フォルクスワーゲンとグループ会社のアウディが、燃料電池車合計3台を公開
日本勢とは違うアプローチが興味深い…
燃料電池車は市販車ベース プラグインハイブリッドで今乗れる
▼ゴルフヴァリアント HyMotion
▼パサート HyMotion
▼A7 スポーツバック h-tron クアトロ コンセプト
フォルクスワーゲン Golf Variant HyMotion/Passat HyMotion 概要
- 電気自動車「e-Golf」をベースに開発
- 水素燃料は約3分でフル充填可能
- 最高出力：134ps
- 駆動方式：FF
- 最大航続距離：500km
アウディ A7 Sportback h-tron Quattro Concept 概要
- 1回の充電で約50kmの走行が可能なバッテリーを搭載したプラグインハイブリッド
- 水素1kgで100km走行可能
- 前後に1基ずつモーターを積む4WDシステムを採用
- 最高出力：233ps
- 最大トルク：55.1kgm
- バッテリーと3分間で充填可能な水素燃料タンクにより、最大航続距離500km
- 0‐100km/h加速：7.9秒
- 最高速度：180km/h
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先日日本でもトヨタとホンダの2社が燃料電池車について発表をしたけれど、トヨタに次ぐ世界第2位のフォルクスワーゲングループも続いた
▽トヨタ、ホンダ燃料電池車
性能同等?ホンダ燃料電池車FCV conceptは2015年度中
日本メーカーとフォルクスワーゲンを比較すると、まず大きいのは燃料電池専用車ではないということ
これは、フォルクスワーゲンが電気自動車でもとった戦略で、新しい技術を特別とするのではなく、既存モデルの1つの選択肢としたもの
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まだ詳細は未定だけど、コスト面でも有利だし、おそらく発売するときもこのままになるんじゃないかな
性能では、水素での航続距離を700kmとしているトヨタ、ホンダの2社に、フォルクスワーゲンは500kmと分が悪いように見える
けれど、アウディA7の燃料電池車には、充電が可能なバッテリーが搭載されていて、プラグインハイブリッド車としても使える
▼A7 スポーツバック h-tron クアトロ コンセプト 技術解説動画
先日発表されたトヨタ MIRAIは、充電した電力で走ることはできないとのことだったので、充電可能ということはA7燃料電池車の大きな武器になりそう
インフラが整うまでは、電気で走行可能なことをセールスポイントにできるね
しかし価格では、充電可能なバッテリーも搭載することで、他車より高めに設定されるかもしれない
目に見えて燃料電池車開発が盛り上がってきた
まだどのメーカーもボディサイズに余裕があるクルマにしか搭載できないので、次はどれだけシステムを小型化できるかがポイントになりそう
開発競争が激化していくんじゃないかな
