スバルの大ヒット、EyeSight(アイサイト)が進化
安全を魅力にするスバルの新技術は止まらない
4割増し
新型EyeSight改良ポイント
- プリクラッシュ(衝突回避・軽減)ブレーキの作動相対速度を30km/hから50km/hへ
- 全車速追従機能付クルーズコントロールにブレーキランプ認識技術を使い、安全性UP
- AT誤後進抑制制御にver.2までの前進時のほか、後退時の抑制機能を追加
新機能
- レーンキープアシスト
- 危険回避アシスト(衝突の回避行動をアシストする)
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「ぶつからない?クルマ」を有名にしたスバルだけど、衝突軽減ブレーキが他メーカーへ広がったことで最近は影が薄くなっていたよね
ここで埋もれるかな?とも思ったけど、スバルは今回差をつけた
カメラを以前の白黒撮影からカラーに変えて対象を識別
視野角・視認距離を約40%UP
他車がレーダーや1つのカメラで衝突軽減をしているところに、カメラ2つで立体的に物を捉えられるEyeSightの強みを全体の性能UPに活かしている
ここまでくれば、現行バージョンでぶつからない車をなんとかぶつけてやろうと試した人も軽い気持ちじゃチャレンジできなくなっているんじゃないかな
ぶつからず走れる
新バージョンのポイントは、現行型の止まるという考えに、避けるが加わったことだと思う
レーンキープアシストによる車線の逸脱防止も、危機回避アシストによる危険の回避も車が走っている時に効く機能
これはレーダーを使っている車ではできないことだし、平面で物を見ている単眼カメラにも難しい
ぶつからないためと言われているけど、車線をまもって、危険を避けることができる車と考えれば、それは今自動車業界が注目している自動運転車にも近い機能なんじゃないかな
違いがあるなら、EyeSightは現段階でドライバーが中心になって車を動かそうとしていて、自動運転は不完全ながら機械を中心に動かそうとしていることだと思う
これだけ話題になる安全技術もなかった
一気に広まったEyeSightのように、自動運転も気づいた時には生活の中に溶け込んでいるのかもしれないね