1970年代に、イタリアのデ・トマソとアメリカのフォードが協力して作り上げたスーパーカー、「パンテーラ」の走行映像!
このスタイルとサウンド…いい(笑)
大量生産スーパーカーのパイオニア パンテーラ
デ・トマソ パンテーラ スペック・概要
- エンジン:フォード製 V型8気筒 OHV 5.8L
- 最高出力:330ps
- 最大トルク:45.0kgm
- 駆動:MR
- 最高速度:281km/h
- 1970年台にはなかった大量生産スーパーカーを作るため、モノコックを採用
- エンジンはほぼチューニングがされていなかったため、賛否がわかれた
- 価格は当時のライバルスーパーカーのほぼ半額で販売台数は多めだったため、成功モデルといわれることも
今ではあまり珍しくない他メーカー製エンジンを積んだスーパーカーだけど、このころはパンテーラだけ
イタリアのデザインにアメリカンV8を積む
開発現場にはワクワクがあふれていたんだろうな
走りは正直、現代のマシンと比べると切れ味もパワーもない
けれど、40年以上たった今もこうやって人を惹きつける魅力は、当時見た人には堪らなかっただろうね
スーパーカーなのに、大量生産
否定的にも考えられそうだけど、ユーザーが欲しがるものを安くと考えると、とても未来的
軽快さを感じさせるボディから響く、野太いエンジンサウンド
このミスマッチがつくった新しい考えは、これから先もしばらく続いていきそう