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パンクしないタイヤ 実用化の可能性は?

韓国のハンコックが、パンクせず燃費がいいタイヤを発表

 

こういうコンセプトって今までもあったけど、イマイチな結果に終わることが多い・・・

 

これはどうだろう?

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どこまで本気?

韓国メーカーが開発した「パンクしないタイヤ」 « WIRED.jp

Hankook Tire社がフランクフルト・オートショー(9月12~22日)で発表する一体型タイヤ「i-Flex」では、「ホイール」の内側に幾何学模様のセルが複雑に配列されており、全体が組み込まれたサスペンション部品のような働きをする。道路の隆起や轍(わだち)によって生じたエネルギーは、構造全体に均等に分散・消散され、従来型のタイヤとホイールの組み合わせでは実現できない一貫した剛性のようなものを生み出す。

タイヤ全体がショックを吸収するということだけど、これは空気を使っている今までのタイヤも一緒

 

現在のタイヤは構成する部品の他に空気圧で調整ができるけど、このタイヤは無理だから調整の幅が少なくなってしまうよね

 

「調整をしなくてもいい」というところが売りのタイヤだから実用化するとなると、いろいろな車に合わせて強度にバリエーションをもたせることになりそうだけど、コストを考えるとどうだろう?

 

それに乗り心地で考えると、調整が効かないタイヤに個人がチャレンジするのはキツイよね

 

買ってみたけど強度があわないなんてことになったら問題だから、自動車メーカーと協力して初期設定してもらうことになるのかな

でも、ランフラットタイヤの時も最初の評判が悪くてメーカーは苦労したから簡単ではなさそう・・・

 

今までも非常時に走行ができるランフラットや、クッション材を入れたノーパンクタイヤのコンセプトが実用化されてきたけど、採用されたのは高級車や作業車だけ

 

パンクしないタイヤをいつまで使ってもいいの?なんて問題もありそうだし、少し時間はかかるかな

 

きっとこのタイヤは今すぐにでも車につけて走ることが可能だけど、関係する問題が多くて手間がかかる

 

それを最後まで面倒みて、車のスタンダードにまでする気持ちがあるかが実用化のポイントだと思う

 

ネガティブな話ばかりになってしまったけど、リサイクル可能部分の広さや、軽さをいかした燃費低減など、現在求められている性能を格段に飛躍させるような技術だけに頑張りに期待したいな

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