アウディが、電気自動車SUV「E-Tron(E-トロン)」の日本発売を発表しました。
アウディブランドを牽引する新型E-Tronについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】EV SUV!アウディ「新型E-Tronスポーツバック」日本発売!
- アウディ新型E-Tronの【特徴まとめ】
- 1327万円から!アウディ新型E-Tronの価格、補助金は?
- 先進的に!アウディ新型E-Tronの外装(エクステリア)デザインは?
- 中間!アウディ新型E-Tronのボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型E-Tronの内装(インテリア)デザイン
- 3モーター化!アウディ新型「E-Tron S」発表!
- パワフル!アウディ新型E-Tronのパワートレインとスペックは?
- アウディ新型E-Tronを試乗動画でチェック!
- 実用的!アウディ新型E-Tronの航続距離と充電時間は?
- 新機能!アウディ新型E-Tronの安全装備は?
- いつ?アウディ新型E-Tronの発売日は?
【最新情報】EV SUV!アウディ「新型E-Tronスポーツバック」日本発売!
▼アウディ新型E-Tronスポーツバックの画像
アウディが電気自動車SUV「E-Tronスポーツバック」の日本発売を発表しました。
アウディ新型E-Tronは、2015年のフランクフルトモーターショーでコンセプトを公開、アウディ初の電気自動車SUVとして制作されたモデルです。
日本導入では、クーペSUVモデル「E-Tronスポーツバック」を今回発売し、追ってスタンダードなSUVボディを持つ「E-Tron」の設定が予定されています。
新型E-Tronスポーツバックは、ルーフからリアを緩やかなラインでつなぐことで、人気になっているクーペSUVスタイルを採用。
ドアミラーには、小型カメラにより撮影した映像を室内のディスプレイに表示する「バーチャルエクステリアミラー」を設定。
これにより空気抵抗もCd値0.26まで低減され、航続距離はWLTCモード値405kmが実現されています。
E-Tronスポーツバックはクーペスタイルによりリアシートのヘッドスペースが「E-Tron」から20mmダウンしていますが、ラゲッジスペースは最大1655Lと高い実用性が確保されています。
新型E-Tronスポーツバックは2020年9月17日に日本で発売。価格は導入記念車「1st edition」が1327万円~1346万円とされています。
アウディは発売にあわせて「e-tron Charging Service」(一年目のみ月会費の5,000円と一分15円の従量料金が無料)を提供し、全国約7,800カ所の急速充電器のうち約86%をカバーする「合同会社 日本充電サービス(NCS)」加入の充電器と、普通充電を含め21,700カ所の充電ステーションが利用できるように。
また、E-Tronの販売と修理が可能な「E-Tronディーラー」を、北海道から九州まで52店舗設定しています。
▼アウディ新型E-Tronスポーツバックの動画
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アウディ新型E-Tronの【特徴まとめ】
▼アウディ新型E-Tronの特徴
- 電気モーターを2基搭載したシステムにより、高い走行性能を発揮
- 航続距離405kmを実現しながら、充電時間をCHAdeMO急速充電器で1時間半(80%まで)に短縮
- スポーティなクーペSUV「E-Tronスポーツバック」を設定
▼アウディ新型E-Tronの動画
1327万円から!アウディ新型E-Tronの価格、補助金は?
▼アウディ新型e-tronの価格
- 【導入記念車】
Audi e-tron Sportback 1st edition:13,270,000円
・バーチャルエクステリアミラー仕様:13,460,000円 - 【補助金】
クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金:40万円
アウディ新型E-Tronの価格は、日本で導入記念モデルとなる「e-tron Sportback 1st edition」が1327万円からとなっています。
「1st edition」では、サイレンスパッケージ(アコースティックサイドガラス、プライバシーガラス、Bang & Olufsen 3Dサウンドシステム、パワークロージングドア)をはじめ、5Vスポークスターデザインの21インチアルミホイール、カラードブレーキキャリパーオレンジを特別装備。
e-tron Sportbackの購入では、約40万円の減税メリットを受けることが可能となるほか、「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」の該当車両のため、40万円の補助金を受け取ることができるようになっています。
先進的に!アウディ新型E-Tronの外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型E-Tronの画像
アウディ新型E-Tronの外装は、最新のブランドデザインを採用し先進的な印象に仕上げられています。
グリルデザインは重心の高い躍動的なものとしながら、リアライトを水平に伸ばすことで上質感が表現されています。
▼アウディ新型E-Tronの動画
中間!アウディ新型E-Tronのボディサイズは?
▼アウディ新型e-tronのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4900×1930×1666mm
- ホイールベース:2925mm
- 参考
・アウディQ5
全長×全幅×全高:4680×1900×1665mm
ホイールベース:2825mm
・アウディQ7
全長×全幅×全高:5070×1970×1735mm
ホイールベース:2995mm
新型E-Tronのボディサイズは、市販されている上級SUV「Q5」と「Q7」の中間に設計されています。
最上級モデルの「Q7」に次ぐサイズとすることで、プレミアム電気自動車SUVとして魅力ある使い勝手と、電気自動車に最適化された走行性能が確保されています。
最新装備!アウディ新型E-Tronの内装(インテリア)デザイン
アウディ新型E-Tronの内装は、最新のコクピットデザインにより高い利便性が確保されています。
ドライバー前にはさまざまな情報を表示可能なデジタルメーターを装備するほか、センターのインフォテインメントシステム用のディスプレイ下に、空調などを操作するタッチパネルも装備し、計3つのディスプレイで先進的な空間に。
リアシートは、フラッグシップSUVの「Q7」に次ぐボディサイズと効率的配置が可能な電動パワートレインのメリットを活かし、乗員が快適に過ごすことができる室内空間を確保。
ラゲッジスペースの容量も大きくとられ、多人数でのドライブも快適にこなすことができるようになっています。
3モーター化!アウディ新型「E-Tron S」発表!
