イタリアのデザイン会社「イタルデザイン」が、立ち上げた自社ブランド「イタルデザイン アウトモビリ スペチアリ」の第1弾モデル「ゼロウーノ(Zerouno)」の新モデルを発表しました。
注目度の高い新型ゼロウーノについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】イタルデザイン新型ゼロウーノロードスターを公開!
- イタルデザイン新型ゼロウーノの【特徴まとめ】
- イタルデザイン新型ゼロウーノのベース車は?
- イタルデザイン新型ゼロウーノの外装(エクステリア)デザイン
- イタルデザイン新型ゼロウーノのボディサイズは?
- イタルデザイン新型ゼロウーノの内装(インテリア)デザイン
- イタルデザイン新型ゼロウーノのエンジンとスペックは?
- イタルデザイン新型ゼロウーノの価格は?
- イタルデザイン新型ゼロウーノの発売日と販売台数は?
【最新情報】イタルデザイン新型ゼロウーノロードスターを公開!
▼イタルデザイン新型ゼロウーノロードスターの画像
イタルデザインアウトモビリスペチアリは、2018年3月のジュネーブモーターショーにてゼロウーノロードスターを一般公開しました。
イタルデザイン・ゼロウーノは、これまでさまざまなクルマを手がけてきたイタルデザインが新たに立ち上げる自社ブランド「イタルデザイン アウトモビリ スペチアリ」の第1弾として発表されていたモデルです。
今回期待されていた新型ゼロウーノ・ロードスターを発表し、さらなるユーザーにアピールされます。
イタルデザイン新型ゼロウーノの【特徴まとめ】
▼イタルデザイン新型ゼロウーノの特徴
- 2億8千万円のコストをかけ開発
- クーペモデルは5台と極少数のみを販売
- 610馬力を出力するV型10気筒エンジンを搭載
イタルデザイン新型ゼロウーノのベース車は?
▼アウディ・R8
▼ランボルギーニ・ウラカン
イタルデザイン新型ゼロウーノのベースモデルには、イタルデザインの親会社であるアウディのフラッグシップスポーツカーR8が採用されています。
アウディR8は、同グループのランボルギーニ・ウラカンともプラットフォームを共有し、同じV型10気筒5.2Lエンジンを搭載しています。
イタルデザイン新型ゼロウーノの外装(エクステリア)デザイン
▼ゼロウーノ(クーペモデル)
イタルデザイン新型ゼロウーノの外装には、全面に軽量なカーボンファイバーが使用され、マシンの運動性能をあげる設計になっています。
オリジナルのフロントスプリッターやフェンダールーバー、サイドフィン、リアスポイラー、リアデュフューザーなどにより、効率よく大きなダウンフォースを発生させるデザインになっています。
▼ゼロウーノ・ロードスター
オープンモデルとなるゼロウーノロードスターでは、クーペからくるエアロデザインとされながら、オープン化にあわせてリアスポイラーを変更するなど最適化されています。
イタルデザイン新型ゼロウーノのボディサイズは?
▼イタルデザイン新型ゼロウーノのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4847×1970×1204mm
- ホイールベース:2650mm
- 乗員:2人乗り
- 参考
・アウディR8
全長×全幅×全高:4425×1940×1240mm
ホイールベース:2650mm
・ランボルギーニ ウラカン
全長×全幅×全高:4459×1924×1165mm
ホイールベース:2620mm
イタルデザイン新型ゼロウーノのボディサイズは、ベースとなるアウディR8と比較して全長が420mmほど延長され、よりダウンフォースを発生することができるようになっています。
ボディスタイルは基礎を共有するランボルギーニ・ウラカンに近いものになっていますが、ホイールベースはアウディR8と同じに設定されています。
イタルデザイン新型ゼロウーノの内装(インテリア)デザイン
イタルデザイン・ゼロウーノの内装は、外装と同じくカーボンパーツにより軽量化されています。
ダッシュボードやセンタートンネル、ドアパネルを全てカーボンで製作。
インテリアデザインは、外装のアグレッシブさと比較してシンプルになっていますが、操作性を重視したつくりとされています。
イタルデザイン新型ゼロウーノのエンジンとスペックは?
▼イタルデザイン新型ゼロウーノのエンジンとスペック
- エンジン:V型10気筒 5.2L
- 最高出力:610ps/8250rpm
- 最大トルク:57.1kgm/6500rpm
- トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- 駆動:4WD「クワトロ」
- 0-100km/h加速:3.2秒
- 最高速度:330km/h
イタルデザイン新型ゼロウーノのエンジンには、アウディR8の上位モデル「R8 V10 Plus」、ランボルギーニ・ウラカンからくるV型10気筒5.2Lが搭載されています。
駆動方式も両モデルと同じく4WDとなっており、高出力を路面に効率よく伝えマシンを100km/hまで3.2秒で加速。
高いダウンフォースを発生するエアロパーツを採用していますが、最高速度はR8 V10プラスと同じ、ウラカンから+6km/hの330km/hになっています。
イタルデザイン新型ゼロウーノの価格は?
▼イタルデザイン新型ゼロウーノの価格
- ゼロウーノ・クーペ:約1億8000万円
- ゼロウーノ・ロードスター:約2億5000万円(予想値)
イタルデザイン新型ゼロウーノの価格は、新ブランドの第1弾モデルながらクーペが1億8000万円と高価に設定されていました。
新モデルとなるゼロウーノロードスターは、2億円台中盤の設定になるとみられています。
イタルデザイン新型ゼロウーノの発売日と販売台数は?
イタルデザインは、極少数の限定車を製作するメーカーとして新設されたことから、クーペモデルは5台のみを販売。
2017年3月の発表後、夏までに欧州、米国、ドバイのユーザーに販売されました。
新モデルのゼロウーノロードスターもクーペと同じく5台が生産されるとみられ、クーペの販売が成功したことから、さらなる人気モデルになると予想されています。
新型イタルデザイン・ゼロウーノについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!