【11月18日10時から発表会!】
トヨタが燃料電池車の開発状況説明会を開き、販売スケジュールを公開
今年度中に未来のクルマがくる!
早く出すことが目的ではない いいものをユーザーに
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トヨタ 燃料電池車説明会 概要
- 燃料電池車(FCV)を2014年度内に国内で発売すると発表
- 価格は700万円程度を予定
- 欧米では来年夏に販売
- 販売は首都圏、大阪府、愛知県、福岡県など大都市圏
- 販売店はトヨタ、トヨペット店
- 補助金が電気自動車と同様と仮定した場合、購入金額は600万円前半
- 走行距離は1回の充電で約700キロ
説明会でのQA
- Q 補助金の額は日本、海外でどれほどか
A 補助金はまだどれくらいかわからない。これから関係各所と相談したい - Q 使用されているバッテリーの種類は
A 使用バッテリーは現状ではまだ答えられない。しかしFCV専用部品となるのは、FCスタック、タンク、補機類などで、バッテリー、モーター、コントローラーはハイブリッド車から適切なものを流用しコストを下げている - Q 水素燃料の価格は
A エネルギー会社が決めるものだが、トヨタとしては既存の自動車とユーザー負担が同等となるよう希望を伝えている - Q 以前はFCHVとしていたが、FCVとしたのはなにか意味があるのか
A 深い意味はない。以前はハイブリッドの技術流用であることを理解してもらうためにそのFCHVとしていたが、燃料電池車が一般的になっていくにつれてFCVとしたほうが良いのではないかということで変更した。 - Q 生産台数、生産工場は
A 日本で生産。台数や生産工場については別途発表したい - Q FCスタック、水素タンクを内製するとのことだが、競争力はあると考えているか
A 長年開発したことで技術は進歩したが、世界のメーカーが技術競争をしている段階。引き続き技術開発に一生懸命取り組んでいきたい - Q 最初の購入者は水素ステーションが少ないことで不便を感じると思うが、フォローはどうなるか
A 水素ステーションが整備されている都市で販売し、販売店にも販売体勢を整えてもらう。トヨタはエネルギーの供給会社をするつもりは現状無い。ステーションをエネルギー会社、国と協力して作っていく - Q 国内販売をはやめたのには他社をリードしたいという意図があるのか
A どこかより早くだそうということが目的ではない。手頃な価格でユーザーに届けられることが重要。競合他社が出てきた場合に、競争は考えていきたい - Q 世界より早く日本販売するのには、どのような理由があるか
A 生産を日本で行うこともあり、海外での展開前に様子をみたい
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当初は来年度と言われていた燃料電池車だけど、発売がはやめられることになった!
価格はこれまで1千万円と言われていたけれど、300万円も安く700万円から
しかし、インフラの問題は大きく、補助金の額はこれからなど、課題も多い
どこまでユーザーの期待に応えられるかは、まだまだ不明といった印象
けれど、トヨタの気合は充分
ホンダも昨日、日本での先行販売を決めたことがわかったので、普及を協力してやっていけるのは心強い
未来のクルマ 燃料電池自動車
これからに期待だ