スバルが、インプレッサのマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップするスバル新型インプレッサについて、スペックや価格、発売日などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!スバル新型インプレッサD型にマイナーチェンジ発売!
- スバル新型インプレッサの【主な変更点まとめ】
- 新スタイル!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
- 上級スポーティ!スバル新型インプレッサSTIスポーツ設定へ!
- 全7色!スバル新型インプレッサのボディカラーは?
- 使い勝手で選ぶ!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
- 新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
- 走りUP!スバル新型インプレッサのエンジンとスペック、走行性能は?
- ハイブリッド!スバル新型インプレッサAdvanceをラインナップへ!
- スバル・インプレッサを試乗動画でチェック!
- 大小逆転!スバル新型インプレッサの燃費は?
- 新機能!スバル新型インプレッサの安全装備は?
- 新世代!スバル新型インプレッサのプラットフォームは?
- 新グレード!スバル新型インプレッサの価格は?
- スバル新型インプレッサの発売日は?
- スバルインプレッサを「おさらい」
【最新情報】大幅改良!スバル新型インプレッサD型にマイナーチェンジ発売!
▼スバル新型インプレッサの画像
スバルが「インプレッサ」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
スバル・インプレッサは、2016年にいち早くフルモデルチェンジし最新世代となったことで人気になっているブランドのエントリーモデルです。
現行車は2018年11月にC型にマイナーチェンジされ、機能をアップしていました。
マイナーチェンジしたD型インプレッサでは、新しいデザインや安全装備を強化し魅力がアップされています。
▼スバルXV
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▼スバル・レガシィアウトバック
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スバル新型インプレッサの【主な変更点まとめ】
▼スバル新型インプレッサの変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- 最新の「アイサイトツーリングアシスト」を全グレード標準装備し、アダプティブドライビングビーム、フロントビューモニターを採用
- 新デザインのマルチファンクションディスプレイ、シート材質(メイン/サイド)マルチインフォメーションディスプレイ付メーターを装備
- 運転席シートポジションメモリー機能、ドアミラーメモリー&オート格納機能、リバース連動ドアミラー、集中ドアロック(オートドアロック・アンロック機能付)を採用
- サスペンションを改良し、乗り心地を向上
- スポーツモデルとなるインプレッサSTIスポーツ、ハイブリッド「e-BOXER」を搭載する「インプレッサAdvance」の設定を予定
▽2018年11月マイナーチェンジの変更点
- ブレーキペダルから足を離しても自動的に車両の停止を保持する、オートビークルホールド機能を装備
- 人気グレード「1.6i-L EyeSight」をベースにしたスバル60周年記念特別仕様車「1.6i-L EyeSight S-style」を継続設定。
LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプや切削光輝16インチアルミホイール、メッキ加飾付フロントフォグランプカバー、本革巻ステアリングホイール、ピアノブラック調インテリアなどを採用
新スタイル!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
▼スバル・インプレッサスポーツ
スバル新型インプレッサの外装は、ブランドデザインの「DYNAMIC × SOLID」を維持しながら、より躍動感と安心感が感じられるスタイルとされています。
▼参考:スバル・レガシィ
新型インプレッサでは、新世代モデルが発表されているレガシィからくるヘッドライトやグリル、バンパーデザインを採用することで、より硬質感あるデザインとされ質感を向上。
▼スバル・インプレッサG4
ボディタイプには、ハッチバックのインプレッサスポーツと、セダンのインプレッサG4が設定されています。
上級スポーティ!スバル新型インプレッサSTIスポーツ設定へ!
▼スバル新型インプレッサSTIスポーツの画像
スバル新型インプレッサには、スポーツモデルとして「インプレッサSTIスポーツ」の設定が予定されています。
新型インプレッサSTIスポーツは市販化を前提としたモデルが2019年の東京オートサロンで公開され、レヴォーグやBRZに続きラインナップされます。
インプレッサSTIスポーツの装備は、2Lエンジンの「2.0i-S EyeSight」をベースに、専用の内外装パーツを装着。
内装には、質感の高いボルドーインテリアを採用。
走りと質感を高めた、上級スポーツモデルに仕上げられます。
▼スバル新型インプレッサSTIスポーツの専用装備
- 専用ブラックルーフ2トーンボディカラー
- 専用ビルシュタイン製フロントストラット(DampMaticRⅡ)&コイルスプリング
- 専用バンパー&グリル
- 専用本革シート(ボルドー/ブラック)
- 専用ボルドーカラーインテリアトリム
- 専用マルチインフォメーションディスプレイ付レッドルミネセントメーター
- STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート
全7色!スバル新型インプレッサのボディカラーは?
