映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシンとしても有名な、デロリアン「DMC-12」の試乗映像
この輝きはメーカーの狙い通りだね
夢が生んだマシン その魅力は時をこえて
デロリアン DMC-12 概要・スペック
概要
- GMの副社長だった”ジョン・ザッカリー・デロリアン”が、理想の車を作るため独立し設立した「デロリアン・モーター・カンパニー」が製造した唯一のクルマ
- 有名デザイナー「ジョルジェット・ジウジアーロ」がデザインを担当し、ロータスが設計
- メンテナンスフリーを狙い、エクステリアには無塗装のステンレスが採用されている
- 販売価格は当時のレートで1600万円
- 1982年生産終了
スペック
- 全長×全幅×全高:4267×1988×1140mm
- ホイールベース:2408mm
- エンジン:V型6気筒 2.8L
- 最高出力:132ps/5500rpm
- ミッション:5速マニュアル or 3速AT
- 駆動:RR
- 車重:1244kg
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デロリアンやっぱり惹かれるね
ゼネラル・モーターズの副社長にまでなった”ジョン・ザッカリー・デロリアン”が、理想のクルマをつくりたいと考えてできたDMC-12
現代でもクルマの天敵である錆びを発生させないため、ステンレスを採用したボディは、30年以上たった今でもかわらず光っている
当時の法律にあわせるため車高が高く、コーナーでのロールが大きいけれど、それも時代を感じるひとつの味じゃないかな
グレーの室内は、ガルウィングドアやエクステリアのインパクトからすると、意外なほどシンプル
新車ではブラックのインテリアも選ぶことができたらしい
映画の影響で”デロリアン=タイムマシン”と考える人も多いと思う
けれど、それはあながち間違っていなくて、高耐久のステンレスパネルやジウジアーロによるデザインで、時間にとらわれないところは一緒なんじゃないかな
これからもファンによって大事にされたDMC-12は、未来を走っていくんだろうね