ホンダが、グローバルで販売するスポーツモデルとなるS1000の計画を進行しているとの情報が入ってきました。
人気モデルの強化バージョンとなるホンダS1000について、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ホンダ新型S1000は、世界で活躍するS660タイプRに!
- ホンダ新型S1000の【特徴まとめ】
- ホンダ新型S1000の外装(エクステリア)デザインは?
- ホンダ新型S1000のボディサイズは?
- ホンダ新型S1000のエンジンとスペックは?
- ホンダ新型S1000のライバル車は?
- ホンダ新型S1000の燃費は?
- ホンダ新型S1000の価格は?
- ホンダ新型S1000の発売日は?
【最新情報】ホンダ新型S1000は、世界で活躍するS660タイプRに!
ホンダが新型スポーツカーとなる、S1000の開発を進行しています。
ホンダ新型S1000は、日本で軽自動車規格のオープンスポーツカーとして販売されているS660のハイスペックバージョンとなり、ホンダ伝統のS660タイプRに当たると考えられているモデルです。
ホンダS660は発表時から、ライトウェイトスポーツへの関心が高い欧州で販売を期待する声が多くありました。
新型S1000は、そのような海外ユーザーのためにもS660をベースにしたグローバルモデルとして製作されます。
ホンダ新型S1000の【特徴まとめ】
▼ホンダ新型S1000の特徴
- グローバル展開にあわせS660をワイド化し、普通車規格のボディサイズに
- 最新の1Lターボエンジンを搭載し、最高出力を向上
- 基本レイアウトは維持され、コンパクトなMRオープンスポーツカーとして販売
ホンダ新型S1000の外装(エクステリア)デザインは?
▼ホンダS1000の予想CG画像
ホンダ新型S1000の外装は、S660をベースにサイズを拡大したものになります。
フロントデザインには、フラッグシップスポーツとして販売されているNSXからくる、迫力ある大型グリルと水平基調のライトを採用。
▼ホンダS660
車体幅が広がることでデザインには余裕ができ、ワイド&ローのスポーツスタイルが強調されることになります。
ホンダ新型S1000のボディサイズは?
▼ホンダ新型S1000のボディサイズと比較
- ホンダS1000
全長×全幅×全高:3600×1590×1190mm - ホンダS660
全長×全幅×全高:3395×1475×1180mm
ホンダ新型S1000のボディサイズは、ベースとなるS660から全長と全幅がアップします。
ボディサイズの拡大により、ハイスペックなエンジンでも高い走行安定性を確保することができますが、数々のライトウェイトスポーツが販売される欧州市場を見据えたモデルとなるため、軽快さを重視しその拡大幅は小さくなります。
ホンダ新型S1000のエンジンとスペックは?
▼ホンダ製1L直噴ターボエンジン
▼ホンダ新型S1000のエンジンとスペック
- エンジン:直列3気筒1Lターボ「VTECターボ」
- 最大出力:127ps
- 最大トルク:20.4kgm
- トランスミッション:6速MT or CVT
- 駆動方式:MR
ホンダ新型S1000に搭載されるエンジンは、シビックタイプRに搭載された2Lターボエンジン、ステップワゴンなどに採用される1.5Lターボエンジンとあわせ、ホンダの新世代ターボエンジンとして発表されていた1LのVTECターボエンジンです。
1L VTECターボエンジンは、直列4気筒の2Lと1.5Lエンジンと違い直列3気筒となっていることで、660ccの直列3気筒ターボエンジンを搭載しているS660をベースとする新型S1000の軽快さも損なわないエンジンになっています。
▼参考:ホンダS660のスペック
- エンジン:直列3気筒660ccターボ
- 最高出力:64ps
- 最大トルク:10.8kgm
- トランスミッション:6速MT or CVT
- 車重:950kg
- 駆動方式:MR
1Lターボエンジンは排気量でS660から340ccの差しかありませんが、S660は軽自動車の馬力規制により出力が抑えられていたため約2倍のパワーとなっており、上級ライトウェイトスポーツとも競うことができるスペックに。
トランスミッションは、S660と同じく6速マニュアルとCVTが設定され、スポーツ走行を思い切り楽しみたいユーザーから、オープンエアを手軽に楽しみたいユーザーにまで対応します。
駆動レイアウトはMRが維持されることで、サーキット走行でも高い車体バランスの走りを味わうことができるようになります。
ホンダ新型S1000のライバル車は?
▼ロータス・エリーゼ
▼マツダ・ロードスター
ホンダ新型S1000のライバル車として設定されているのは、ロータス・エリーゼとマツダ・ロードスターです。
いずれも軽量な車体のオープンカーとして製作され、ロータス・エリーゼはMRレイアウトのプレミアムライトウェイト、マツダ・ロードスターは販売台数でギネス世界記録も持つオープンFR2シータースポーツカーとなっています。
ホンダ新型S1000は、ライバルよりトルクフルなエンジンとMRによる走り、手頃な価格をセールスポイントとします。
▼参考:ロータス・エリーゼのスペックと価格
- エンジン:直列4気筒1.6L
- 最高出力:136ps
- 最大トルク:16.3kgm
- 車重:841kg
- 価格:497万円~
▼参考:マツダ・ロードスターのスペックと価格
- エンジン:直列4気筒1.5L
- 最高出力:131ps
- 最大トルク:15.3kgm
- 車重:990kg
- 価格:249万円~
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ホンダ新型S1000の燃費は?
▼ホンダ新型S1000の燃費
- 6MT:23km/L
- CVT:25km/L
ホンダ新型S1000の燃費は、高効率な1Lターボエンジンを搭載することでCVTで25km/Lまで改善すると考えられています。
ホンダS660は軽自動車規格により、環境性能を高めるために最適と言われる1気筒当たり400ccから500ccより小さい1気筒あたり220ccのエンジンを採用しているため、ハイスペックながらS1000では燃費値が改善することになります。
▼参考:ホンダS660の燃費
- 6MT:21.2km/L
- CVT:24.2km/L
ホンダ新型S1000の価格は?
▼ホンダ新型S1000の価格
- 価格:280万円
ホンダ新型S1000の価格は、280万円ほどが予定されています。
この設定はベースとするS660の上位モデルから60万円高価な設定ですが、ライバルとする欧州ライトウェイトスポーツカーとの比較では比較的低価格なモデルになります。
▼参考:ホンダS660の価格
- α:218万円
- β:198万円
ホンダ新型S1000の発売日は?
ホンダ新型S1000の発売日は、2020年が予定されています。
ホンダは、S1000の上位となる新モデルZSXの販売も計画しており、S660、S1000、ZSX、そしてフラッグシップスポーツのNSXと、MRスポーツカーのラインナップを拡大します。
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