トヨタが、ピックアップトラック「ハイラックス」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
魅力をアップする新型ハイラックスのスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】トヨタ新型ハイラックスにマイナーチェンジ発売!
- トヨタ新型ハイラックスの【主な変更点まとめ】
- トヨタ新型ハイラックスの外装(エクステリア)デザイン
- 初特別仕様車!新型ハイラックス・ブラックラリーエディション設定!
- トヨタ新型ハイラックスにTRDカスタムパーツもラインナップ!
- トヨタ新型ハイラックスGRスポーツ設定!
- トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは?
- トヨタ新型ハイラックスの内装(インテリア)デザイン
- トヨタ新型ハイラックスのエンジンとスペックは?
- トヨタ新型ハイラックスの走行システムは?
- トヨタ新型ハイラックスの走りを試乗動画でチェック!
- トヨタ新型ハイラックスの燃費は?
- トヨタ新型ハイラックスの安全装備は?
- トヨタ新型ハイラックスのプラットフォームは?
- トヨタ新型ハイラックスの価格は?
- トヨタ新型ハイラックスの発売日は?
- トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
【最新情報】トヨタ新型ハイラックスにマイナーチェンジ発売!
▼新型ハイラックスの画像
トヨタが「ハイラックス」の改良日本発売を発表しました。
トヨタ・ハイラックスは、2017年9月に日本で13年ぶりに復活導入されたばかりのピックアップトラックで、世界およそ180か国で販売され、累計販売台数は1800万台以上という大人気モデルになっています。
改良された新型ハイラックスでは、安全装備や走行用装備を強化され魅力がアップしています。
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トヨタ新型ハイラックスの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型ハイラックスの主な変更点
- 悪路の走破性を向上するリヤデフロックの設定を拡大し、全車標準
- 安全システムを改良し、プリクラッシュセーフティの検知機能を向上。
夜間の歩行者と昼間の自転車検知、レーンディパーチャーアラートの逸脱抑制、レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、ロードサインアシスト、先行車発進告知機能を採用
▽2018年11月改良
- 特別仕様車「ハイラックス・ブラックラリーエディション」を追加設定。
ブラックの専用装備やオーバーフェンダーを採用することで、走行性能の高さを表現
トヨタ新型ハイラックスの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型ハイラックスZの画像
トヨタ新型ハイラックスの外装は、タフさを表現する力強いデザインになっています。
上位グレードとなるハイラックスZグレードには、クロームのアクセントやLEDヘッドライト、アルミホイールなどが採用され、スタイルをアップしています。
▼トヨタ新型ハイラックスXの画像
商用向けモデルとして、装備を簡略化し価格を抑えたハイラックスXグレードも設定され、用途にあわせて選択できるようになっています。
初特別仕様車!新型ハイラックス・ブラックラリーエディション設定!
▼ハイラックスZブラックラリーエディションの画像
新型ハイラックスには、現行モデル初の特別仕様車として「ハイラックスZ“Black Rally Edition”」が設定されました。
ハイラックスブラックラリーエディションは、2017年に日本仕様の生産国であるタイでマイナーチェンジされた新型ハイラックスの新グレード「ハイラックス・ロッコ(ROCCO)」がベースになっており、日本には正式導入されていない新しいエクステリアデザインになっています。
車体には、ブラックカラーのフロントグリルやオーバーフェンダーを装備。
18インチにサイズアップされたタイヤには、塗装ではなく文字部分に白いゴムを埋め込んで整形した「ホワイトレター」を採用。
ブラックに塗装されたホイールと合わせ、スポーティな外観となっています。
内装にも、ステアリングホイールの一部やダッシュボードなどにブラックメタリック加飾が施されているほか、専用オプティトロンメーターも装備。
人気のタフな走りはそのままに、スポーティで個性際立つ一台に仕上げられました。
▼ハイラックスZブラックラリーエディション「TRDパーツ」装着車画像
ハイラックスブラックラリーエディション専用のカスタムパーツとして、TRDからフロントアンダースポイラー(37,800円)、フォグランプベゼル(32,400円)、マッドフラップ(39,960円)、ハイレスポンスマフラー(102,600円)、サイドデカール(32,400円)なども用意され、オーナーの好みにあわせてチョイスすることもできるようになっています。
▼トヨタ新型ハイラックスブラックラリーエディションの特別装備
- フロントグリル(専用意匠・ブラック塗装)
- フロントバンパー(専用意匠・ブラック塗装 /スキッドプレート付)
- 265/60R18タイヤ (ホワイトレター)+18×7½J
- アルミホイール (ブラック塗装・センターキャップ付)
- スペアタイヤ (車両装着タイヤ)
- オーバーフェンダー (専用意匠・ブラック)
- サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー(ブラックメタリック)
- アウトサイドドアハンドル(ブラックメタリック)
- テールゲートハンドル(ブラック)
- リヤバンパー(グレー塗装)
▽インテリア
- 本革巻きステアリングホイール(ブラックメタリック加飾)
- オプティトロンメーター(専用意匠)
- センタークラスター(ブラック+メッキ加飾+ブラックメタリック加飾)
- シフトノブ(本革巻き+ブラックメタリック加飾)
- シフトレバーベゼル(ブラックメタリック加飾)
- アッパーボックス(ボタン部[車名ロゴ入り+グレー加飾])
- サイドレジスター(ブラック+メッキ加飾)
- ルーフヘッドライニング&ピラーガーニッシュ(ブラック)
- ドアトリム(ファブリック+ブラックメタリック加飾)
- ルームパーテーション&バックパネルトリム(ブラック)
- 専用スマートキー(イラスト付)
▼参考:新型ハイラックス(タイ仕様車)
トヨタ新型ハイラックスにTRDカスタムパーツもラインナップ!
