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ワゴンR と ムーヴ の衝突軽減ブレーキシステム比較 こんなはっきりとした記事は初めて見た・・・

一昨日、共に衝突軽減ブレーキを搭載した、ワゴンRとムーヴで保証速度が違うという記事があった

 

新型 ワゴンR、衝突軽減ブレーキの保証速度がムーヴに劣る理由 | レスポンス

ムーヴでは、ぶつからず停止できる速度を20km/h未満としているが、ワゴンRは15km/h未満をその保証範囲としている。同じ赤外線を使っているのにこの違いはどこから来るのか。ムーヴがデンソー製で、ワゴンRが独・コンチネンタル製であるため、ここに性能差があったのかとも思ったが、実はそうではなかった。 

ワゴンRが15km/hまで、ムーヴが20km/hまでが保証範囲

違いが出る理由は、

ムーヴは取り付け位置をバンパー内としたため、ほぼ水平に前方車両を捉えられる。対するワゴンRはそれをフロントウィンドウ上部としたため、前方車両は斜めで捉える結果となる。レーザーレーダーの性能が同じとすれば、より遠くまで届かせるには水平の方が有利だ。つまり、水平にレーダーを発するムーブは、より遠くで前方車が捉えられることになり、これが停止できる速度差につながったというわけだ。

レーダーの取り付け位置の違い

ワゴンRはフロントウィンドウについていて、ムーブはバンパー内、単純に考えてもムーブのほうが前方のものをとらえるのが楽そう

この記事を見た時になるほど!って感じたけど、ムーブのシステムは雪や雨なんかの影響はないのかな?って思っていた

 

そしてもう一つの記事

ワゴンRの衝突軽減ブレーキ、速度でムーヴに劣るも雨天時に活路 | レスポンス

レーザーレーダーの取り付け位置の関係で、ぶつからずに停止できる速度に違いが出ているダイハツ『ムーヴ』と、スズキ『ワゴンR』。後発で登場したワゴンRがどうしてこの部分で不利となる取り付け位置を選んだのか。実は敢えてそれを選ぶだけの大きな理由があった。

赤外線によるレーダーセンサーの弱点として、降雨などがあるとその影響でレーザーレーダーが拡散し、距離が測りにくくなることにある。そこでムーヴでは、ワイパーが低速以上で作動しているときはこの機能がキャンセルされるようになっている。つまり、ムーヴは基本的に雨天時、衝突軽減ブレーキが使えなくなる。 

 ムーブは雨の時、軽減ブレーキが止まるんだね・・・

やっぱり・・・なんていうのはおこがましいんだけど、これは結構盲点なんじゃないかな?

 

それぞれのカタログをもらってきて、隅々まで確認すればわかるかもしれないけど、限られた情報だとどうしても数字がめだっちゃうよね

 

5km/hの差が大きいと感じるか、小さいと感じるかはそれぞれだと思うけど、多少なりとも選ぶ時に参考にするものだから、悪天候の時にきかないなんてことはあってほしくない

 

安全軽減ブレーキ自体は今までも高級車で採用されていた技術だし、問題はある程度把握できてるんじゃないかなと思うんだけど、こういったわかりにくい差がでてしまうのは残念

 

 

新しい技術(今回は小型車にまで採用が広がったという意味で)は、わかりやすいところの情報ばっかりが広がって、使ってみると大きいという差はいつも後回しになっちゃう

 

その意味で問題提起をしたこの記事はあとあと大きな意味がでてくるんじゃないかな?

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