メルセデスがエントリークラスとなるSUVのコンセプトモデル「G-Code」を公開
いろいろな意味でコンセプトカーらしいかも
メルセデス?な外観と未来のクルマ
メルセデス・ベンツ G-Code Concept 概要
- 前輪は水素を燃料とした小型ターボエンジン、後輪をモーターで駆動する、Aクラスより下の小型ハイブリッドSUVコンセプトモデル
- メルセデスの中国デザインスタジオで製作
- 全長×全幅×全高:4100×1900×1500mm
(メルセデスが現在販売している小型SUV「GLA」より、全長-317mm、全幅-96mm、全高+9mm) - 駆動:4WD(FFと切りかえ可能)
- 4シーター5ドアハッチバック
- 21インチホイールを採用
- シートに3Dスキャナーを内蔵。ドライバーにあったポジションに自動で調整
- 太陽光を電気に変換するボディペイント「マルチ・ボルタ・ペイント」
- ダンパーの運動エネルギーを電気に変換するサスペンション
- カーボン製フレーム
メルセデスのコンパクトSUVというと、今年日本でも発売した「GLA」があるけれど、このGコードはさらに小さいらしい
メルセデス・ベンツ GLA:GLA 試乗動画 オフもいけるけどメインはオンロード
たしかに、メルセデスとしては小さいGLAも、他メーカーのコンパクトモデルと比較するとまだ大きいし、ユーザーが増えているSUVをカバーしたいとなると、このコンセプトモデルの市販型が必要かもしれない
けれど、丸さを押したエクステリアデザインはどうかな
フロントデザインはメルセデスとわかるけれど、リアは難しい気もするね
メルセデスのイメージを壊すことも目的なのかな
そんな外観とあわせるように、Gコードはスペックもかなり未来を見ている
水素エンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッド
モーターを駆動する電気を積極的に発電するボディペイントやサスペンションは野心的
発電するサスペンション:デコボコはエコ?
コンパクトカーなのに21インチの大径ホイールを履くなど、制作した人のイメージを優先したのかな?と思うところもあるけれど、この中のいくつかが市販型に積まれるだけでも大ニュースになりそう
メルセデスを変えるかもしれないデザインと、自動車を変えるかもしれない技術は、モデルをわけて搭載されそうだけど、どうまとめるのか楽しみになるクルマだね