【新型はこちら】
新型 ダイハツ ミライース/スバル プレオプラスに2トーンカラー
ダイハツ「ミライース」とそのOEM車、スバル「プレオプラス」、トヨタ「ピクシスエポック」が改良
この戦いどこまで続く…?
ダイハツ全力の改良で0.2km/Lの逆転に成功!
▼スバル プレオ プラス
▼トヨタ ピクシス エポック
ダイハツ ミライース/スバル プレオプラス/トヨタ ピクシスエポック
改良ポイント・価格
改良ポイント
- 最新型「TOPAZ NEO」エンジン搭載
- 燃費を33.4km/Lから35.2km/L(4WDは32.2km/L)
- アトキンソンサイクル化により、圧縮比を11.3から12.2に高圧縮比化
- 吸気ポートを改良し、混合気のタンブル強化
- 高着火スパークプラグ採用
- デュアルインジェクター採用
- リアタイヤ前に「タイヤディフレクタ」を設定し、走行時の空気抵抗を低減
- 「エコ発電制御」の発電制御の見直し
- 上位グレードに、革巻ステアリングホイール、シート色ブラックの「ブラックインテリアパック」をオプション設定
価格
- ダイハツ ミライース:76万6286円~131万6572円
- スバル プレオプラス:76万6300円~131万6700円
- トヨタ ピクシスエポック:76万6286円~131万6572円
他モデルでは落ち着いた感もある燃費競争だけど、ガソリン車トップ争いのダイハツ ミライースとスズキ アルトエコの戦いはまだまだ続きそう
最近の競争を振り返ってみると、昨年8月にダイハツ ミライースが燃費差0.4km/Lの33.4km/Lで逆転
ミラ イース 燃費UP & 値下げ!最廉価グレードはライバル アルト エコの15万円安
その後11月に、今度はスズキ アルトエコが35.0km/Lで、再逆転
そして今回ミライースが0.2km/L差で再々逆転と、両メーカーの意地が感じられる
そんな戦いで、さらに1.8km/L燃費をあげたダイハツのアイディアは、その苦労がつらいほど伝わってくる全力のもの
まずは、先日トヨタと改良したエンジンでも採用していたアトキンソンサイクルで圧縮比をアップし、タンブルも強化
トヨタ新エンジン記事(タンブルのイメージも):トヨタの新エンジンでヴィッツの燃費を計算してみた
さらに、ライバルのスズキやホンダが採用している2本のインジェクションで、繊細な燃料噴射を可能に
▼他メーカー デュアルインジェクション記事
▼ダイハツ デュアルインジェクター
さらにさらに、高着火スパークプラグに、リアの走行抵抗を減らすディフレクタの追加、発電制御まで見なおして、これでどうだ!!!という開発者の方の声が聞こえてくるような作り
しかしここまでやっても、フィーリングの悪さが指摘されやすいアトキンソンサイクルのせいか、エンジンの出力はダウン
最高出力は52ps/6800rpmから49ps/6800rpm
そして走りにひびく最大トルクも、6.1kgm/5200rpmから5.8kgm/5200rpmになってしまった…
▼ブラックインテリアパック 内装
正直、ここまでして競争する必要は…?とも感じてしまうこの戦い
けれどダイハツが、大改良のアトキンソンサイクル化までしたということは、スズキの再々々逆転があると予想し、その先を見据えてのことじゃないかな
実際スズキは燃費40km/L達成が目標と発表しているし、軽自動車の中でも一番小さなこのクルマたちが、自動車の未来を切り開いていくことになりそう
燃費40km/Lについて:火花散る軽自動車・燃費ウォーズ リッター40kmへ、一番乗りはどこだ:PRESIDENT Online
さて、次はいつ?(笑)