トヨタガズーレーシングは、2017年シーズンの世界耐久選手権に参戦するマシン「TS050ハイブリッド」を公開
すべてを見直したニューマシン!
エンジン、ハイブリッドも新しく!TOYOTA GAZOO Racing「TS050ハイブリッド」
▼TOYOTA GAZOO Racing 2017「TS050ハイブリッド」画像
TOYOTA GAZOO Racing 2017「TS050ハイブリッド」概要・スペック
- 2017年シーズンの世界耐久選手権LMP1クラスに参戦するマシン
- トヨタ東富士研究所とケルンのトヨタモータースポーツGmbH(TMG)の技術陣が開発を進め、あらゆるコンポーネントを全面改良
スペック
- パワートレイン:V型6気筒 2.4Lツインターボ+電気モーター
新型エンジンは最適化された燃焼室に伴い、シリンダーブロック、シリンダーヘッドなどの主要部品を全面改良し、圧縮比を向上。
同時にターボチャージャーのサイズ見直しと共にインペラ形状が改良され、応答性と過渡特性の改善によってターボラグを減少 - ハイブリッドシステムも見直し、モーター/ジェネレーターユニット(MGU)をさらに小型化。
改良された高出力型リチウムイオンバッテリーと共に軽量化にも貢献 - ダウンフォースを削減する2017年レギュレーションに対応し、コンピュータによる計算流体力学と風洞試験により空力コンセプトを見直し
- ミシュランとの協力体制により、使用可能タイヤ数が削減されることに対応する新しいコンパウンドと構造を持つタイヤを用意。
サスペンションジオメトリの最適化も進め、タイヤ摩耗を低減
【関連記事はこちら】
2017年ル・マン24時間レース ライブ中継:ルマン24時間レース2017 無料ライブ中継放送 6/17 21時開始!
ル・マン優勝は渡さない!ポルシェ世界耐久選手権「919Hybrid 2017」公開
トヨタWEC TS040 HYBRIDの音を中田ヤスタカが音楽に「DIVE into the HYBRID」公開
2017年の世界耐久選手権(WEC)用マシンとして公開された「TS050ハイブリッド」
このマシンは、シーズンに組み込まれている世界三大レースの一つ「ル・マン24時間レース」で、昨年残り10分ほどのところまで1位で走行しながらアクシデントでのがしてしまった優勝を得るために開発
ダウンフォースやタイヤ使用本数を減らす新レギュレーションのために、マシンのすべてを見直し
エンジン、ハイブリッドシステム、タイヤやサスペンション、空力設計まで変更されている
ライバルのポルシェと競うニューマシン
昨年の悔しさを喜びに変えるシーズンにしてほしいね