ジャガーは、電気自動車のワンオフモデル「Eタイプ ゼロ」と、コンセプトモデル「フューチャータイプ」を公開
電気で楽しむ、レトロと未来!
名モデルのバランス維持で電動化!ジャガー Eタイプ ゼロ
▼ジャガー Eタイプ ゼロ 画像
ジャガー Eタイプ ゼロ 概要・スペック
- ジャガーの名モデル「Eタイプ」に電気パワートレインを組み合わせたワンオフモデル
- ベースに、1968年式「Eタイプ ロードスター シリーズ1.5」を使用
- パワートレインは、以前公開していたジャガーの電気自動車コンセプト「I-PACE」をベースに開発
スペック
- パワートレイン:電気モーター
- 最高出力:300ps
- 航続距離:270km
- リチウムイオンバッテリーは、オリジナルのEタイプに搭載される直列6気筒エンジンと同じサイズ、重量とし搭載することで、いつでもオリジナルに戻すことが可能
- オリジナルのEタイプから46kg軽量化
- 0-100km/h加速:5.5秒(オリジナル-1秒)
- LEDヘッドライトを採用
過去に製造できていなかった分の再生産も行われていたジャガー「Eタイプ」
Eタイプ再生産:ジャガー 50年前の奇跡の売れ残り!Eタイプ6台再生産
そんなメーカーの歴史を代表するモデルをベースに製作された「Eタイプ ゼロ」は、オリジナルのパワートレイン設計にもリスペクトを持ち電動化
電気自動車のパーツでもっとも重量を持つバッテリーは、オリジナルの直列6気筒DOHC3.8Lエンジンと同じ位置、重量で搭載し、その後ろにつながるギヤボックス部分にモーターを配置
補機類はトランク下に収めることで、重量バランスを変更することなく、車重は46kg軽く
このカスタムにより、Eタイプの車体で0-100km/hで1秒早い電気パワーを楽しむことができ、いつでもオリジナルのエンジンに変更することが可能とした
2040年の電気自動車はステアリングが端末に!?ジャガー FUTURE-TYPE
▼ジャガー FUTURE-TYPE 画像
ジャガー FUTURE-TYPE 概要・スペック
- 2040年でのクルマの利用を想定した、完全自動運転、電気自動車のコンセプトモデル
スペック
- ユーザーが必要に応じて車両を呼び出すことが可能
- 「Sayer」と名付けた取り外し式「インテリジェントステアリングホイール」を装備。
音声で作動する人工知能を備え、車両の呼び出しや音楽再生、レストランの予約、家電の操作などが可能に - 完全自動運転に対応するが、ユーザーが望むことで運転を楽しむことも可能
- シートは2+1レイアウトとし、2人乗りの場合にはシートを対面に配置することも可能
Eタイプゼロと時期をあわせて公開された、未来の電気自動車となる「フューチャータイプ」は、自動車シェアも考えられた自動運転技術を搭載
ユニークな部分として、オブジェのようなデザインの取り外し可能なステアリング「Sayer」を備え、コンパクトに集約されたAI機能をクルマから取り外し、使用可能に
機能増加にあわせスイッチが増えていたステアリングホイールを、またシンプルなデザインに仕上げた
過去と未来をカバーしたジャガーの電気自動車
それぞれを楽しんでみたいアイディアだね