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燃費20.2km/L!100%防錆鋼板!スズキ 新型 キャリイ AGSは2速発進可
スズキが軽トラック「キャリイ」に、自動変速マニュアル「オートギアシフト」搭載モデルを追加
このミッションに一本化もいけそう!
オートマ免許で乗れて、マニュアルモードも備えるAMT
▼オートギヤシフト(AGS)
スズキ キャリイ オートギヤシフト スペック・価格
スペック
- AGS(オートギアシフト)は、5速MTをベースにクラッチとシフト操作を自動化したAMT(オートメーテッド マニュアル トランスミッション)で、軽自動車初採用
- オートマチックトランスミッションと同様の「クリープ機能」
- マニュアル車と同様の「エンジンブレーキ」
- シフトチェンジのタイミングを最適化し、変速ショック減
- 3速AT車よりエンジン回転数を下げ、静粛性、燃費を向上
- 「自動変速モード」と「マニュアルモード」が選択可能
- 上り坂の発進時に後退しない「ヒルホールドコントロール」を標準装備
- 燃費:FR 19.4km/L、4WD 19.2km/L
(5速MT搭載車から0.8km/L、3速ATから2.6km/Lアップ)
価格(同3速AT車)
- FR:92万6640円
- 4WD:107万5680円
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燃費が良くて、価格が安いマニュアルが主流の海外のために、自動変速ながら低コストで、燃費はマニュアル以上を達成したスズキ自慢のミッション「オートギヤシフト(AGS)」
オートギヤシフト概要:スズキ オートギヤシフトでミッション戦国を走る
まずは海外と同じくマニュアルの販売が多く、コストに厳しい、軽トラックのキャリイに採用された
これまでオートマ免許で軽トラックを運転するには、4速ATからCVTと進化していった他の軽自動車から遅れ、エンジン音がうるさく、加速、燃費も悪い3速ATを選ばなければいけなかったけれど、これからは同価格でAGSが選べる
AGSを選ぶことで、燃費は2.6km/Lもアップするので、3速ATも併売されるけれど、そちらを選ぶ理由はなくなりそう
では、”マニュアルを使用していたユーザーはどうか?”となると、価格は8万2千円あがってしまい、燃費アップは0.8km/Lと小さい
けれど、オートギヤシフトなによりの特徴である自動変速で、クラッチやギヤ操作の必要はなくなる
仕事で長く乗ったり、配送などで乗り降りが多い場合、かなり嬉しい
先に販売されているインドでは、通常5%売れればいいほうという自動変速ミッションが、このAGS搭載車では47%も売れているらしいから、スズキがこだわった自然な走りはかなりの出来
それでも、マニュアルのダイレクトさがなくなるのが心配…という人なら、いざというときにマニュアル変速(+と-)も使用できるから問題なさそう
マニュアルモードを使えば、クラッチが自動化されただけで、ミッション自体は通常のマニュアルと同じだから、「急坂で踏ん張りが」なんてこともないね
▼メーター(選択されているギヤも確認可能)
▼AGS用シフトセレクター
ライバルのダイハツ ハイゼットは、次期型で4速ATモデルを準備するという噂だけど、キャリイに5速のAGSが追加されたことで、やられた…と思っているんじゃないかな
マニュアル、オートマユーザーを問わない、経済性、快適性を両立したオートギヤシフト
軽トラックを選ぶならミッションから、という感覚がなくなるかも