▼スバル新型インプレッサのボディカラー一覧
- クリスタルホワイト・パール(有料色)
- アイスシルバー・メタリック
- マグネタイトグレー・メタリック
- クリスタルブラック・シリカ
- ピュアレッド
- ダークブルー・パール
- クォーツブルー・パール
スバル新型インプレッサには、全7色のボディカラーが設定されています。
いずれのカラーも、質感をアップした新型インプレッサの魅力を引き出す色合いになっています。
使い勝手で選ぶ!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
▼スバル新型インプレッサのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
・インプレッサスポーツ(5ドアハッチバック)
4475×1775×1480mm
・インプレッサG4(4ドアセダン)
4640×1775×1455mm - 室内長×室内幅×室内高:2085×1520×1200mm
- ホイールベース:2670mm
- 最低地上高:130mm
- 車重:1300kg
- 乗員:5人
スバル新型インプレッサのボディサイズは、ハッチバックとセダンで外寸に違いがあります。
しかし、室内サイズを含め他の数値は同じになっているため、利用シーンの違いで選びやすくなっています。
新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
スバル新型インプレッサの内装は、外装と同じく高い機能性と上質感が追求されています。
改良では、新デザインのマルチファンクションディスプレイ、シート材質(メイン/サイド)、マルチインフォメーションディスプレイ付メーターを採用。
運転席にはシートポジションメモリー機能が装備されるほか、ドアミラーメモリー&オート格納機能も採用されることで、シート位置とドアミラー角度を記憶しボタン操作により再現できるようになっています。
走りUP!スバル新型インプレッサのエンジンとスペック、走行性能は?
▼スバル新型インプレッサのパワートレインとスペック
- 水平対向4気筒1.6L「FB16」
最高出力:115ps/6200rpm
最大トルク:15.1kgm/3600rpm - 水平対向4気筒2L「FB20」
最高出力:154ps/6000rpm
最大トルク:20.0kgm/4000rpm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
スバル新型インプレッサのパワートレインには、1.6Lと2Lの水平対向4気筒エンジンが採用されています。
トランスミッションには、アクセルが高開度になるとステップ変速に切り替わるオートステップ変速を搭載した「リニアトロニック」を組み合わせ。
手動で変速操作が可能なパドルシフトが用意されるほか、2Lエンジン搭載モデルには「SI-DRIVE」を搭載することで、シーンにあわせて「インテリジェントモード(I)」と「スポーツモード(S)」から走行モード選択が可能になっています。
新型インプレッサではこの他、サスペンションに改良を施すことで走りの質感が向上されています。
ハイブリッド!スバル新型インプレッサAdvanceをラインナップへ!
▼スバル「e-BOXER」パワートレイン
▼インプレッサハイブリッドのスペック
- 水平対向4気筒1.6L+「e-BOXER」ハイブリッド
エンジン出力:115ps/15.1kgm
モーター出力:13.6ps/6.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:4WD
スバル・インプレッサには、ハイブリッドシステム「e-BOXER」の搭載が予定されています。
e-BOXERハイブリッドはクロスオーバーの「XV」に設定され、前モデルから90%を新開発し、軽量、高出力とした最新の水平対向4気筒エンジンと組み合わせ搭載。モーターアシストによる低速トルクアップをメインとしながら、他のパワートレインより低燃費が魅力になっています。
新型インプレッサハイブリッドでは、搭載エンジンの排気量が2Lから1.6Lに変更され、より日常での性能が重視されます。
新型インプレッサのe-BOXERの発売日は、2020年以降が予定されています。
スバル・インプレッサを試乗動画でチェック!
スバル・インプレッサは試乗動画が公開されています。
前モデルから進化したデザインや質感が魅力になっています。
大小逆転!スバル新型インプレッサの燃費は?
▼スバル新型インプレッサの燃費
- 1.6L/FF:17.2km/L
- 2.0L/FF:17.0km/L
- 1.6L/4WD:16.2km/L
- 2.0L/4WD:16.8km/L
スバル新型インプレッサの燃費は、1.6Lモデルで17.2km/Lとなっています。
2Lモデルも燃費の低下が抑えられ、4WD車では2Lエンジンのほうが低燃費となっています。
新機能!スバル新型インプレッサの安全装備は?
