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【スバル新型レガシィB4最新情報】フルモデルチェンジ発表!A型2.4Lターボ燃費やサイズ、価格、日本発売は?

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スバルが「レガシィB4」のフルモデルチェンジを発表しました。

 

新世代となり性能をアップするスバル新型レガシィB4について、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します 

 

▼この記事の目次

【最新情報】スバル新型レガシィB4フルモデルチェンジ発表!

▼スバル新型レガシィB4の画像

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スバルが「レガシィB4」のフルモデルチェンジを発表しました。

 

スバル・レガシィは、ブランドのフラッグシップモデルとしてラインナップされ、セダンの「レガシィB4」、クロスオーバーの「レガシィアウトバック」を販売。スバル独自の走行システムなどが人気になっています。

 

フルモデルチェンジする新型レガシィB4では、最新プラットフォームやパワートレイン、大型ディスプレイを採用し、スバルを代表する新世代モデルとして性能を伸ばしています。

 

▼スバル新型レガシィの動画

▼スバル新型レガシィアウトバックの画像

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▼スバル新型レガシィアウトバック

【スバル新型レガシィアウトバック最新情報】フルモデルチェンジ!A型発売日や燃費、価格は?

 

スバル新型レガシィB4の【主な変更点まとめ】

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▼スバル新型レガシィB4の変更点

  • スバルの新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を使用
  • フルインナーフレーム構造をスバルとして初採用し、高剛性と軽量化を両立
  • 新設計の外装デザインを採用
  • 11.6インチ大型ディスプレイを持つ新世代インフォテイメントシステムを搭載
  • 新世代2.5L水平対向エンジンのほか、2.4Lターボを搭載する「XT」グレードを設定
  • 乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」により、ドライバーの運転状況を認識しサポート
  • 最上級グレード「Touring」を新設定し、スバルとして初めてシート表皮にタンカラーのナッパレザーを採用

 

スバル新型レガシィB4の外装(エクステリア)デザイン

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スバル新型レガシィB4の外装は、角を強調したグリルを採用し力強いデザインとされています。

 

フォグランプは前モデルと同じくバンパー下部に設置され、ワイドさと硬質感を表現。

 

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リアはスマートなデザインとされ、軽快な走りがイメージできるようになっています。

 

レガシィのボディタイプには、前モデルで用意されていたセダンの「B4」、クロスオーバーワゴンの「アウトバック」を引き続きラインナップ。

 

レガシィアウトバックは、専用サスペンションによりリフトアップされた車体や、悪路の障害物からボディを守るガードなど装備され、差別化されます。

 

スバル新型レガシィを前モデルと比較!

▼スバル・レガシィ(前モデル)

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スバル新型レガシィを前モデルと比較すると、ボディラインが鋭くなっていることがわかります。

 

この変更は、最新プラットフォームにより車体の重心を下げながら効率よく室内空間を獲得できるようになったことからきており、ブランドの上位モデルが持つ質感が追求されています。

 

スバル新型レガシィB4のボディサイズは?

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▼スバル新型レガシィのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4840×1840×1500mm
  • ホイールベース:2750mm
  • タイヤサイズ:225/55R17 or 225/50R18
  • ※参考
    ・レガシィB4(前モデル)
     全長×全幅×全高:4800×1840×1500mm
     ホイールベース:2750mm
     車重:1540kg
    ・レガシィアウトバック(前モデル)
     全長×全幅×全高:4820×1840×1605mm
     ホイールベース:2745mm
     車重:1570kg

スバル新型レガシィB4のボディサイズは、前モデルから全長のみ+40mm延長されています。

 

これにより前モデルから35mm広いフロア長を確保し、室内空間を拡大。

 

また、ボディは、インナーフレームのみをアンダーボディに溶接で取り付け、その後アウターパネルを溶接するフルインナーフレーム構造をスバルとして初採用。

 

インナーとアウター側を溶接したうえでアンダーボディに取り付ける従来の製造方法より部品点数を減らし、ボルトによる骨格同士の接合をスポット溶接に置き換えることできることで高剛性化と軽量化を両立。

 

静粛性も高められ、高速道路で3デシベル室内に入り込む音が少なくなると発表されています。

 

スバル新型レガシィB4の内装(インテリア)デザイン

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スバル新型レガシィB4の内装には、上級モデルとしての質感や使い勝手をアップしたデザインや新世代システムが採用されています。

 

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インフォテイメントシステムには、11.6インチの縦長フルHDタッチディスプレイが採用され、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するほか、ナビやオーディオ、車両情報、電話、セッティング、「Smart Device Link」に準拠するアプリケーションなどが直感的に使用できるように。

 

システムにはレガシィで初となる車内Wi-Fi機能が搭載され、車内には2つの12ボルトDCコンセントと4つのUSBポートが用意されています。

 

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インテリアデザインは、新たに設定された最上級グレード「Touring」にスバル初となるナッパレザーが採用されたのほか、クロームドアハンドルなどにより仕上げ。

