ミシュランが、ハイパフォーマンスカー用タイヤ「パイロット スポーツ カップ2」を発表
差がすごい(笑)
アウトサイドはほぼスリック!左右性格が違う1本のタイヤ
ミシュラン パイロット スポーツ カップ2 概要・スペック・サイズ
- ターゲット:ウルトラハイパフォーマンスカー
- コンセプト:サーキットでタイムアップ可能にし、一般公道の走行性能も犠牲しない
- 耐久レースで培った最新の技術を投入、スポーツカーメーカーと共同開発
- トレッドのアウトサイドとインサイドで異なるコンパウンドを使用する「バイ・コンパウンド」採用
- アウトサイドは、ハイグリップのため柔軟なエラストマーを採用。タイトコーナーのドライグリップを重視
- インサイドは、より剛性感のあるエラストマーを採用。コントロール性を重視
- アウトサイドショルダーに摩耗を抑制する補強材「トラック・ロンジェビティ・テクノロジー 2.0」採用
- 5.4mmの深溝を採用し、ハイドロプレーニングを抑える「アクア ディープ グルーブ」採用
- サイズ:235/35ZR19 (91Y) XL ~ 325/30ZR21 (104Y) N0
- 計11サイズ
最近はインサイドとアウトサイドそれぞれに違う役割をさせるタイヤが多いけれど、ここまではっきりしているのは珍しいよね(笑)
センターからくっきりと、排水とコントロールのインサイド、グリップのアウトサイドがわかれている
▲バイ・コンパウンド
もちろんコンパウンドも違うものが採用されていて、タイヤに外向きの荷重がかかると、柔らかくグリップ力の高いアウトサイドで、グッと車体を押し込む
▲トラック・ロンジェビティ・テクノロジー 2.0
その時アウトサイドのショルダーにかかる荷重に対して、耐久レース仕込みの補強材を入れて支えることで、タイヤライフも確保
日常とサーキットを1本で済ませる、かなり欲張りな考えを実現するタイヤになっている
▲アクア ディープ グルーブ
でも、速いのはわかるけれど、日常出会うウェット走行は?と考えると、排水は3本の深溝に頼る部分が大きいので、あくまでサーキットメインで考えるのが良さそう
サスペンションも固めのハイパフォーマンススポーツでウェット路面だと、少し繊細な走りを求められるんじゃないかな
アウトサイドの圧倒的接地幅は、見た目にも、走りにもかなりのポテンシャル
ステアリングを切り込んだ時、頼れる安心感を出すためのはっきり目的のある形は、本気をアピールするのに充分そう
ミシュラン(MICHELIN) PILOT SPORT CUP 2 (パイロットスポーツカップ2) ポルシェ承認
- 出版社/メーカー: ミシュラン(MICHELIN)
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