12/25:アルトOEM「マツダ キャロル」の画像と価格を追加しました。
スズキが「アルト」のフルモデルチェンジを発表!
ビックリなのは見た目以上に中身だった!(笑)
軽量化に、3種類のミッションに、トップ燃費!全部が新世代なアルト
▼スズキ 新型アルト 発表会動画
▼新型アルト 2トーンバックドア 画像
▼12/25追加 マツダ キャロル 画像
スズキ 新型アルト スペック・改良ポイント・価格
スペック(括弧内は前型比較)
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1475mm
- ホイールベース:2460mm(+60)
- エンジン:直列3気筒 660cc
- 最高出力:52ps/6500rpm
- 最大トルク:6.4kgm/4000rpm
- 室内長:2040mm(+145)
- フロントシート左右間距離:620mm(+30)
- 車両重量:610kg(-60)
- トランスミッション:CVT・5速MT・5速AGS(オートギヤシフト)
- JC08モード燃費:37.0km/L(CVT)
改良ポイント
- 世界最高燃費トヨタ「アクア」に肩を並べる37.0km/Lの燃費を、ガソリン車で実現
- バックドアをミディアムグレーに塗装した「2トーンバックドア」4種類を設定
- ボディーの約46%に高張力鋼板を使い、曲げ剛性とねじり剛性を約30%向上
- フロントフェンダーやロアクロスメンバーなどに樹脂素材をスズキ車として初採用。
シートバックフレーム構造見直し、ボディー側に対する取付部品の溶接化などにより、車両全体で60kgの重量軽減 - 前後のサスペンションストロークを拡大して乗り心地を向上
- 上位グレードのフロントとリアサスペンションに、スタビライザーを採用
- R06A型エンジンの圧縮比をこれまでの11.2から11.5に高め、吸気ポートとピストン上部の形状を変更。ポンピングロスを低減
- エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用と触媒ケースの簡素化などによってエンジンを軽量、コンパクト化
- 燃費はCVT 2WD(FF)車がガソリン車No.1となる37.0km/L。
CVT 4WD車も33.2km/L、5AGS車は27.4~29.6km/L、5速MT車は25.2~27.2km/L - 大型スピードメーターに加え、液晶ディスプレイを右側にレイアウトし、CVT車などに搭載するエネチャージの発電状況やアイドリングストップの作動状況などを表示
- レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)、スリップや横滑りを抑えるESPを全車標準装備
スズキ 新型アルト 価格
- アルト:84万7800円~122万9040円
- アルト バン:69万6600円~88万5600円
マツダ 新型キャロル 価格
- キャロル:84万7800円~112万3200円
【関連記事はこちら】
RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞:2016年次 RJCカーオブザイヤー発表!2年連続のスズキ アルト受賞
走行試乗動画:やっぱり軽い!スズキ新型アルト CVT/5AGS/バン5MT 一気試乗動画
アルト ターボRS スペック・価格:MTなし5速AGS!スズキ 2015新型 アルト ターボRS 価格129万
アルト ラパン スペック・価格:女性カラー&内装!スズキ2015モデルチェンジ新型 ラパン 価格107万円
アルトワークス スペック・価格:気合入りすぎ!スズキ 新型 アルトワークス 発売 価格151万円~
37年で国内販売500万台達成!スズキ アルト 特別カラー3色発売
40km/Lを超えてくると言われていた燃費は、ワゴンRに採用していたマイクロハイブリッド「Sエネチャージ」を価格が高くなってしまうことを理由に嫌い、電装品のみに電力を使う「エネチャージ」にしたことで、37.0km/Lに
しかしそれでもガソリン車トップ、ハイブリッド車トヨタ アクアと一緒の「世界最高燃費」だ
ミッションには、これまでどおりのCVT、5MTのほか、軽トラック「キャリイ」に先につまれていた自動変速マニュアル「5速AGS」も採用され、低価格なのに3種類からミッションが選べる
キャリイ:キャリイ AGS追加で、燃費/快適はミッション問わず!
▼アルト採用 AGS 解説動画
AGSはキャリイでは最高の燃費ミッションという位置づけだったけれど、アルトでは5MTと同じ値段の低価格グレード用ミッション
それでいて、燃費はマニュアル以上となっている
走りでは、軽自動車だと省略されることが多いスタビライザーを、上位モデルの前後に採用し快適に
▼新型アルト フロントサスペンション(上)・リアサスペンション(下)画像
車重は610kgと、60kgも前型から軽量化し、車体剛性もアップ
1トンを超えることも珍しくない最近の軽自動車と比較すると、アルトの走行性能はかなり余裕があると言えそう
インテリアは価格相応…ではなく、外観にあわせたモダンなデザイン
車両価格の問題でどうしても採用できない上級素材のハンデを、スズキはデザインでカバーしたらしい
▼新型アルト インテリア画像
期待している人も多いスポーツ走行が楽しめるターボモデル「RSターボ」は、NAだけの標準アルトより少し遅れ、3月発売とのこと
アルトRSターボ画像(記事下部):スズキ新型アルト12/22発売!燃費40km/L!スポーツのターボRSも
軽量、高剛性、足回りにもこだわった新型アルトにターボは、間違いなく楽しいから、車好きはあとちょっと我慢かな?(笑)