  

装備には、ランバーサポート付き10ウェイパワーフロントシート、3段階の温度調整が可能なシートヒーターを採用。

 

オーディオには、12スピーカーのHarman Kardonプレミアムサウンドシステムが用意されています。

 

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リアシート空間は、ホイールベース拡大により前席との距離を広げるとともに、シート形状やクッションの素材を最適化することで疲労も軽減されています。

 

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▼参考:スバル・レガシィの室内サイズ(前モデル)

  • 室内長×室内幅×室内高
    レガシィB4:2030×1545×1220mm
    レガシィアウトバック:2030×1545×1240mm

 

スバル新型レガシィB4のエンジンとスペックは?

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▼スバル新型レガシィB4のパワートレインとスペック

  • 水平対向4気筒2.5LデュアルAVCS直噴「FB25型」【改良】
    最高出力:185ps/5800rpm
    最大トルク:24.4kgm/4400rpm
    0-96km/h加速:8.4秒
  • 【XT】
    エンジン:水平対向4気筒2.4L直噴ターボ「FA24型」【新搭載】
    最高出力:264ps/5600rpm
    最大トルク:38.3kgm/2000-4800rpm
    0-96km/h加速:6.1秒
  • トランスミッション:7速マニュアルモード付CVT「リニアトロニック」
  • 駆動方式:4WD「シンメトリカルAWD」

スバル新型レガシィB4のパワートレインには、水平対向2.5L直噴エンジン「FB25」と水平対向2.4Lターボエンジン「FA24」が搭載されています。

 

▼参考:スバル・レガシィB4のスペック(前モデル)

  • 水平対向4気筒2.5L「FB25型」
    最高出力:175ps/5800rpm
    最大トルク:24.0kgm/4000rpm
  • 水平対向6気筒3.6L「EZ36型」【米国仕様】
    最高出力:260ps/6000rpm
    最大トルク:34.2kgm/4400rpm

2.5Lガソリンエンジンは、最新世代のフォレスターに搭載された最新モデルとなり、型式は前モデルと同じ「FB25」となっていますが、約90%の部品を刷新して直噴化することで出力が向上しています。

 

2.4Lターボエンジンは、北米で販売されるSUV「アセント」に搭載された新開発ユニットとなっており、排気量を小さくしターボを組み合わせたダウンサイジングターボエンジンとすることで高い走行性能と燃費を両立。

 

0-96km/h加速は、2.5L自然吸気エンジンの8.4秒から6.1秒まで短縮。

 

新型レガシィでは足回りにアルミ製ロアアームを採用することで軽量化し、新設計ダンパーを組み合わせることで、ハンドリングと乗り心地もアップされています。

 

▼スバル・フォレスター

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▼スバル・アセント

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スバル新型レガシィB4を試乗動画でチェック!

スバル新型レガシィB4は、試乗動画が公開されています。

 

新世代となりあがった性能や充実した装備が高い評価を受けています。

 

スバル新型レガシィB4の燃費は?

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▼スバル新型レガシィB4の燃費(米国検査値)

  • 2.5Lガソリン
    市街地:27mpg(約11.5km/L)
    ハイウェイ:35mpg(約14.9km/L)
  • 2.4Lガソリンターボ
    市街地:24mpg(約10.2km/L)
    ハイウェイ:32mpg(約13.6km/L)

スバル新型レガシィB4は、米国での燃費が発表されています。

 

前モデルは日本検査値で14.8km/Lとなっていましたが、新型レガシィは燃費値が低くなることが多い米国検査値で11.5km/L~14.9km/Lとされ、ハイパワーな2.4Lガソリンターボエンジンでも10.2km/L~13.6km/Lに仕上げられています。

  

▼参考:スバル・レガシィB4の燃費(前モデル)

  • 14.8km/L(B4/アウトバック同値)

 

スバル新型レガシィB4の安全装備は?

▼スバル・ドライバーモニタリングシステム

スバル新型レガシィB4の安全装備には、最新の「アイサイト」と「歩行者保護エアバッグ」のほか、フォレスターでスバル初採用された乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」が装備されています。

 

アイサイトは、後退時自動ブレーキにより車両後退時の衝突回避または衝突による被害を軽減するほか、後側方警戒支援システムにより自車の後側方から接近する車両の検知に対応。

 

ステアリング連動ヘッドライトやハイビームアシストにより夜間走行時の視認性を向上することで安全性をアップしています。

 

乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」は、マルチファンクションディスプレーの上に顔を検知するカメラを設置し、ドライバーの居眠りやわき見運転の検知、注意喚起機能により安全運転をサポート。

 

その他、ドライバーの顔を5人まで登録し認証することで、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整することができるようになっています。

  

スバル新型レガシィB4のプラットフォームは?

