日本カーオブザイヤーを受賞したマツダ新型「デミオ」のディーゼル、ガソリンモデルの比較試乗映像
これはある意味比べる必要がないかも
ディーゼルの余裕より、シャシーに満足のデミオ
【関連記事はこちら】
スペック:新型デミオを選ぶ=マツダを買うということ
1.5Lのディーゼルが注目されているデミオだけど、まず驚いたのはカーオブザイヤーでも評価されていたように、ディーゼル、ガソリンともにフットワークがいいこと
マツダが生産する中で一番の小型車なのに、凹凸でマシンがしっとりと沈み込む動きは、クラスを間違えたかのように感じる(笑)
ハイウェイの試乗でもコンパクトカーだと、瞬間でおこる動きが見えることが多いけれど、デミオだとあまりないね
カーオブザイヤーではデミオの動きを「軽快」と表現していたけれど、ドッシリとした上級車の動きもあるみたい
そんなシャシーに乗る1.3Lガソリンエンジンは、前型より燃費が落ちているのが残念だけど、その分中速のトルクに余裕がある
マシンの挙動に乱されない出力の厚みは、乗っていても楽だね
ディーゼルモデルはガソリンモデルと比較すると、燃費が良くてスペックも高い
動画のようにボンネットをあけると振動や音はガソリンモデルより大きいけれど、マツダはこれまでのモデルで多くの対策をしてきたから、車内にいて不快に思うようなことはなさそうだね
トップグレードらしく、走りにもガソリンモデル以上にゆったりとした動きがある
これはガソリンモデルより重い、ディーゼルターボエンジンを積んでいるおかげなんじゃないかな
最近は燃費性能のために軽量化が注目されることが多いけれど、安定した動きを出すためには、欧州超高級車がそうしているように、重さがあることがプラスになりやすい
デミオはディーゼルエンジンならではのトルクの大きさで走りには余裕があるし、マツダはデミオを作るときに、コンパクトカーながら超高級車のようなイメージをしてセッティングしたのかも
注目されているデミオで大きな選択になる、ガソリンとディーゼルエンジン
乗り心地の差は意外に大きくないけれど、ディーゼルは近年あまり味わえなかった、重さを楽しめるコンパクトカーに仕上がっているんじゃないかな