トヨタ新型ハイラックスには、人気になっているTRDカスタムパーツも設定されています。
TRDカスタムは、フロントバンパーカバーやアンダーカバー、サイドステップのほか、荷台に装着するつや消しスポーツバー、ハードトノカバーも用意され、専用の17インチアルミホイールなども選択することができるようになっています。
トヨタ新型ハイラックスGRスポーツ設定!
▼トヨタ新型ハイラックスGRスポーツの画像
トヨタは2018年11月、ブラジル・サンパウロモーターショーにて「ハイラックスGR SPORT」を公開しました。
新型ハイラックスGRスポーツは、スポーツブランド「GR」初のオフロードモデルとして開発。
ハイラックスをベースに、フロントに専用のメッシュグリルを装着。
ブラックアウトされたグリルの表面には、「TOYOTA」の大型エンブレムが採用され、ボディサイドにはオーバーフェンダーを装備。
ホイールにはブラックの17インチ、車体はブラックとレッドをアクセントに使ったGAZOO Racingカラーとされました。
インテリアには、ヘッドレストやプッシュスタートボタンなどに「GR」のロゴが採用されているほか、シートには赤いステッチを使用。
足回りは専用チューニングのサスペンションとされ、オフロードでの走破性能が引き上げられています。
新型ハイラックスGRスポーツは、発表されたブラジルで420台限定販売とされ、専用のシリアルプレートも採用。
日本導入は未定とされています。
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トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは?
▼トヨタ新型ハイラックスのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5335×1855×1800mm
- ホイールベース:3085mm
- 最低地上高:215mm
- 車重:2060kg
- 荷台長×荷台幅×荷台高:1520×1535×480mm
- 乗員:5人乗り
- 参考
・トヨタ ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4950×1980×1870mm
ホイールベース:2850mm
最低地上高:225mm
車重:2430kg
乗員:5人 or 8人
トヨタ新型ハイラックスのボディサイズは、トヨタのフラッグシップSUVとしてラインナップされている「ランドクルーザー」から全長+385mmとされています。
しかし全幅は-125mmとなっており、車体後部は荷台とされていることで車重は-370kgと軽く仕上げられています。
トヨタ新型ハイラックスの内装(インテリア)デザイン
新型ハイラックスの内装は、ナビゲーションやエアコンなどを運転席から操作しやすく仕上げられています。
実用性を重視しながらも、クロームや質感の高いブラックのトリムなどを効果的に使用することでスポーティな印象になっています。
トヨタ新型ハイラックスのエンジンとスペックは?
▼トヨタ直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
▼新型ハイラックスのパワートレインとスペック
- エンジン:直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
- 最高出力:150ps
- 最大トルク:40.8kgm
- トランスミッション:6速AT
- 最大牽引力:3500kg
新型ハイラックスのエンジンには、低速トルクを太くし走りの評判もいい2.4Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
日本仕様のトランスミッションには6速ATが組み合わせられていますが、海外では6速MTもラインナップ。
海外仕様の改良では6速MTのチューニングが見直され、より軽快な走りを楽しめるように変更されています。
トヨタ新型ハイラックスの走行システムは?