▼アウディ新型E-Tron Sの画像
アウディ「E-Tron」は、ハイスペックモデルとして設定を予定する「E-Tron S」「E-Tron Sスポーツバック」が発表されています。
▼アウディ新型E-Tron Sスポーツバックの画像
新型E-Tron Sは、アウディの他モデルにも設定されているスポーツライン「S」を電気自動車にも拡大しラインナップ。
パワートレインはベースモデルの前後1基ずつモーターを搭載する2モーター構成から、量産車初となるフロント1基、リア2基の3モーター構成に変更。
これによりシステム出力は408ps/67.7kgmから、435ps/82.4kgmにアップ。
さらにブーストモードでは、最大8秒間503ps/99.2kgmを発揮します。
新型E-Tron Sの0-100km/h加速タイムは4.5秒とされ、リア左右のトルク配分を状況にあわせて変更する電動トルクベクタリングの採用により、コーナリング性能も向上。
ボディは幅をベースモデルから50mm拡大しながら、Cd値はE-Tron Sで0.28、E-Tron Sスポーツバックバージョンで0.26まで低減。
また、ブレーキも強化され、フロントには400mmローターと6ピストンキャリパーを装備。
足回りに専用のサスペンションを採用するほか、スタビライザー径も拡大されています。
パワフル!アウディ新型E-Tronのパワートレインとスペックは?
▼アウディ新型E-Tronのパワートレインとスペック
- 【E-Tron55】【日本導入】
電気モーター×2(前後1基)
出力:408ps/67.7kgm
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:200km/h - 【E-Tron50】【海外仕様】
電気モーター×2(前後1基)
出力:313ps/55.1kgm
0-100km/h加速:7.0秒
最高速度:200km/h - 【E-Tron S】【追加設定予定】
電気モーター×3(前1基、後2基)
出力:435ps/82.4kgm(ブースト使用時:503ps/99.2kgm)
0-100km/h加速:4.5秒
最高速度:210km/h - 駆動方式:4WD「Quattro」
- 前後重量配分:52:48
アウディ新型E-Tronのパワートレインは、前後に1基ずつ備える電気モーターにより4WDとされ、「インテリジェント ドライブマネージメント」と呼ばれるトルクベクタリングシステムで走行性能が高められています。
「ブーストモード」も用意し、Sモードでアクセルを最大まで踏み込んだ際、最大8秒間モーターのパワーを引き上げることが可能となっており、日本に導入される上位モデルの「E-Tron55」で408ps/67.7kgmの出力を発揮することができるようになっています。
アウディ新型e-tronはブレーキ制御システムが新開発され、多くのシーンでアクセルペダルのオン/オフで加減速をコントロールすることができるように。
e-tronは走行状況に応じて、電気油圧式ブレーキ制御システムがモーターによるブレーキ、通常のブレーキ、または組み合わせを使用して減速するかどうかを個々のアクスルごとに判断。モーターによるブレーキから通常のブレーキへの移行も滑らかに行われるようになっています。
ドライバーはステアリングホイールのパドルを使用して3段階で減速レベルを選択でき、通常のブレーキはドライバーがブレーキペダルを使用して0.3gを超える急減速が必要な時のみ作動します。
アウディ新型E-Tronを試乗動画でチェック!
アウディ新型E-Tronは、試乗動画が公開されています。
新世代の電気自動車として煮詰められた基礎性能が高い評価を受けています。
実用的!アウディ新型E-Tronの航続距離と充電時間は?
▼アウディ新型E-Tronの航続距離と充電時間
- 【E-Tron55】【日本導入】
バッテリー容量:95kWh
航続距離:405km(WLTCモード値)
充電時間:1時間30分(急速充電使用時/80%まで) - 【E-Tron50】【海外仕様】
バッテリー容量:71kWh
航続距離:336km(欧州値) - 【E-Tron S】【設定予定】
バッテリー容量:95kWh
航続距離:364km(欧州値)
アウディ新型E-Tronには、日本に導入された上位モデル「E-Tron55」で航続距離を405kmとし実用性を高めた95kWhの大容量バッテリーが搭載されています。
それでも充電時間は、CHAdeMO規格の急速充電器で80%まで1時間30分に短縮。
搭載されるバッテリーや充電システムは、今後フォルクスワーゲングループの他モデルにも広く採用される予定です。
新機能!アウディ新型E-Tronの安全装備は?
アウディ新型e-tronの安全装備には、新開発されたシステムが搭載されています。
安全機能には加減速予測システムが含まれ、レーダーセンサー、カメラ画像、ナビゲーションデータなどの「Car-to-X」情報を使用して、交通状況やルートを分析。
Car-to-Xは他車から得られた情報を元に、リアルタイムの交通情報などを車両に配信すことができるようになっています。
この機能を利用し、デジタルメーター「アウディバーチャルコックピット」に予測的なヒントを表示し、自動回生機能が経済的な走行を支援。
アダプティブクルーズアシストと組み合わせ、車両を予測的に加減速させることも可能となっています。
いつ?アウディ新型E-Tronの発売日は?
アウディ新型E-Tronは、日本で2020年9月17日に発売されました。
アウディは、スポーツモデルとなる「E-Tron GT」の設定も予定しており、電気自動車のラインナップを強化することでEV市場での存在感をアップしていきたい考えです。
▼E-Tron GT
【アウディ新型e-tron GT最新情報】電気自動車スポーツのスペックや価格、発売日は?
新型E-Tronについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!