ホンダが、ハイブリッドセダン「アコード」のマイナーチェンジを発表
すべてを見直した、本気すぎるホンダのハイブリッドセダン!
マイナーチェンジなのにこんなに改良!? ホンダ 2016新型 アコード ハイブリッド
▼ホンダ アコード ハイブリッド エクステリア・インテリア 詳細 動画
▼ホンダ アコード エクステリア 画像
ホンダ アコード 概要・改良ポイント・価格
概要
- 新デザインのエクステリアとインテリアを採用
- 「オデッセイハイブリッド」に採用されている新型モーターと、改良したエンジンにより、出力をあげながら燃費を30.0km/Lから31.6km/Lにアップ
- 安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備
改良ポイント
エクステリア改良
- インラインタイプのフルLEDヘッドライトと導光タイプのLEDポジションランプをセットにした新型ヘッドライトを採用
- サイドシルガーニッシュを装着
- リアウィンドウとリアガラスに「高熱線吸収・UVカット機能付きソフトプライバシーガラス」を採用
- 上位グレードの「ハイブリッド EX」は、トランクスポイラーを追加し、ホイールを1インチアップの18インチに変更
- ボディカラーに「ディープオーロラ・メタリック」「プレミアムディープロッソ・パール」の新色2色を設定、全5種類をラインアップ
インテリア改良
- 木目加飾から、センターコンソール、パワーウィンドウスイッチパネル、リアアームレストリッドなどをグロスブラックパネル、ステアリングガーニッシュ、エアコンパネルにミラーブラックパネルを採用
- 「ハイブリッド EX」に専用スポーツコンビシートを採用
- 全車に標準装備の「ホンダ インターナビ」はApple「CarPlay」に対応。
iPhoneなどに保存した音楽の再生やハンズフリー通話、iPhoneの音声アシスタント「Siri」を使い、音声入力によるメッセージの作成や送信が可能 - パワートレーンを改良し小型化したことにより、トランク容量を26Lアップの424Lに拡大
走行性能改良
- ハイブリッド用モーターを、従来の「MF8」から「オデッセイ ハイブリッド」にも採用した「H4」に変更。
23%モーターを小型・軽量化し、最高出力を15ps、最大トルクを0.8kgmUP - エンジンの出力を2ps/1.0kgmあげ、最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kgm/4000rpmに
- 低温時に排出ガスの熱で冷却水を温める「廃熱回収ヒーティングシステム」を追加
- 車重をハイブリッド LXで40kg、ハイブリッド EXで30kg軽量化
- 燃費を30.0km/Lから31.6km/Lに改善
- 「SPORTモード」を追加
- 「減速セレクター」をステアリング裏に設置。
セレクターを操作することでアクセルオフ時の減速を4段階に変更可能 - 電動パワーステアリングの制御を見直し、高速走行時の安定性とワインディングでの手応えあるステアリングフィーリングを実現
- 改良型振幅感応型ダンパーにより、旋回姿勢での前後バランスを最適化
静粛性改良
- 静粛性を向上するため、車両前方側にフロアブレースバーを装着、エンジンマウントの前後にダイナミックダンパーを設定。
- ボンネットのフードインシュレーター裏打ちに吸音材を追加
- フロア下のアンダーカバーやタイヤハウス内のインナーフェンダーを吸音タイプに変更
- フロントウィンドウを遮音ガラスにし、フロントドアウィンドウを合わせガラスに変更
- ピラー内に発泡ウレタンを充填、キャビンへの騒音侵入を防ぎ、こもり音低減機能を持つ「アクティブサウンドコントロール」を採用
安全装備改良
- 全車に安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備
- 世界初の「信号情報活用運転支援システム」に全車対応。
道路に設置された高度化光ビーコンから得られる複数の信号予定情報とGPSによる自車位置と走行速度といった情報を組み合わせ、前方の信号が青信号のまま通過できるときに推奨速度の範囲を表示する「信号通過支援」、赤信号で停車する必要あるときにアクセルオフをうながす「赤信号減速支援」、信号待ちのときに信号が変わるまでの残り時間と発進予告を行なう「発進遅れ防止支援」という3つの機能を提供
ホンダ アコード 価格
- ハイブリッド LX:385万円
- ハイブリッド EX:410万円
▼ホンダ 新型アコード 公式サイト
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昨年、アメリカで発表されていた新しいデザインに変わった新型「アコード」
フロントフェイスでは、落ち着きよりスポーティを前面にだしたフラッグシップセダン「レジェンド」と同じように、ヘッドライトが特徴的なものになった
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けれど、今回のマイナーチェンジで注目するポイントは、外観以外にも、ありすぎるほど多い
ハイブリッドシステムは、高出力、小型化されたモーターを搭載していた「オデッセイ ハイブリッド」と同様の改良で、出力をあげながら燃費を30.0km/Lから31.6km/Lに大幅UP!
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パワートレインが発する音を指摘されることが多かったということで、室内を囲むように吸音材を追加
そもそも音の発生を抑えるためにも、フロアブレースバーやエンジンマウントのダイナミックダンパー、改良型の振幅感応型ダンパーも採用
この装備は、同時に見直されたパワーステアリングのセッティングや、減速Gを調整できる「減速セレクター」とあわせ、気持ちいい走りにもつながっている
インテリアは、木目で落ち着いた雰囲気だった前型から、外観と同じくスポーティなイメージに
▼ホンダ アコード インテリア 画像
ナビには、スマートフォンと相性がいいApple「CarPlay」を搭載
安全装備には、パッケージ化された安全装備「ホンダセンシング」を標準採用
世界初の技術として、信号の情報とクルマの位置から、「青信号を通過するためにはこれくらいの速度で」、「赤信号で止まるためにアクセルをオフ」、「信号が変わるまでの時間」などがわかる「信号情報活用運転支援システム」も搭載された
マイナーチェンジながら、クルマを新しく作りなおしたくらいのトピックを盛り込んだ新型アコードハイブリッド
気合と自信があふれるホンダの上級ミドルサイズセダンに、心が動くユーザーも多そうだね