伝説の国産スポーツカー「トミーカイラ ZZ」が電気自動車として復活、販売開始!
夢は京都から世界へ!
京都が作ったスポーツEVは、世界のスポーツにも
トミーカイラ ZZ 概要・スペック
- 大手自動車メーカー以外では、国内初の量産EV
- 99台の限定生産
- 全長×全幅×全高:3865×1735×1140mm
- ホイールベース:2370mm
- パワートレイン:モーター(リチウムイオンバッテリー)
- 最高出力:305ps
- 最大トルク:42.3kgm
- ミッション:1速固定
- 駆動:MR
- サスペンション:F・R ダブルウィッシュボーン
- 車重:850kg
- 価格:800万円
公式サイト:TommykairaZZ by GLM
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京都の自動車メーカー「トミーカイラ」がつくったスポーツカー「ZZ」
このネーミングは、トミーカイラ創業者の冨田氏と解良氏が、「自分たちの手でクルマを作りたい」という夢を叶えた時には、すでに二人とも「爺爺」になっていたから…というのは、あまりにも有名
しかし1997年に生産を開始したZZは、ほどなく変更された保安基準によって、たったの206台で生産が中止
幻のスポーツカーになってしまった…
それが今回復活したのは、同郷の京都大学からうまれたベンチャー企業「グリーンロードモータース」が、電気自動車として走らせたいと願ったから
その夢には多くの賛同者が集まり、大手メーカー以外では初めての認証を取得
ついに販売にまでこぎつけた
新しくなったZZは、以前積んでいた日産の名機SR20DEから、モーターにパワートレインを変更したものの、軽量なスポーツの考えはそのまま
走りに必要なシャシーやパワートレインと外装を別にし、外装さえ変更すればあらたなクルマを作ることも可能
今後走行システムだけの販売もされ、世界に多くの電気自動車を生み出していきそう
▼ZZ アルミ製シャシー(単体販売時にはパワートレインも取り付けられる)
「120kmの航続距離は長くない」とメーカーは語っているけれど、電気自動車としては見劣りする性能じゃない
それに、スーパーカーと同じようにほぼ手作りで作られるクルマが、800万円と破格なのは驚き
850kgの車体に、4.2Lなみのトルクを出すモーターによる走り、そして歴史も可能性もスーパー
爺ちゃんの夢からできたクルマ「ZZ」、ものすごく格好いい!
本当の伝説はこれからなのかも