東京モーターショーにあわせて発表された、衝撃的「ヤマハ自動車誕生」のニュース
車が売れないと嘆かれるこの時代に、あらたに増える自動車メーカーが投入する1台、「モティフ」とは!?
ヤマハ発の小さな4輪車 MOTIV
YAMAHA MOTIV スペック
- プラスチック製ボディ
- 全長:2,690mm
- 車輌重量730kg
パワートレイン(いずれかを選択可能)
- 排気量1.0L 3気筒 約75hpエンジン、6速DCT(0-100km/h加速10秒未満)
- 約33hp モーター(最高速100km/h)
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コンセプトカーなのに、どことなく現実感があるモティフ
しかし、それもそのはずでこの車が最初に発表されたのは、実は2010年
スーパーカー「マクラーレン F1」や、F1マシンなどのデザインで有名な、ゴードン・マーレーが当初発表したコンセプトを、ヤマハが買い上げて開発に移したもの
なので、この車を作る事はまったく問題がない
コンセプトを含めて最初から4輪車をつくるとなれば、現在でもトヨタにエンジンの供給をしているヤマハでも、苦労する部分が多かったと思うけど、完成図がはっきりしているものから入れば、難易度は下がるよね
スペックを見ても、エンジンモデルとモーターモデルが準備されるらしく、その用意の良さは、ヤマハ&ゴードン・マーレーだからこそできたものだと思う
でも、シティコミューターで今まで大成功したものはないと言ってもいいんじゃないかな
新しいものに敏感なユーザーは購入すると思うけど、一般に広げるのには小さすぎる
他メーカーが手薄かつ、今後盛り上がりが期待できるシティコミューターで、ヤマハの地位を盤石にしてから、その後の展開を考えるつもりなのかもしれないけど、軽自動車にも大きさが求められる現在の状態では、それも少し難しい気もする
販売網やアフターサービスも、今後のヤマハの課題だよね
早ければ2016年にも発売されるらしいこの車は、新国産自動車ということで、大きな話題になると思うけど、それに見合うものを準備できるか
そしてこの小さな車だけを見に来るユーザーはどれほどいるのか
応援したいけど、車のでき以外があまりに未知数なモティフ
激動の時代をその小ささでスルリと抜ける車になるのか
この車が持つ可能性は、モーターショーに出展されている他のどの車にも負けていないよね