スバル新型インプレッサの安全装備には、最新の「アイサイトツーリングアシスト」が全車標準装備されました。
アイサイトツーリングアシストは、高速道路などで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動でアシスト。
最新システムでは作動域を、「車線中央維持」で以前60km/h以上から0km/h以上へ、「全車速追従機能つきクルーズコントロール」で0km/h~約100km/hから0km/h~約120km/hに拡大。
その他、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御してドライバーをアシストする「先行車追従操舵」や後退時にソナーセンサー障害物を検知し警告する「後退時自動ブレーキシステム」が搭載されます。
▼フロントビューモニター
▼アダプティブドライビングビーム
その他、新型インプレッサではフロントグリル内に装備されるカメラにより駐車・発進時などの前方確認をサポートするフロントビューモニターや、後退時に自動的にサイドミラーを下に向けてリアタイヤ付近を確認しやすくするリバース連動ドアミラー、アダプティブドライビングビームが採用されています。
新世代!スバル新型インプレッサのプラットフォームは?
▼スバルグローバルプラットフォーム
新型インプレッサには、スバルの新世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用されています。
スバルグローバルプラットフォームは、現行モデルのインプレッサから採用され、2025年までを見据えたスバルの次世代プラットフォームとして製作されています。
車体剛性は部位により1.7~2倍にアップし、サスペンションを滑らかにストロークさせることで乗り心地を向上。
車体全体の低重心化も進められることで操舵時の無駄な挙動も防がれ、路面に吸い付くようにまっすぐ走れることで、将来の自動運転走行も見据えた走行性能になっています。
スバルグローバルプラットフォームは、車種に合わせてプラットフォームを柔軟に変化させることが可能とされており、ガソリンエンジンのほか、ハイブリッドやプラグインハイブリッド、電気自動車にも対応することができます。
また、生産性も向上し、日本国内の工場とアメリカの各生産ラインがそれぞれ複数車種を生産する「ブリッジ生産」も容易になっています。
新グレード!スバル新型インプレッサの価格は?
▼スバル新型インプレッサの価格
- 1.6i-L EyeSight
FF:2,002,000円、4WD:2,222,000円 - 1.6i-S EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-S EyeSight
FF:2,486,000円、4WD:2,706,000円
※インプレッサスポーツ、インプレッサG4同価格
スバル新型インプレッサの価格は、消費増税と装備の充実により、前モデルから5万円ほどアップしました。
グレードには、1.6Lエンジン車の装備を充実した「1.6i-S EyeSight」が新設定されています。
▼参考:スバル・インプレッサの価格(前モデル)
- 1.6i-L EyeSight
FF:1,944,000円、4WD:2,160,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,181,600円、4WD:2,397,600円 - 2.0i-S EyeSight
FF:2,397,600円、4WD:2,613,600円 - 1.6i-L EyeSight S-style【特別仕様車】
FF:2,106,000円、4WD:2,322,000円
※インプレッサスポーツ、インプレッサG4同価格
スバル新型インプレッサの発売日は?
マイナーチェンジしたスバル新型インプレッサD型は、2019年10月10日に発表、発売日は2019年11月15日に設定されました。
予約受付は2019年8月27日に開始されており、2Lエンジン車を先行発売し、1.6Lエンジン車の発売は2020年初頭になる予定です。
スバルは主力モデルであるインプレッサを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
スバルインプレッサを「おさらい」
▼インプレッサWRX STI(初代GC8型)
スバル インプレッサ(IMPREZA)は、初代が1992年に登場した乗用車です。
ボディタイプは現在も販売されているセダンやハッチバックのほか、過去にはワゴンや2ドアクーペも製作されました。
レガシィの下位モデルという位置付けで登場し、以前レガシィが参戦していたWRC(世界ラリー選手権)での活躍で知名度を大きくあげました。
今は別モデルとして販売されているWRX STIは、インプレッサWRX STIとして初代から3代目までラインナップされスバルのスポーツイメージを牽引する存在に。
5代目の現行モデルは2016年に登場し、スバルの新世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームを初めて採用することで、走行性能を向上。
「IMPREZA」のモデル名は、「紋章」「金言」などを表す英語の"IMPRESA"が由来となった造語になっています。
新型インプレッサについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!