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【日産新型e-NV200最新情報】マイナーチェンジ40kWh電池!7人乗りワゴン/バン電気自動車の航続距離や充電時間、価格は?

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日産が、電気自動車「e-NV200」の改良を発表しました。

 

高い使い勝手を持つ日産新型e-NV200について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

 

【最新情報】日産新型e-NV200が改良でさらに使いやすく!

▼日産新型e-NV200の画像

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日産が、電気自動車「e-NV200」の改良を発表しました。

 

日産e-NV200は、大きな室内空間を持ちバンとワゴンの2タイプをラインナップすることで、レジャーから商用向けまで人気になっている電気自動車です。

 

新型e-NV200への改良では、フルモデルチェンジしていた「リーフ」からくる最新技術を採用し、実用性をアップしています。

 

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日産新型e-NV200の【主な変更点まとめ】

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▼日産新型e-NV200の変更点

  • 40kWhの大容量バッテリーを採用し、航続距離300kmを実現
  • 備え付けのコンセントにより家電製品などを使用する「パワープラグ」の1000W使用時間を、従来の約8時間から約15時間へと拡大
  • バッテリー容量の低下抑制や耐久性の向上などによりバッテリーの高寿命化を実現し、保証を従来の5年10万kmから8年16万kmへ延長
  • 普通充電器を従来の3kWから6kWへ変更し、充電時間に必要な時間を維持
  • ワゴンで、EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)の利便性・操作性を向上
  • オートライトシステムを標準装備
  • ルートバンを除くバンに、UVカット断熱プライバシーガラス(スライドドア、リヤサイド、バックドア+両側スライドサイドウインドウ)を標準装備
  • ボディカラーに「エクセレントブルー」を新設定 

 

日産新型e-NV200の外装(エクステリア)デザイン

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日産新型e-NV200の外装は、電気自動車としての先進性が感じられる上質な仕上げになっています。

 

ボディはガソリンバージョンの「NV200バネット」をベースとすることで、効率的な室内空間の確保に貢献。

 

空気抵抗を抑えることで、航続距離も延長されています。

 

日産新型e-NV200のボディカラーは?(全5色)

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▼日産新型e-NV200のボディカラー

  • ホワイト
  • プラチナシルバー
  • ブラックメタリック
  • ブリリアントホワイトパール
  • エクセレントブルー【新色】

日産新型e-NV200のボディカラーは新色が追加され、全5色が設定されています。

 

これまではホワイトとシルバー、ブラックが用意されていましたが、新しくブルーがラインナップされたことでカラーバリエーションに選択幅ができています。

 

日産新型e-NV200のボディサイズは?

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▼日産新型e-NV200のボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4560×1755×1850mm
  • ホイールベース:2725mm
  • 車重
    ・バン:1580kg
    ・ワゴン:1690kg
  • 参考
    ・日産セレナ
     全長×全幅×全高:4690×1695×1865
     ホイールベース:2860mm
     車両重量:1630kg

日産新型e-NV200のボディサイズは、人気のあるミドルクラスミニバンに近いサイズになっています。

 

しかし、全長は主力ミニバンのセレナから短縮され、逆に全幅は拡大することで、バンのボディタイプで使い勝手のいい荷室が確保されています。

 

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日産新型e-NV200の内装(インテリア)デザインは?

▼日産新型e-NV200ワゴン(7人乗り)

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▼日産新型e-NV200バン(5人乗り)

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日産新型e-NV200の内装にはワゴンとバンの2タイプが設定され、ミニバンから商用ライトバンまで対応できるようになっています。

 

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室内には、大容量のバッテリーを持つ電気自動車の魅力となる家電用のコンセント「パワープラグ」2個を標準装備。

 

改良によりバッテリー容量が増えたことで、1000Wを使用した場合の利用可能時間が従来の約8時間から約15時間へ延長されており、より便利になりました。

 

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ワゴンにはEV専用機能を持つ「NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」が採用され、DVD再生やミュージックボックス機能の追加などをタッチ操作によりコントロールできるようになっています。

 

ルートバンを除くバンでは、改良にあわせ「UVカット断熱プライバシーガラス(スライドドア、リアサイド、バックドア+両側スライドサイドウィンドウ)」が標準装備され、快適性がアップしています。

 

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▼日産新型e-NV200の室内サイズ

  • 乗員
    バン:2人乗り or 5人乗り
    ワゴン:5人乗り or 7人乗り
  • 荷室長×荷室幅×荷室高(バン):1900×1500×1315mm

 

日産新型e-NV200のパワートレインとスペックは?

