ドイツツーリングカー選手権マシン BMW M4の熱を、サーマルカメラで撮影した動画
体温との色の違いに注目
マシンの熱の流れが見事に
▼BMW M4 DTM
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ピットクルーの首のあたりをみると、体温が高い人でもオレンジ色
対して、タイヤやマシンの色は赤で、かなり温度が違う
熱くなっている場所をみると、高出力を出しているマシンだから、もっといろいろなところが赤くなるのかなと思ったけれど、意外にはっきりと青と赤がわかれている
熱が抜けるところでなければ、走行風に冷やされてむしろ冷たいんだね
けれどその分、 エンジン上部とサイドの排熱ダクトから、マフラーがあるボディサイドは真っ赤
熱は車体横に流し、ルーフには流れていないことがわかる
これはリアウイングでより大きなダウンフォースを出すために、乱れていない空気を流す工夫かな
ミッドシップマシンだと、この熱の流れの管理が全然違ってくるんだろうね
FRマシンよりも、整った走行風をリアまでもっていき、より多くのダウンフォースを稼ぐこともできそう
F1では排気熱をディフューザーに吹き付けて、ダウンフォースを大きくするシステムもあったから、このサーマルカメラの映像が持っている情報は、思っている以上に多いのかも