メルセデス・ベンツが、新型コンセプトモデル「IAA(Intelligent Aerodynamic Automobile)」を発表
走行中にのび~る新モデル
次期CLSは空気もスムーズに?変形するコンセプトモデル メルセデス・ベンツ IAA
▼メルセデス・ベンツ Concept IAA 動画
▼メルセデス・ベンツ Concept IAA エクステリア 画像
メルセデス・ベンツ Concept IAA(Intelligent Aerodynamic Automobile)概要・スペック
- 次期メルセデス・ベンツ「CLSクラス」のデザインプレビューであり、アクティブエアロダイナミクスにより低空力抵抗を追求したモデル
- 全長×全幅×全高:5040×1995×1305mm
(エアロダイナミックモード時は全長5430mm) - ホイールベース:2975mm
- 速度80km/h以上で「エアロダイナミックモード」を作動。
テールエンドを390mm伸ばし、車体各部のフラップも作動させることで、Cd値0.19を実現 - パワートレイン:直列4気筒 2L ターボ+モーター
- エンジン最高出力:211ps
- モーター最高出力:81ps
- システム最高出力/最大トルク:279ps/61.3kgm
- EV航続可能距離:62km(エアロダイナミックモード時66km)
- 最高速度:250km/h(リミッター)
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コンセプトカーらしい変形機能など、次期CLSクラスのデザインプレビューと言われてもどこまでのものなのかわかりにくい新コンセプト「IAA」
しかし、コンセプトを切り取ってみると、次期CLSクラスのセールスポイントが見えてきそう
まずはコンセプトモデルでCd値0.19という「圧倒的空力性能」
(参考:現行プリウスでCd値0.26)
変形機能は市販車に搭載されず、可動フラップだけになると思うけれど、流麗なボディラインをポイントにするCLSクラスのアピールとして、「空気が綺麗に流れている」ことをあらわす小さなCd値はわかりやすい
上級モデルとして、風切音を低減し、静粛性向上にもつなげやすいね
▼メルセデス・ベンツ Concept IAA インテリア 画像
そして、2Lダウンサイジングターボエンジンと、プラグインハイブリッドを組み合わせたパワートレイン
これは環境性能が求められる現代のクルマとしては目新しいものではない
けれど、ボディラインから静粛性を極める次期CLSクラスに、EV航続可能距離も長いプラグインハイブリッドは、大きな武器になりそう
流れるようなボディラインと高い環境性能を両立する、CLSクラスのコンセプト IAA
いつか法律などもクリアして、ボディ延長機構も市販してみてほしいね