プジョー・シトロエングループが、圧縮空気を使ったハイブリッドシステムを、2016年から市販車に採用することを発表!
空気で車が動く時代到来
効率のいいエアー利用に工夫も
プジョー・シトロエン ”HYbrid Air” 概要
- 2016年、プジョー2008にハイブリッドエアーを搭載することを発表
- ハイブリッドエアーはB・Cセグメントに搭載される
- ブレーキエネルギーで空気を圧縮し、加速時の駆動エネルギーとして使用する
【ハイブリッドエアー採用コンセプトカーはこちら】
どっちも燃費50km/L!プジョー208ハイブリッドエアー/C4カクタスエアフロー
Bセグメント車に使用すると、燃費34km/Lにもなるらしいハイブリッドエアーは、コスト的にも魅力がでそう
電気ハイブリッド車を作るときに必要な、高価で、重量がある駆動用バッテリーではなく、中身が空気のタンクを積むことで済むのは、車重も軽くなり、効率が違ってくるんじゃないかな
昨年発表されていたコンセプトカーを見た時よりも、エアータンクが意外に大きいのは、コンパクトカーの室内空間を考えると気になる
けれど、汎用的なパーツを使いやすいのは、ユーザーが乗り、メンテナンスが必要になった場合にも良さそう!
動画の1:36~は、タンクに蓄えた空気の圧力を安定させるため、容積を小さくしていると思われる様子も見られるし、走りがギクシャクすることはないんじゃないかな
トルクがどれほど出るのか、重量がある上級車にまで使用できるかはわからないけれど、ハイブリッドシステムのエネルギーとして空気は、バッテリーよりも使い勝手がいい気がする
今後、コンセプトカーで走りをアピールしてくるんじゃないかと思うけれど、早くどんなものなのか見てみたい!
未来的には、空気だけを補充して走る車の市販化もできそうだよね