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新型レガシィB4には、スバルの新世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用されます。

 

スバルグローバルプラットフォームは、全面改良を受けて新世代になっているインプレッサから採用され、2025年までを見据えたスバルの次世代プラットフォームとして製作されています。

 

▼スバルグローバルプラットフォーム

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車体剛性は部位により1.7~2倍にアップし、サスペンションを滑らかにストロークさせることで乗り心地を向上します。

 

車体全体の低重心化も進められることで操舵時の無駄な挙動も防がれ、路面に吸い付くようにまっすぐ走れることで、将来の自動運転走行も見据えた走行性能になっています。

 

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スバルグローバルプラットフォームは、車種に合わせてプラットフォームを柔軟に変化させることが可能とされており、ガソリンエンジンのほか、ハイブリッドやプラグインハイブリッド、電気自動車にも対応することができます。

 

また、生産性も向上し、日本国内の工場とアメリカの各生産ラインがそれぞれ複数車種を生産する「ブリッジ生産」も容易になっています。

 

スバル新型レガシィB4の価格とグレードは?

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スバル新型レガシィB4の価格は、安全装備の機能向上などにより価格がアップすることになります。

 

しかし、車格などが維持されることで変更幅は小さくなり、5万円~10万円のアップになるとみられています。

 

グレードは米国で2.5Lエンジンのベースモデル、Premium、Sport、Limitedのほか、2.4LターボのLimited XT、Touring XTをラインナップ。

 

Premium、Sport、Limitedグレードには11.6インチタッチディスプレイを標準装備され、その他グレードには7インチインフォテイメントシステムが装備されます。

  

▼参考:スバル・レガシィの価格(前モデル)

  • レガシィ B4:302万4000円
  • レガシィ B4 リミテッド:324万円
  • レガシィ アウトバック:329万4000円
  • レガシィ アウトバック リミテッド:356万4000円

 

スバル新型レガシィB4の発売日は?

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フルモデルチェンジするスバル新型レガシィB4の発売日は、米国で2019年秋が予定されています。

 

日本ではクロスオーバーのレガシィアウトバックのみが販売される予定となっており、現行モデルでセダンの販売縮小を理由にラインナップから外れることになります。

  

スバル・レガシィを「おさらい」

▼スバル・レガシィ(初代)

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スバル・レガシィ(LEGACY)は、初代が1989年に登場したセダンとワゴンのボディタイプを持つモデルです。

 

モデル名のレガシィは英語で「遺産」を表す言葉が由来となっており、「後世に受け継ぐもの」という意味を持つことから採用されました。

 

初代は富士重工業の倒産が噂されるほどの経営難の中で開発され、状況を打開するために大規模な組織改革を行い、1966年発売のスバル・1000から改良されてきたプラットフォームを完全新設計品に変更。

 

エンジンには、現在でも使用される水平対向4気筒「EJ」型を新開発し搭載。

 

前後輪へのトルク配分を6対4から無段階に変化させる「アクティブ・トルク・スプリット4WD(ACT-4)」も採用したことで人気車となり、「インプレッサ」が登場するまで世界ラリー選手権(WRC)に参戦。

 

ニュージーランド・ラリーでは、コリン・マクレーがドライブするレガシィがスバル初のWRC優勝を獲得しました。

 

▼スバル・レガシィ(2代目)

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▼スバル・レガシィ(3代目)

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1993年登場の2代目、1998年の3代目では、ライバル車が車体幅を拡大し3ナンバー化するとともに排気量をアップしたのに対し、レガシィは5ナンバーサイズを維持。

 

結果、セダンの「B4」とツーリングワゴンのボディタイプそれぞれが、上級車にも負けない走行性能を持つスポーツセダン、スポーツワゴンとして話題になり、好調な販売を記録しました。

 

また、2代目から悪路走行向け装備を装備する「アウトバック」をラインナップしクロスオーバーSUVの先駆け的存在になり、郊外に未舗装路が多い北米で大ヒットしたことから現行モデルでもラインナップされています。

 

▼スバル・レガシィ(4代目)

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2003年に登場した4代目では、欧州市場への対応や衝突安全性能向上のために、ボディの全幅を35mm拡大し3ナンバー化。

 

しかし、アルミニウムや高張力鋼板を採用することで、ボディ剛性をアップしながらも100kgに近い軽量化を実現。

 

生産は日本と米国の2カ国体制になりました。

 

▼スバル・レガシィ(5代目)

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2009年に登場した5代目では全幅を+50mmの1780mmまで拡大したことから、北米でスバル車の販売拡大に貢献。

 

2014年発売の6代目では、北米をメインターゲットとし全幅が1840mmに大きく変更されました。

 

6代目の登場にあわせ、5代目までレガシィが担当してきたツーリングワゴンを新モデルの「レヴォーグ」が引き継ぎ、レガシィはセダンの「B4」とクロスオーバーの「アウトバック」の2タイプになっています。
 

新型スバル・レガシィB4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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