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▼日産新型e-NV200のパワートレインとスペック

  • パワートレイン:電気モーター
  • 最高出力:109ps/3008-10000rpm
  • 最大トルク:25.9kgm/0-3008rpm
  • 駆動方式:FF

日産新型e-NV200には、2.5Lエンジンなみのトルクを持つ電気モーターが搭載されています。

 

電気モーターはアクセルを踏んだ瞬間から最大トルクを発揮するため、荷物を積むバンの走りを軽快にし、相性がいいパワートレインになっています。

 

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e-NV200では航続距離を延長するためにパワートレインの制御も工夫され、アクセルを踏み込んでいく途中にクリック感を持たせることで、アクセルの過度な踏み込みを抑制し、電力消費を低減。

 

リチウムイオンバッテリー残量警告灯が点灯すると「エナジーセーブモード」とし、最高スピードを100km/hに制限することで、不要な電力消費を抑制します。

 

日産新型e-NV200の航続距離と充電時間は?

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▼日産新型e-NV200の航続距離とバッテリー充電時間 

  • バッテリー容量:40kWh
  • 航続距離:300km
  • 普通充電時間:8時間(100%まで)
  • 急速充電時間:40分(80%まで)

日産新型e-NV200は、バッテリー容量をこれまでの24kWhからフルモデルチェンジしていたリーフに搭載された40kWhにアップすることで、航続距離を190kmから300kmへと大幅に延長しました。

 

この変更にあわせバッテリー寿命を長くする改良も行われ、保証は従来の5年10万kmから8年16万kmへ延長されています。

 

充電時間は、車両に標準装備している普通充電器を従来の3kWから6kWへ改良することで、バッテリー容量を増やしながらも前モデルと同等の8時間になっています。

  

日産新型e-NV200の価格は?

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▼日産新型e-NV200の価格

  • 【e-NV200バン】
    ・GXルートバン
     2人乗り:3,954,960円
    ・GX
     2人乗り:3,954,960円、5人乗り:4,054,320円
  • 【e-NV200ワゴン】
    ・G
     5人乗り:4,600,800円、7人乗り:4,762,800円

日産新型e-NV200の価格は、バッテリー容量の大型化にあわせアップしました。

 

価格アップ幅は、バンで約44万円、ワゴンで約16万円になっています。

 

日産新型e-NV200の発売日は?

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改良された日産新型e-NV200は、2018年4月から日本での受注が開始され、発売日は2018年12月と発表されました。

 

日産はミニバンと商用バンを担当するe-NV200の性能を向上することで、電気自動車の魅力をさらにアピールしていく予定です。

 

日産NV200を「おさらい」

▼日産NV200バネット

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日産NV200は、初代となる現行型が2009年に登場したライトバン、ミニバンをラインナップするモデルです。

 

車名の由来は、「N」が「New Generation」、「V」が「Vehicle」と「Van」、「200」は「2000cc相当」であることを表しています。

 

エンジン搭載車は「NV200バネット」のモデル名で販売されており、NV200の登場前から販売される「バネット」シリーズとしては5代目になっています。

 

OEM供給する三菱自動車では、ワゴンが「デリカD:3」、バンが「デリカバン」として販売されています。

 

チーフデザイナーが同じであることからミニバンの「セレナ」と共通性を感じるデザインになっていますが、メカニズムは独自となっており、エンジンには1.6Lガソリンのほか、海外では1.5Lディーゼルも搭載。

 

リアサスペンションには耐久性に優れるリーフ式を採用し、負荷が軽い乗用ワゴンモデルでは乗り心地を向上するため専用のチューニングが行われています。

 

タクシー車両として「NV200バネットタクシー」もラインナップされ、大きな室内空間を持ちながら、これまでとほぼ変わらない導入・運用コストを魅力に販売。アメリカ・ニューヨークで「イエローキャブ」と呼ばれるタクシーにも正式採用されています。

 

電気自動車の「e-NV200」は2014年に発売され、「リーフ」に次ぐ日産2車種目の完全電気自動車になりました。

 

パワートレインはリーフと共有していますが、最終減速比が見直され、e-NV200では加速力がアップしています。

 

新型日産e-NV200については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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