アルファ・ロメオ が、軽量スポーツカー「4C」の日本仕様を発表
重圧を跳ねのけられるか
アルファ・ロメオ再構築の先陣 4C
▼アルファロメオ 4C 試乗動画
▼アルファロメオ 4C 発表会映像
Alfa Romeo 4C スペック・グレード・価格
- 全長×全幅×全高:3990×1870×1185mm
- ホイールベース:2380mm
- エンジン:直列4気筒 1.8L ターボ
- 最高出力:240ps/6000rpm
- 最大トルク:35.7kgm/2100-4000rpm
- ミッション:6速デュアルクラッチ「アルファTCT」
- 駆動:MR
- 車重:950kg
- パワーウェイトレシオ:3.96kg/ps
- 燃費:12.1km
- 荷室容量:110L
- 65kgのカーボンモノコックシャシー、一般的ボディー鋼板より20%軽い低密度SMCを採用
- サスペンション:F ダブルウィッシュボーン・R マクファーソンストラット
- 走行モード「アルファD.N.A.システム」は、オールウェザー、ナチュラル、ダイナミック、レースの4モード
グレード・価格
- 4C:783万円
- 4Cローンチエディション(100台限定):891万円
- ローンチエディションには、内外装カーボンパーツ、レザー/アルカンターラシート、Hi-Fiサウンドシステムを装備
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アルファロメオファン期待のスポーツカーがやっと!だね
低く、幅広く作られ、独特の雰囲気をもっている4C
レーシングカーなどに採用される、ドライカーボン製シャシーや低密度SMC(ガラス繊維強化樹脂)の本気素材を採用
剛性を確保しながら、950kgという軽さ
走りは先に公開されている動画をみても、かなりのレベルなのがわかるよね
【動画はこちら】
そんな4Cには、アルファロメオも期待している
▲アルファロメオ ロードマップ
先日公開されたアルファロメオの事業計画では、2018年までにSUVなどを含む8台の新型車をラインナップすることを発表
さらに海外メディアによると、フィアットから独立した法人となることも検討されているらしいので、4Cは最近存在感が薄くなっていたアルファロメオを立て直す第一歩といえそう
そうなると販売も頑張りたいところだけど、この軽量スポーツ 4Cの販売に期待ができるのは、ヨーロッパやアジア
しかしアジアの中でも大きなマーケットの中国は、先日行われたモーターショーで、多くのメーカーがロングホイールベース車を投入、小さなプレミアムカーの販売にはあまり期待ができない
すると、どうしてもちからが入るのは、軽量であることを大きなセールスポイントにできる日本
日本販売がアルファロメオの今後の戦略を探る4Cの大きな鍵になるんじゃないかな
販売網を考えると、スペック的にはかなりリーズナブルな4Cも、日本でいきなり大ヒットとなるのは難しいかも
けれど、光明が見えるようであれば、親会社のフィアット、そしてアルファロメオは、攻勢を強めるんじゃないかな
4Cの日本販売の重要性は高そう