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アウディ 2016新型 R8 はV10+電気自動車で価格2200万円から
アウディが、世界初のレーザー・ハイビームを採用したモデル「R8 LMX」を発表!
これはBMW、悔しい…
アウディとBMWの最新ヘッドライト争い
アウディ R8 LMX 概要・スペック(括弧内は現トップモデル R8 V10プラス 比較)
- ル・マン24時間レースマシン、R18 e-トロン・クワトロの技術を採用
- 限定99台の特別仕様車
- エンジン:V型10気筒 5.2L
- 最高出力:570ps(+28ps)
- 最大トルク:55.1kgm(±0)
- ミッション:7速デュアルクラッチ
- 最高速度:320km/h
- 19インチホイール
- カーボンセラミックブレーキディスク
- 世界初レーザーヘッドライト採用
- インテリアに、ブルーステッチブラックレザースポーツシート
- カーボン仕立てセンターコンソール、ドアパネル
R8 LMX レーザー・ハイビーム 概要
- 照らす範囲はLEDヘッドライトの2倍
- レーザーダイオードで発せられる青い光を、蛍光体コンバーターが人間の目に適した5500ケルビンの白色灯に変換
- ドライバーの認識を助け、疲れを軽減
- カメラによるインテリジェントセンサーシステムが他車両を認識、自動でライトを制御
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R8 LMXの動画は記事下部:ル・マン アウディR18 e-tronクワトロ メカニズム
現在R8のトップモデルであるR8 V10プラスよりも、日本円で1千万円以上高い2900万円ほどになるR8 LMX
けれど、豪華装備で飾られているものの、パワーアップはそれほどでもなく、ル・マンマシンの技術は…?とも感じる
しかしそれもそのはずで、アウディがル・マンマシンとの共通点として強調したのは、レーザーハイビームヘッドライト
これはBMW i8が採用するとして大きくアピールしていた技術を、R8 LMXが先に市販車に積んだかたち
BMW i8記事:レーザーライトはこんなに違う!BMW i8解説動画
アウディは先日発売したA8で、最新コントロールシステムを使ったLEDライトを採用していたので、ヘッドライトにはこだわりもあり、話題性も考えて先に特別仕様車でも…と考えたのかも
A8記事:Audi A8/S8 考えるマトリクスLEDヘッドライト!
肝心のレーザーライトシステムの性能も、照射範囲2倍、カメラによるコントロールシステムとの組み合わせと、アウディとBMWでほぼ変わらない
▼BMW レーザーライト採用イメージ
なので、どちらが先に出すか、が問題だったと思うけれど、期待の新型車のためにコストをかけて宣伝していたBMWの気持ちは穏やかじゃないかも
こういった技術競争はよくあることだけど、今回はアウディがBMWよりしたたかだった
もちろん、それに対応した技術ももっていたということだから否定もできないけれど、車好きの中では、メーカーが本来期待するのとは違う意味で話題になるモデルになったんじゃないかな