化と高剛性を両立したことが高評価につながったとされています。

 

▼ホンダN-BOX

ホンダ新型N-BOXフルモデルチェンジ徹底解説!燃費や価格、購入検討ガイド

 

2018年次RJCパーソンオブザイヤー部門は光岡進 氏に!

▼光岡自動車 ヒミコ

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自動車業界で活躍する人を表彰する2018年次RJCパーソンオブザイヤーでは、光岡自動車取締役会長の光岡 進 氏が選ばれました。

 

光岡進 氏は、幾多の苦難を乗り越えて1996年に「ゼロワン」で型式認証を取得し、国内10番目(当時)の乗用車メーカーになりました。

 

今年で創業50周年の節目を迎えましたが、大手メーカーの中で、職人のハンドメイドによる受注生産という独自の「光岡ブランド」を確立するなど、数々の個性豊なクルマを市場に提供していることと、今も現役会長として現場で活躍していることが評価されました。

 

2018年次RJC特別賞にマツダ&ボルボの「名車のレストアサービス」!

▼マツダロードスター(初代)

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2018年次RJCカーオブザイヤーでは特別賞として、マツダとボルボが提供する「名車のレストアサービス」が選ばれました。

 

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マツダの「初代ロードスターのレストアサービス」、ボルボの「クラシックボルボ・リフレッシュプロジェクト」はともに、単なる耐久消費財として遺棄されがちな旧車に、絶版部品の供給や修復サービスを提供するなど、自動車文化の向上に寄与する取り組みとして評価されました。

 

▼マツダ初代ロードスターのレストアサービス

新品同様に!マツダ 初代 NA ロードスター レストアサービス 2018年から開始

▼ボルボの「クラシックボルボ・リフレッシュプロジェクト」(外部サイト)

Classic Volvo Refresh Project | ボルボ・カー・ジャパン

 

2018年次RJCカーオブザイヤーの対象車と技術一覧

2018年次RJCカーオブザイヤーは、最終選考が行われた2017年11月14日の前の11月1日に、RJCカーオブザイヤーのスタートとなる「6ベスト」選びの公開開票が行われていました。

 

これは2016年の11月から2017年の10月末日までに登場した国産車と輸入車、それにテクノロジーから会員の投票によって6ベストを選ぶものとなっており、対象車一覧は以下の通りです。

 

なお、今年は日産とスバルが不正検査問題により、RJCおよび日本カーオブザイヤーの選考を辞退しています。

 

▼2018年次RJCカーオブザイヤー対象車一覧

  • ホンダ N-BOX
  • マツダ CX-5
  • スズキ スイフト
  • ダイハツ ミライース
  • トヨタ カムリ
  • トヨタ C-HR
  • スズキ ワゴンR
  • マツダ ロードスターRF
  • ダイハツ トール
  • トヨタ タンクルーミー
  • トヨタ レクサスLS
  • トヨタ レクサスLC
  • スバル SUBARU XV(辞退)

▼2018年次RJCカーオブザイヤー・インポート対象車一覧

  • ボルボ V90/V90 CROSS COUNTRY
  • BMW MINI クロスオーバー
  • アウディ Q2
  • シトロエン C3
  • アルファロメオ ジュリア
  • プジョー 3008
  • BMW 5シリーズ
  • フォルクスワーゲン ティグアン
  • アウディ A5シリーズ
  • レンジローバー ヴェラール
  • アウディ Q5
  • ポルシェ パラメーラ
  • ランドローバー DISCOVERY
  • アウディ R8 スパイダー
  • キャデラック TX5 CROSSOVER
  • シボレー カマロ 

▼2018年次RJCテクノロジーオブザイヤー対象技術一覧

  • 新型N-BOXの軽量化技術
  • ステアリングアシスト機能付BLIS (後方車衝突回避支援機能)
  • 新しいquattroシステム
  • ダイナミックフォースエンジン2.5
  • 新開発ハイブリッドシステム
  • 新開発1.4L直噴ターボエンジン
  • アイサイト・ツーリングアシスト(辞退)

 

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