新型ハイラックスの走行システムには、悪路でのスタックを防ぐアクティブトラクションコントロールが搭載されています。
4WDシステムは、後輪駆動のH2モードと、前後輪の動きをロックして高いトラクション性能を発揮するH4モード(舗装路走行不可)、さらにH4モードからギヤ比を低くすることで急坂も難なくのぼるL4モードを用意するパートタイム4WDシステムが搭載されています。
それでも走行が難しい路面を走行するユーザーのためには、対角の2輪のグリップ力が低く駆動力が逃げることで発生する「対角線スタック」からもリア左右輪をロックすることで脱出可能とするリヤデフロックが用意され、改良にて全車標準搭載とされました。
トヨタ新型ハイラックスの走りを試乗動画でチェック!
トヨタ・ハイラックスは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
タフなつくりと、走りの楽しさが高評価を受けています。
トヨタ新型ハイラックスの燃費は?
▼新型ハイラックスの燃費
- 2.4Lディーゼルターボ&6速AT:11.8km/L
新型ハイラックスの燃費は11.8km/Lになっています。
高い車体剛性を確保し、車体の全長が長く車重が2060kgあるピックアップトラックでは、良好な燃費に仕上げられています。
トヨタ新型ハイラックスの安全装備は?
トヨタ新型ハイラックスの安全装備は、改良により機能がアップされました。
プリクラッシュセーフティは検知機能が向上され、新たに夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応。
レーンディパーチャーアラートには、警報だけでなく逸脱抑制も行うヨーアシスト機能が搭載されました。
さらに、適切な車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、道路標識をディスプレイに表示し見逃し防止をサポートするロードサインアシスト、前方のクルマの発進を知らせる先行車発進告知機能が新採用されています。
▼新型ハイラックスの安全装備
- プリクラッシュセーフティシステム
- レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
- レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
- ロードサインアシスト
- 先行車発進告知
- 横滑り制御機能/空転抑制
- 緊急ブレーキシグナル
トヨタ新型ハイラックスのプラットフォームは?
新型ハイラックスのプラットフォームには、現行モデルで新開発されたラダフレームが採用されています。
新開発ラダーフレームは、前モデルと比較してねじり剛性を20%向上。
路面からの強い衝撃もしっかりと受け止め、タフな環境にも応える優れた耐久性のほか、オンロード走行での高い安定感と乗り心地にも貢献しています。
トヨタ新型ハイラックスの価格は?
▼トヨタ新型ハイラックスの価格
- ハイラックス X:3,321,000円
- ハイラックス Z:3,756,240円
- 特別仕様車
ハイラックスブラックラリーエディション:3,961,440円
トヨタ新型ハイラックスの価格は、リアデフロックが全車標準装備されたことで、エントリー価格が5万4000円アップされました。
上位グレードのハイラックスZでは、変更幅が1万4000円に抑えられています。
▼参考:トヨタ・ハイラックスの価格(前モデル)
- ハイラックス X:3,267,000円
- ハイラックス Z:3,742,200円
- 特別仕様車
ハイラックスブラックラリーエディション:3,947,400円
トヨタ新型ハイラックスの発売日は?
改良されたトヨタ新型ハイラックスの日本発売日は、2019年6月24日に設定されました。
トヨタは日本でブランド唯一のピックアップトラックとなっているハイラックスの装備を充実することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
▼トヨタ・ハイラックス(初代)
トヨタ・ハイラックス (Hilux) は、初代が1968年に登場したピックアップトラックです。
車名の由来は「High」と「Luxury」を合成した造語となっており、乗用車なみの豪華さを持ったピックアップトラックを目指し開発されたことから採用されました。
過去にはハイラックスをベースに製作されたSUVのハイラックスサーフも販売され、大人気に。
7代目からは世界戦略車「IMVシリーズ」のピックアップトラック車種にハイラックスの車名を引き継ぎ世界的に販売されており、カローラの次に世界で売れているトヨタ車になっています。
日本では2004年まで6代目を販売していましたが、需要が少なくなったことから一旦販売を終了し、海外で2015年から販売されていた8代目が2017年9月に約13年ぶりの日本復活となり話題になりました。
海外では、イギリスBBCが製作する人気自動車番組「トップ・ギア」で過去にハイラックスの耐久実験が行われ、その知名度をアップ。
このテストでは、放送から13年前に生産された4代目ハイラックスの中古車を購入し、階段を下らせたあとに木に衝突、海中に5時間沈めたあとに、建物の解体に使用される鉄球などでさらにダメージを与えました。
しかし、ハイラックスは基本的な工具のみで走行可能にまで復活し、自走してスタジオに到着。以降スタジオに長期間飾られていました。
新型ハイラックスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!